宮崎信行の国会傍聴記

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共謀罪法案が大臣も理解不足のまま強行採決、委員外発言者が「もういいでしょう」と暴言、土屋理事は打ち切り動議の紙を野党に奪われる間抜けぶりか

2017年05月19日 13時16分28秒 | 第193回通常国会(2017年1月から)

[画像]2017年5月19日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 衆議院法務委員会は19日、午後1時10分頃、「共謀罪法案」(193閣法64号)を強行採決しました。政府原案ではなく、形だけの自公維修正案を議決しました。

 この採決では、委員が1人だけの維新が、民進党らの配慮で、修正案提出者が答弁席にいる状態で、委員外質疑をあしらえました。しかし、その特別配慮の委員外の丸山穂高議員が「もういいでしょう」と採決を促す、暴言。この後、自民党の土屋正忠理事が打ち切り動議を発議しましたが、これは、インターネット中継でみたかぎり、動議の読み原稿を、民進党の階猛さんにとられる間抜けぶりを発揮したようです。土屋さんは口頭で動議を出したようで、自公維の賛成多数で可決。さらに、このあとの採決では、修正案が可決し、政府原案も可決。「自公維の賛成多数で修正議決すべし」との答えになったようです。

 世論調査では、法案の中身を4割が理解しておらず、金田法相も与党議員も理解しておらず、刑事法があいまいなまま広がってしまったことは残念です。47県警の組織犯罪対策のおまわりさんは、「特別危険指定暴力団」「半グレ集団」など勝手な組織を規定して、同じような風貌で猿芝居を繰り返す仕事であり、おまわりさんも活用に困る法案です。仮に半世紀前に共謀罪があれば、北朝鮮工作員組織による拉致被害を防げたのでしょうか。テロ等準備罪の美名の下に、忖度議員たちの挽歌が繰り広げられました。


[画像]委員外質疑なのに、「審議は尽くされた」「採決を」と主張する丸山穂高さん、2017年5月19日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。


[画像]質疑の打ち切り動議を読み上げる自民党の土屋正忠理事(起立している人物のうち一番左側)と、その動議の読み上げ原稿を、あっさりとうばう、民進党の井出庸生理事(左から3人目の背中の人物)、2017年5月19日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

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(C)2017年、宮崎信行。

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