国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行

政権交代ある二大政党デモクラシーを根付かせよう。政治を国民の手に取り戻そう。

参院民主党で内紛勃発?輿石会長への批判が続出

2008年11月22日 15時29分00秒 | 第170臨時会(2008年9月〜)麻生兵糧攻め
 参院民主党で21日、輿石東・議員会長への批判が噴出しました。

 輿石さんは本会議前の議員総会で「私は昨日の記者会見で『麻生総理大丈夫か?』と申し上げた。しかし、人の事ばっかり言っていられない。国民から『民主党は大丈夫か?』という声も出てくるでしょう」とあいさつしました。

 輿石さんは新テロ対策(補給支援)特措法延長案、金融機能強化法案など政府案を通すことで首相を解散に追い込む、という戦術をとっていました。

 しかし、これに異を唱えた小沢一郎代表が月曜(17日)朝に単騎出馬し、党首会談で「政府がすみやかに景気対策を盛り込んだ第2次補正予算案を提出しなければ、採決に応じられない」と首相に直談判したことに対して、輿石さんが納得していないことの裏付けです。

 輿石さんの戦術は

 参院民主党が政府案をどんどん可決して、成立させると
   ↓
 首相(自民党総裁)は追い込まれて、衆院を解散せざるを得なくなる

 というとても変な理屈でした。

 輿石さんは「何を理由に(小沢さんは)国会戦術を変えたのか。そのことについては、今日の本会議は(所要時間が)短いので、もう一度、この部屋に集まって、議員総会を開いて、その経緯とこれからのみなさんの決意をお聞きし、共通理解を図っていきたいと思っています」と述べ、議員の意見を集約する考えを示しました。

 ◇

 さて、本会議後の議員総会を朝日の記事を参考に再現します。民主党副代表で、外交防衛委員長を預かる北澤俊美さんが「会長の戦術変更で迷惑を被った。野党に都合が良いときに解散があると思うことが間違いだ」と批判しました。

 このほかにも「民主党の政策を国会審議のなかでどんどんアピールすべきだ」「党首討論で徹底審議の姿勢をみせるべきだ」「参院執行部の戦術がぶれた事を総括してほしい」といった意見が出て、輿石さんは「ご要望に応えられるか真剣に考える」と神妙な面持ちだったようです。

 ◇

 本会議前の議員総会では「私は今、麻生総理は大丈夫かと本当に心配しています。自民党の中で学級崩壊が起きている。すこしでも早く国民の信を問う(総選挙をやる)べきだと思う」と教員(日教組)出身らしいやさしさをみせた輿石さん。さらに在任期間が1年3ヶ月以上になっている参院の各委員長に対して「いつまでも現在の委員長さんに苦労をかけず、新しい委員長をつくるという考えもあるが、もうしばらく辛抱してほしい」と述べ、委員長にも負担をかけたくないとの配慮もみせていました。

 ところが、議員総会では、政権交代への思いが執行部の考え以上に各議員に浸透していることが明らかになり、衆院選に向けて参院民主党が志を一つにできました。

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自民党総裁 金融機能強化法
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