EVER BLACK ねお

誰も知らない秘密の毒箱

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デコ弁ヤクザ(第58回)

2011-12-05 02:49:48 | お笑い
さて、私はお弁当作りが好きです。
キャリア的には長男が幼稚園の頃ですから、既に4年以上になります。

というのも、嫁が次女を出産し、体を休めている時期に長男のお弁当を私が作ることを引き受けたのがきっかけです。
まぁ昔から料理するのは大好きで、嫁と結婚するまではチョイチョイ自分でいろんな物を作っていました。
話せばすっごい長くなるのですが、石井は高校生の頃から一通りの料理が出来ます。
というのも、父親が中学の頃から体調を崩して入退院を繰り返し、母親は会社をやっていたので基本的に夕食が無い。
だもんで、母親が夕飯として弁当やらを置いていてくれるのですが、さすがに冷たいし味気ない。
だから石井が夕飯を作ることになりました。
けど、材料とか買い揃えるのは面倒なので
「夕食セット」
という、食材とレシピが宅配されるものを高2の石井は母親に頼んだのです。
半年もそれを作り続ければ、大体の家庭料理は作ることが出来るようになります。

閑話休題

だもんで、料理については普通の男の人よりは出来る自信はあるのですが、嫁は料理を職業にしていた元プロ。
素人の石井の手つきは見ていてイライラ&ハラハラするレベルのものだそうで、キッチンに入ることを嫌がられていたのですが、
産後すぐの睡眠もままならぬ時期ということで、石井の弁当作りにはGOサインが出たのです。


そんなこんなで長男のお弁当を作り始めたわけですが、

「あぁ、ママが居ないからショボい弁当だ」

などと思われるのは避けたいわけです。
当時は知識も情報もグッズも少なかったので自分で考え、

トレーシングペーパーで画(ポケモンなど)を極太線で模写する
    ↓
トレーシングペーパーの下に海苔を敷く
    ↓
その線を、デザインカッターで切り抜く
    ↓
ご飯やチーズの上に乗せて弁当にそのキャラを載せる

という、いわゆる「キャラ弁」を作っていました

しかし、これ物凄い時間かかるんですよ。
極太で書いているとはいえ、線を切り抜くというのは中々集中力と根気が必要です。
下手すると切ってはならんところをスパッといってしまい、窓を開けて

「ウワーオォォォォォォ!」

と叫びたくなることもしばしば。
そして、実際に出来上がって弁当にのせてもさほど華やかな感じにもならない。
その頃のお弁当は、まぁなんとも努力の割には貧相なものでした。

月日は流れ、現在。

時代は「キャラ弁」から「デコ弁」にシフトしてきました。
そして巷にはあらゆる「デコ弁グッズ」が売られています。

今回は、石井が普段使っているデコ弁グッズを紹介しましょう。




まず、これは基本中の基本「海苔」を切る道具です。
海苔パンチであったり紙パンチであったりといったものは非常に重宝します。
とりあえずコレくらいの種類と、あとは小さいハサミとデザインナイフさえ持ってたら、どーにでもなります。




これは、ハムやチーズなどを「抜く」為のものです。(上の真ん中だけは鶉の卵焼き型)
物凄い種類があるように見えますが、ほぼ100円ショップで買ったものです。
一回も使ったことが無い型が一杯ありますが、結構楽しい道具です。




これはご飯やパンの型です。
左上は、ハート型の海苔巻きを作る道具で、右上の3つはサンドイッチの抜き型兼表面スタンプ。
下の5つは、おむすびの型ですが、中途半端な大きさなのであまり使う気にはなれません。


最後に紹介すろはこの3本。
はっきりいって、コレが無いと非常に困ります。


まず、緑。
これは波型もしくはギザギザに食品を切るために使います。
簡単に言うと種類の違う彫刻刀を二本繋げたような物体です。


赤いのはデザインカッターの後ろに円いくり抜き用のパーツがついています。
これでニンジンなどを「繰り抜く」と、タピオカくらいの大きさで円形の物体が出てきます。


そして、前回の記事にもちょっと登場しているこいつが、様々な食材を円形にくり抜くことの出来る優れもの。
軸部分についているスライドバーを動かすことで、切り取った部分を簡単に取り出すことが出来ます。


・・・


結構持ってんな!俺!


そんなこんなで眠たくなってきたので、続きはまた明日にでも!
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あなたが私にくれたもの【土色編】(第57回)

2011-09-15 23:47:11 | お笑い
さて、今を去ること4ヶ月超前、5月5日の夜のことです。

連休を利用して帰省していた嫁の実家から、高速道路の渋滞に耐え4時間運転して帰った石井。
荷物の片付けをする嫁と長男を残し、長女と次女を連れて買い物に行き、
酒のつまみにニラ炒めと豚の生姜焼きを作って渋滞中の車で爆睡していた嫁」に食べさせ、
食器を洗って、翌日の米を研いで、キッチンシンクを洗って、ようやくひと段落つきました。
ふー…疲れた…そんじゃまぁボチボチ…

次女のお弁当の準備にとりかかりますかね

既に疲労度マックス。
ちなみにこの前日夜、嫁の実家に初めて連れて行った愛犬ルビィちゃんが寂しがって夜鳴きし、

「あれじゃあ煩くてお父さんたちが寝れないじゃない」

という嫁の一言により、

極寒の車の中で犬と一緒に寝たんですけどね

というか、寒すぎてほとんど寝れなかったんだけれども…
あ、今思い出したら、ちょっと涙出てきた。

さて、そんな瑣末かつ日常的な話はさておきお弁当だよ!お弁当!
むっひょー!作るよ!今日も張り切りまくって作っちゃうよ!


さぁ、花型ウィンナーを盛り付け前においておく皿を出さなきゃな!



おさっらお皿~、ふふ~ん、腹いせに嫁の大事にしてる皿にいれたろうかし…うん?




おおっ!


こんなところに!あの知多半島のクイズ魔人こと土色さんから頂いた
「コーミ 濃口ソース」
が鎮座されておるではないか!
土色さんは、理解のあるかわいい奥様(土嫁)と、超カワイイ娘二人(土娘1号2号)に恵まれたナイスガイ!
昨年「アタック25」に出場して笑っちゃうくらいの圧勝で優勝したときのDVDを見たいと、石井がダダをこねたら、
なぜか愛知名物の高級煎餅「坂角」の海老煎餅とともに送ってくれたのです。
またね、この坂角っつうのがまた石井のむかしっからの大好物でしてね!
この海老煎餅、一枚一枚に大きな海老の轢死体がへばりついてるという豪華品!
大きな缶入りで、中には20数枚の海老の怨念が封じ込められているのです!
まぁ、そのうち石井の口には1枚しか入りませんでしたけどね。
だって、嫁も坂角が大好きなんですもの。

いかん、画面が見にくいな。なんでだろうな。

しっかし、DVD一枚お願いしただけなのに、アマゾンの段ボール箱に入れられたものが職場に届いたときは唖然としました。
DVDなら封筒で来ると思うじゃない?クロネコメール便あたりだと思うじゃない?
まったく…こんなイイ物送ってくれるんだったらDVDなんか送ってくれなくて良かったのになぁ。
むしろDVD無しで煎餅とコーミソースだけ送ってくれりゃよかったのに。
まったくもって気の利かない男だよ、あの人は。

さて、このコーミソース、実は5月の2日には届いてました。
家に持って帰ってさっそく何かにつけて食べようかと思ったのですが、その日はほんっとに食材が無く、
また翌日からは嫁の実家に行ってしまったため使うことができなかったのです。
うーむ…使いたい…何かにぶっかけて食べてみたい…
土色さんは

「揚げ物にかけて食べるのがベストだね!アタックチャンスは9番!」

とか言ってたなぁ。揚げものかぁ…ウスターで揚げ物といえばコロッケだよなぁ…
コンビニに行って買って来てもいいけど、もう酒飲んでるから歩いていかないとなぁ…
ちょっとめんどくさいし、コンビニのコロッケあんまり好きじゃないんだよなぁ…
かといって今から作るのもなぁ…ジャガイモゆでたり玉ねぎ炒めたり…
う~んめんどく…うん?




こんなところにポテトサラダ(お買い得品)が。
う~ん…これにかけて食べたら美味し…そうか!

これでコロッケ作ったろうじゃない!

さて、お料理苦手な諸兄のためにコロッケの作り方をおさらいしておきましょう

①ジャガイモをゆでる
②その隙に、みじん切りの玉ねぎとお肉を塩コショウで軽く炒める
③茹で上がったジャガイモを潰す
④つぶしたジャガイモに②を入れて混ぜ、塩コショウで味を調える
⑤④のタネを丸めて、小麦粉・卵・パン粉をっまぶして
⑥揚げれーばコロッケだーよ、キャスバール兄さんー


さほど難しくもない誰でも作れる料理だけど、最初から作ろうとすれば軽く30分はかかるので、ちょっと面倒。
しかし、ポテトサラダを使って作るのであれば、

①ポテトサラダに、小麦粉・卵に・パン粉をまぶして
②揚げれー-ばコロッケだーよキャバクーラ行きーたいー


あらやだ!めっちゃ簡単じゃない!肉は入ってないけど、これなら10分で作れる!
うむ、ポテトサラダにキュウリが入ってるけど、それは見えない。決して見えない見たくない!
よし!料理はある意味チャレンジだからな!実験だ実験!気分はミスター味っこ!





さて、手が汚れるので、ポテトサラダを蓮華でとって、
小麦粉にべシャっ!ぎゃあ、やわらかすぎて全然成型できない。



怯まず、パン粉の中におぞましい物体を投入!



…おや?生パン粉のおかげである程度成型できるぞ?やるなぁ俺様!




よっしゃ、さぁこい揚げ物。ちなみに鍋は昔から使ってる壊れた行平鍋。
揚げ物の中身は火の通ってるものだから、高温で一気に行くぞぉ!



ぎゃおう!なんかヒビ割れてきた!しかも真ん中がどんどん侵食されていく!
しかも油ハネがハンパない!水中ゴーグルが欲しい!



なんかしらんが、明らかに衣が無いところがある…というかそこからドーナツみたいにどんどん中がえぐれて…
やっぱ普通のコロッケのタネと比べたら水気が多すぎるから…あ、キュウリって水の塊だった。
ま、まぁいいか…



油を切って皿に盛って…こりゃ!物欲しそうに見ない!



テーブルに持っていって、上品に、そう上流階級としては普段どおり、上品に。



待ちに待ったコーミコースの初陣。
上品にさっとかけ回して、いっただきます~



パクリ…ふーむー



上品とかアホか!わかんねえよこんなんじゃ!
普段ソースの海みたいな状態でコロッケ食ってんだから!そうりゃあ!



パクリ…ふむ!このソース、酸味が強くて美味い!
コロッケの出来は最悪だけど、ソースのおかげでなんとか食える!




これに合うワインは…シャブリ?いやいやここは高貴にコルトンシャルルマーニュなんていう手も
ねえよ。
そんなもん家にあったこともねえ。
コレだろコレ!



ふ~ごちそうさ…おんや?フライに使った卵液が残ってる…もったいないなぁ…



そ~れ~い!オムレツじゃい!
トマトとモッツァレラのミニオムレツじゃぁい!



いかん!デジカメ持ってたら何も出来ん!巻けないしフライパンも叩けない!
グッシャグシャじゃあ!



とはいえこれにもコーミソース!!



さて、時間は↓



こんな時間に揚げ物とオムレツ完食とはな。
デブ街道をひた走る石井の今後に乞うご期待。


さぁコーミソース君、君みたいな使える調味料には、うちはいいポストを用意してあるんだよ。
当然、冷蔵庫の一番取り出しやすいところに居るがいいさ!





居るがいいさ!!

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あなたが私にくれたもの【sss編】(第56回)

2011-09-10 00:23:34 | お笑い
さて、ほんと久しぶりの更新。
書きたいこと、ほとんど別のところでボヤかせてもらってるから、いまいちこっちに書く気がしなくてね。

ひと月ほど前、8月13日のことです。
石井は朝早くから、車に乗って一人で墓参りに行きました。
盆になる前に、家族での墓参りは済ませていたのですが、盆当日に花が供えてないのはちょっとあれなので、
嫁や子どもは連れず、花と線香だけやっちまおうと。

行きは朝の早い時間ということもあり、片道一時間弱で墓所につきました。
行きの対向車線を見る限り、まだ渋滞が始まりそうな雰囲気ではありませんでしたが、
お盆ということもあるので、ちょっとした時間のズレで渋滞に巻き込まれるかわかりません。
早々にお参りを済ませ、とんぼ返りで帰途につきました。
高速に乗ってすぐ、高速道路上のインフォメーションボードにこんな文字が。


「広島IC 事故渋滞 15キロ」


おや?事故?
まぁね、けどこういうの結構嘘が多い。
実は既に解消済みで実際は大したことない状態ってこともしばしば。
無視してそのまま進んでいくと、進むにつれ


「広島IC 事故渋滞 20キロ」

「広島IC 事故渋滞 25キロ」

「広島IC 事故渋滞 35キロ」


ガッデム!!どんどん渋滞の尻尾が石井に近づいてきやがります。
これはいかん、次のICが広島から約40キロ離れてる場所にあるから、降りないと渋滞に突撃することになる。
急遽、一般道に降りて帰ることにする。

…おや、待てよ?この街ってsssのCD屋がある街じゃねえか!

時間は朝の8時30分。
おそらく9時には開店のはずだから、ちょっと行ってみたろかしらん!
そんでもって

「モダンチョキチョキズのCD置いてないってどないやねん!!」

って騒いだろうじゃない!うん!それは彼も喜ぶに違いないね!
鼻を膨らませながら向かう石井。

さて、店の入ってるショッピングモールも店の場所もすぐに判った石井。
しかし、店内にはsss君らしき人物の姿もなければ、それと思しき小動物・昆虫類も見当たりません。
居るのは山田優の弟を、そのままスケールダウンしたような性別不明の店員のみ。
まぁスケールダウンとはいっても、店長であるsss君から見れば巨人なわけですけど、
男だとしたら超カワイイ。女だとしてもかなりカワイイです。
つまりどっちにしろイケるから問題ない。
店長様は開店直後ということで、店には出ずに伝票や在庫整理でもしているのでしょうか?
それとも…と思い、大月みやこのミュージックカセットの陰とか、廉価版ワゴンセールの下とか、
ちょっとした隙間という隙間を探したのですが、どうにもヤツは見当たりません。
しょうがねえなぁと思って、物色したCDを手にレジへ行き、会計のついでに山田弟に聞くことに

石井「すんません、今日、店長は?」
山田弟「あ、今日、昼からなんですよ」

あの野郎!わざわざこの俺様がこんなところまで来てやったというのに!!
無礼千万とはまさにこのこと。
あまりの理不尽さに蒼白になりそうな憤りを察してか、山田弟(先ほどの声で♀と判明)が口を開きます

山田弟(♀)「店長のお知り合いですか?」
石井「え?ああ、知り合い…知り合いですね。うん。」

ついさっき、「知り合い」「友人」から「標的」になったとは言えやしないのでそう答える。
すると手早くレジを打ち替え、当初の金額の2割以上安い金額が表示される

山田弟(ショートカット)「店長のお知り合い価格です(微笑)」

なんやこの子、めっちゃエエ子や!
やるなsss!どうりで店に命がけだと思ったよ!
この子に免じて君の罪を許そうじゃないか!

そんなこんなで、sss君の仕事っぷりは見れなかったわけですが、まぁ来た痕跡だけは残しておきたい。
山田弟(美人)にメモ用紙とボールペンを借り

「sへ  

    The東南西北がありません!! 

                   石井」


というお決まりの言葉を残して、店を後にしたのでした。



で、月日は流れ9月9日。
朝10時過ぎに宅配便業者が現れました。


「石井様にお届け物です」


…名指し?


職務上、名指しで仕事上の物が届くというのは、ほぼ有り得ない。
その時点で「…ざわ」となる石井の心。


届けられたのはこれ。



ぐぬぅ!これは紛れもなくsssの仕業!!
当然、事前に何の通知も無し!
きゃつめ何を送りつけて来よった!
職場で出せるものが入っているのかどうか一抹の不安を抱えつつ封を切る。
出てきたのはコイツ。






うん、どーみてもCDだね。
CDではあるけど…なんか頼んでたっけか…?






おおぉう!先だって話してたJAMの25周年ベスト版じゃないか!!
なんだよもー、すげえ嬉しいことしてくれんじゃねえか!!
ありがとう!!ありがとうsss君!!今度代金は払うよ!キャバ付きで!
おやぁ、もう一枚あるじゃんよ








???







!!!





お前はもう許さない




次回

「あなたが私にくれたもの【ボブ・ストロング編】」お楽しみに!

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コロッケオフ/後半(第55回)

2010-03-31 13:49:56 | Weblog
※こちらは後半です。下の記事から読んでくださいね




【キャバクラへ】
ネットで調べて『大体この辺に昼キャバやってる店がある』ということは判ってたんですが見つからず。
う~ん・・・夜のキャバの有名店ならある程度知ってるけど、マイナーな店は知らん・・・
まだ夕方なのでその辺で聞く人もいないですし、2分ぐらい捜索して、つぶれたと判断しあっという間に探すのを諦める石井。
しょうがないので他の店を聞こうと思って、近場の無料案内所へ。
ちなみにそこの無料案内所の裏には有名な組事務所があるので丁寧な口調でお尋ねしました。

石井「兄さんすんませ~ん、昼間でも飲める店ないすかぁ」
案内ヤクザ「あるよ。あっこにあるバイクの横立っとって。いまから連絡するけぇ。迎えがくるけぇ」


なぜか店内でなく全然関係ないゲームセンターの前で待たされることになりました。
多分、営業時間とか何とか風営法がらみであるんでしょうねぇ。
ほどなくして、坊主頭の50がらみのおっさんが迎えに来ました。
私の経験上、この手の風貌のおっさんは『ダメなタイプの性風俗店』のおっさんです。

石井「あのぉ、俺ら普通に酒飲むだけの店がいいんすけどね」
おっさん「いや大丈夫ですよ・・・うちは普通の店ですから・・・」


ああ、そうそう。最初はみんなそう言うんだよ。
でボッタくられるんだ。
歩きながら更に聞く石井。

石井「ホントマジで飲むだけがいいんすけどね、サービスなしの」
おっさん「大丈夫ですよ。ふつうの女の子の店ですから・・・」


けっ・・・こ~の大うそつきがぁ・・・まぁダメだったら座らんで帰ればええか・・・
ほんの1分ばかし歩くと着きました。

当初探していた店でした。

すまん、おっさん。探してたの運命の人はあんただったよ。
幸せの青い鳥はすぐ身近にいるもんです。石井、今日勘違いであやまってばっかり。

で、5時前頃に入店。
店内は、うん、安っぽい小さな古い店ですが、久しぶりにキャバに来たのでちょっとテンション上がる。
何組か先客がいますが、なにやってんだよこいつら、日曜日の夕方から馬鹿じゃないの?
もっと有意義な時間の使い方あるだろうよ。どいつもこいつも、ダメっぽいオーラ全開です。
そのなかでもひときわ大きなダメオーラ漂う、オーラバトラー石井&s、うしゃうしゃ笑いながらご入店です。
他のお客についている女の子の質は、まぁ良くも悪くも素人っぽい若い子といった感じ。
土日の昼だけ働いてるような素人が多いのかもしれませんねぇ。そういう意味では新鮮な感じ。
ほどなくして、私達のボックスにも二人の女の子が。
21歳と23歳というの若さ全開。
15歳以上離れた世代違いに石井ちょっと不安。

まぁ二人ともsよりは年上なんですが。

二人のルックスは、石井の横には素人っぽいボブカットの女の子がすわったのですが、
sの横にはちょっとした修羅場くらいはくぐってそうな比較的美人の女の子。
はっきりいって私の隣にいるボブカットの子のほうが好みなのですが、この子と話し込んで全力キャバクラモードになると
そりゃただのキャバクラあそびになってしまって全然意味がなくなっちゃうので、とりあえずsの横にいる子の方をいじる。
ロングヘアーだったのですが、じつは【ヅラ】とのこと。ほんとはショートカットらしい。
話の流れで『あたしの彼氏は36歳のオジサン』と【あたしはガキの相手はしないのよ】的な勝ち誇った言霊を吐いてましたが、
勝ち誇るほどおっさんである彼氏よりも、石井の方が2つばかり年上という事実に、心が若干折れそうになる。
いいさ、俺はおっさんの向こう側「ブレイクスルー ジ オッサン」の存在になったと解釈することにしますよ。

sは初キャバクラということで、かなりハイテンション。
他のお客さんは、日曜の真昼間に来てるような客だけあってどこもテンション極低のなか、私達のボックスだけ賑やかです。
sの女の子へのサディスティックな暴言の数々も、結構な確率で女の子の笑いのツボをヒットしていきます。
まぁヅラを取ろうとして、半分マジでキレられたりもしてましたが、うん、この店は割と当たりの店かもしれません。
夜営業はどんな女の子がいるのかわかんないんでなんともいえませんが、少なくともめんどくさい子はいなかったかなぁ。
若干『歌も聴きたいんで歌ってください』がめんどくさかったといえばめんどくさかったくらいです。
いや、歌いたくないとか、カラオケ代取るから嫌だったとかいう訳ではないんですよ。歌はどっちかっつうと得意ですから。

だって歌ったら惚れられるじゃないですか

勝手に「じゅん・・・」となられて、アフターでホテル直行誘われるってのは、やはりちょっと断るの困るんですよ。
そんなことは避けて、あえて今日はsに花を持たせようかなと、なんて心広く、なんてダンディな石井。
そんな石井の隠された心遣いに、sは今後一生心からの敬意と感謝の心を忘れるべきではありませんね。
石井も『あのオタクをsだと思ったという痛恨の無礼』に対する引け目を、一生引きずって生きていきますけどね。

途中、またsが姉さんに電話をかけ

「あ、来客中ですか!わはははは!すんません後メールします!」

とかいいながら、一向に電話切らないのをみて楽しくてしょうがなかったりしましたね。
ああっとぉ?なんだっけ?剃髪してひょっとこ斎とか名乗れば許してもらえるでしたっけ?
まぁなんにしても終始ご迷惑をかけっぱなしだったことに関しては、ほんとごめんなさい。
反省はしていないので、また機会があれば同じ事を繰り返すと思いますけどね。

そんなこんなで結局一曲の歌も歌わず、気づけば夜の10時前。日曜営業の閉店時間はとっくに過ぎてました。
5時間近く騒ぎまくって、あいかわらすハイテンションの中2コンビは、夜の流川を後にしたのでした。


【あとがき】
さて、長々と書いてまいりましたが、けっきょくのところsは予想以上に陽気な若者でしたね。
20歳にしてはかなり大人ですし、ああなるほど、シュバインが惚れるのはうなずけるなぁという感じですし、
言うほど低身長を感じさせないですしね。まぁ石井も負けず劣らず低身長ということも要因ですが。
ネットの印象より若干爽やかな印象だったので、多分まだまだチン○コを被ってるんだとは思いますけど、
内に秘めたるダークサイドについてはほんのちょっとチン○コの端っこが見えたくらいでしたしね。
石井はなかなかチャンスが無いんであれなんですが、また機会があれば飲みに行きたいものです。
今度は夜、もうちょっと髪の毛盛り盛りで、ドレス着たようなキャバクラに行ってみましょうねぇ。


つうことで栗山コロッケ&揚げ芋オフレポ、これにておしまい。


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揚げ芋オフ/前半(第55回)

2010-03-31 13:48:14 | お笑い
sss君(以下s)にあること無いこと書かれる前に、先手を打っておこうと思ったのになぁ。
長文かいてるうちに、昨夜の先に記事を上げられてしまったようです。
ほぼ同内容のオフレポですが視点が変わると若干認識も変わるんだなぁと。
(先にsのオフレポを見ておいたらいいかもしれません)

【プロローグ】
さて飲みに行く際の待ち合わせのため姉さんにsの電話番号を聞く時点で難航したわけですが。
結局3回ぐらいかけましたかね?
勝手に姉さんを電話帳扱いして迷惑この上なかったわけで、大変申し訳なかったなぁと。
ほんとごめんなさいなわけですが。
ちなみにやっとこさ姉さんの携帯に繋がったとき、お通夜帰りで喪服着て電話してたんですけどね。
縁起でもないとか、そういった意味でもごめんなさい。

さて、待ち合わせ時間と場所を決めようとsに早速電話したわけですが、
初めて聞くsの声は明るい元気な好青年という印象。
『広島駅前にある水の出るオブジェみたいなのの横にある喫煙場所にいるおっさんが石井だ』
ということでなんとかなるかなと。
まぁその喫煙所、大概【壊れかけのオヤジ】がワンカップとか飲んでるスペースなんですが、
最悪判らなかったらその壊れかけに『石井さんですか?』と声をかけてくれれば
『いやいやいやいや、そいつじゃない!』
って突っ込めるし、それはそれである意味判りやすいかなと。
それでも若干不安そうなsは

s「まぁ『髪の長い』『メガネ』のやつがいたら、それ僕ですから」

とのこと。
髪の長いメガネ・・・ね。
う~ん・・・一抹の不安が・・・ま、いっか。


【待ち合わせ】
待ち合わせ場所に早くついてしまった石井。
あ、そうだ、胃腸薬買っとこう。
駅にある薬局で、

石井「飲む前に飲む系のいいのをくださいな」

と店主に頼むと、

おっさん「それならこのアンプルですわ!この黒丸っちゅうのといっしょに飲んでつかーさい、この薬は空腹時の・・・」

と、見たことも無い怪しげな薬を薦めてくる&しゃべるしゃべる。
話が長いのと、何が良いのかとかもわからんし、まぁ高くも無いので早々にそれに決めました。
ついでなのでsの分も用意しておくことに。

さて、待ち合わせ場所の喫煙所に着きました。
いかん!ボロボロのオヤジが今日はいない!
瑠璃色の瞳で遠くアフリカのサバンナを見やるオヤジたちが今日に限って一匹もいやしません。
これで互いを確認する手段が一つ減りました。
あたりを見回すと『かなりくたびれた倒したおっさん』と『光沢のある灰色ダブルのスーツを着た巨漢のチンピラ』の姿が。
もし今仮にsがこの場に現れ、そのどっちかに
『石井さんですか?』と話しかけたら、石井はきっと心に深い傷を負ってしまいます。
【石井のイメージ=そんな感じ】ってことですからね。
いかん、それは避けたい。こっちから髪の長いメガネ君を見つけねば。

待ち合わせ時間10分前のことです。

来ました。
喫煙場所から、ちょっとはなれたところに立ってる、挙動不審な人物が。
アイポットらしきものから出るイヤホンで音楽を聴きながら、長髪のメガネ君がキョロっキョロしてます。
銀ブチメガネで小太りで背の低い青年が。
半年以上床屋に行ってないで、勝手に伸びた風の、の~っぺりとした長髪。
なんか良くわからん偽物の皮でできた小汚いショルダーバッグと紙袋、何処で売ってるのかわからん青いシャツ。
おそらくイオン系列とかで吊るして売ってるようなデニムに、明らかにそういうメーカーではないブランドのスニーカー。
まかり間違っても自分の周囲1メートル以内には近づいてこないであろう生命体。
全力でオタク臭を撒き散らす異空間の人類が待ち構えています。

ああぁ・・・間違いねぇんだろう・・な、あれだよなぁ・・・
一抹の不安が、まさか現実のものになっちまうとはなぁ・・・
長髪メガネっつうから、かすかに嫌な予感してたんだけど、まさかあそこまで・・・
二十歳過ぎてる様にはとても見えんが、まぁ副店長時代に子ども呼ばわりされたとか書いてたしなぁ。
そうかぁそうだよなぁ、ネットだもんなぁ。姿見えないんだもんなぁ。
かっこつけてても、現実はあんな子ばっかりなのかもしれんなぁ、うん・・・そうなんだろうなぁ・・・
ブログなんかでは頑張って虚勢張ってたのかぁ・・・
シュバインとかなんとか言ってたけど、全部脳内妄想だったのかぁ・・・

イっタイなぁsss・・・

いやいやいやいや、待て待て俺、とりあえず現状を把握しようよ。
今からあの子と酒飲むの?それ俺がしないとダメなの?あれを横に従えて歩くの?
いやいやいやいや、無いでしょそれは。
すでに肉体でない部分に激痛が走ってるぞ、大丈夫か俺?
つうか酒飲めんのかアレ?カルアミルクでも撃沈するんじゃねえか?
ううむ、あれ連れて歩いてたら、
『あ、あの子!多分あのおっさんに拉致られて連れて行かれてるんだ!』
と、心配した周囲の人間に通報されるかもしれん・・・超めんどくせえ・・・
いやね、ほんとにほんと、マジで『やっぱパチンコでも行こうかなぁ』と思ったんですよ。
嫌ですもん、あんなのと一緒にいるの。知り合いに見られたら、その場で自決するかもしれん。
何様呼ばわりされるの覚悟でいいますけどマジで恥ずかしい。そのレベルの生き物でしたからね。
ありえねえよ、あれはちょっと、マジでありえねえ。

・・・けどね、俺様も大人ですよ。ここでブッチするわけにはいきません。
だっていままでネット上とはいえ、仲良くしてきたsssがそこで待ってるんですよ。
そしてその繋がりには、姉さん、田端さんをはじめ、いろんな方との繋がり絡んでるんです。
なんてこった・・・そんなしがらみが無いところが大好きだったネットなのに・・・
意を決して声をかけます。
断腸の想いをひた隠し、超笑顔で。

石井「よぉ、自分がsかぁ?石井ですけどぉ」

すると、ふり返った瞬間、ものすごい驚愕と恐怖の表情で私の顔を見つめ後すざる青年。
未だかつて見たことも無いような、アメリカザリガニのような物凄いヒキっぷり&キョドりっぷり。

あれ?

石井「???あれ?自分?待ち合わせじゃない?」

青年「い、い、い、いえ、ち、違います」




人違いでした



軽く謝罪してまた喫煙場所に戻る。
なんだよ人違いかよ、紛らわしいカッコしてこんなところで挙動不審な態度とるんじゃねえよ。
いや待てよ?もしかしたら本人なのに「違います」っつったんじゃねえか?あれ?こっちが拒否られたのか?
う~ん・・・・謎は深まるばかり・・・

と、思案に暮れながら再びタバコを吸っている石井の視界に、
今度は小洒落たメガネ・ファッションに長めの無造作ヘアーの小柄な青年の姿が。
目が合いました。
わぁお、アレだ!アレに違いない!
よかった!さっきのと比べるまでも無く、全っ然まともだ!
満面の笑みでその青年に近づき、

石井「ど~ほぉ~も~はじめましてぇ石井で~す!」

と、硬い握手。
安堵感のこもりまくった、熱い握手。
よかった!君に出会えてほんとによかった!
そもそも、あんなオタク族の尖兵みたいなのと間違えてごめん!
マジで申し訳なかったので、あんなのと人違いをしてしまったことを告げる&詫びる。

s「いやいやいやいやいや・・・あ~れ~はっ!ど~考えても無いでしょ・・・」

と、間違えた相手の風貌を見て心底あきれられる。
そりゃそうだ、ほんとごめんなさいの気持ちで一杯です。

そういえば、会って早々ドイツ語かなんかわかりませんが『しっかしイカついっすねぇ』だったか『イカ臭いっすねぇ』だったか、
忘れましたが、なんかそんな風味のことをいわれた気がしますが、何言ってんのかよくわかんなかったです。
うん、仮にアレが日本語だったとして、空耳的に聞こえたまんまの言葉で判断するとしても見当違いだしね。
もしそう言ったんだとしたら、視力が0.1切ってるのに、そのメガネきっと度が入ってないんだろうね。
どうみても爽やかな週末のナイスミドルでしたもん、石井は、常にそうだけど。
スーパーのチラシで「ラコステ ポロシャツ1,980円」とかのモデル風の爽やかミドル。
浩宮殿下にもちょっと雰囲気似てるくらいの、高貴で清潔そうな優しいおじさんですもん。
(sのメガネを素手で握りつぶしながら、穏やかにしゃべってる石井を想像してみましょう)



【ちょいハプニング】

まぁそんなこんなで、ひとしきり会話をし、あ、そうそう、飲む前に飲む薬だよ。
しゃべり倒すオヤジの薬局で買ったアンプルと黒丸という丸薬をsにも渡す。
アンプル?あれ、これどうやって開けるんだ?初めてだからわからんぞ?
ああ、ここを折ればいいのか。

よいしょ


パキッ


いてっ


プラスチックだと思ったら、ガラスでした。
折った弾みで、人差し指の第二関節付近にガラスが刺さる。

あ、ちくしょ。血が出てきちゃったよ。
まぁいいか。大丈夫大丈夫。
とりあえずアンプルを飲む。
うわっ、不味いなこ

あれぇ!右手血まみれじゃん!

結構流血してます。
人差し指から手のひらでデルタ地帯を作った血液が手首からポタポタ落ちてきます。

やっべ、これやっべ。
あ、ハンカチ忘れたし、ティッシュもねえ。
しょうがないので、件の薬局に行って今度は絆創膏を買うことに。
恨み節の一つも言ってやりたいところだし。
おいおっさん、手ぇ切ったよこんちくしょう、絆創膏売ってちょーだい。
頑張って押さえてるんですが、レジの横にポタポタ血が落ちます。

おっさん「ありゃまどうしたの?何?切った?はいはいこれ、ティッシュ!
絆創膏ね、え?なんで切った?アンプルで切った?ちゃんとゴムのキャップはめてた?」


附属のゴム製保護キャップをつけてから割らなければいけなかったそうです。
説明書も読まずに素手で折ってしまった石井に完璧に非があるわけですね。
饒舌な薬剤師のおじさんが消毒してくれて、何枚かの絆創膏をタダでくれました。
そしてなおかつ饒舌かつ崇高なる薬剤師のジェントルマンが貼ってくれました。
ありがとう、ありがとう、駅構内にあるヒグチ薬局のおやっさん!感謝してます!
しゃべり倒す薬屋のオヤジ呼ばわりしてホントにごめんなさい!
ついでに言うとあの薬、物凄く効いたよ!未だかつてないほど効いたよ!
次の日の朝、自然に「うわぁよく寝たなぁ、ハラへったなぁ・・・」って言うくらいで起きられたよ!


【ビアホールへ】
その後sの元に戻り、とりあえず飲みに行くことに。
店なんか、なぁんにも決めてなかったのですが、
お互い「ビール好き」ということなので、目の前にあったビアホール「サッポロ銀座ライオン」へ。
お昼過ぎ、というかもう2時過ぎの店内はランチも済んでガラガラ。
『エビスの生、大ジョッキ二つ!』と元気よく頼んだまでは良いんですが、食い物がね。
実は石井、ガッツリ食いながらだとあんまり飲めない。
食うときは食うことメイン、飲むときは飲むことメイン。
さいわいsもあんまり食えないタイプとのことなので、枝豆やらチーズやらつまみ程度に何品か頼んで、
ひたすら飲みまくることに決定。

ガンガン話す石井に全然引けを取らずガンガン話してくるs。
石井、血があふれ出してくる絆創膏を新しいのに替えながらガンガン話す、飲む。
二人ともなかなかにイイ感じの勢いです。
くっだらない身の上話やサッカー、音楽話、ネット仲間の皆さんの話。
そして、石井がある意味最も興味のあったシュバインの話。
ビールの店でドイツ系の料理が並ぶ中でシュバイン連呼。
『そういえばアイスバインも頼めばよかったなぁ』『つけあわせのザワークラウトも結構つまみとして好きだなぁ』
などと思いながらsへ捧げたアドバイスとしては

「つきあえっつうか、結婚しちまえよ」
「だいじょーぶだいじょーぶ、だってそのほうが面白いもん」


に終始一貫してましたけどね。つうか、それしか言ってません。
こんな人生の先輩の含蓄あるアドバイスに対して、なんか知らないけど、

「人生かけてまでボケるつもりは無いですってば」

とかよくわかんないこと言ってましたけど、多分若さゆえの余裕の無さなんでしょうね。
来年の6月あたり、ガーデンウェディングで横に豚を従えて生気のない笑みを蓄えたsの姿が、俺には見えてるのになぁ。

いや、ココだけの話、sってば何気にねプリクラ持ち歩いてるんですよ、シュバインのプリクラ。
いやいや、語弊がないように書くと、シュバイン含む女性5人のプリクラなんですけどね。
まぁプリクラ効果で5割増しくらいになってることも推測されますが、ぶっちゃけそれほどブサイクではなかったです。
sいわく、

「初めから食いもんじゃないとわかってたら手にも取らないから問題ないんすよ」
「もしかしたら食いもんかも?と思って食卓に上げてみたら毒劇物って、そりゃダメージでかいじゃないですか」


とのことでしたけどね。
うんそうだねぇ、ブリトーひとくち目で皮だけ食べたら中から汚物がはみ出てきてたら泣くもんねぇ・・・
うん?ということはあれかい?今までの発言を総合的に判断するとだよ、

「1回シュバインを食卓に上げて、
口に含んだ(or含みかけた)」


って事なんだろうなぁ。
ああ、やっぱこれは結ばれる運命にあるわ。
というかもう既に逃げられんところまで来てる。そうねぇ・・・
『息子を人質に取られたパパスみたいな状態』
といえば、自分の置かれてる状況を理解しやすいですかね?s君?大丈夫?舌かんでない?
面白いなぁ。面白いことになりそうですよぉジャミさん。(=田端さん)
ゴンズ(=石井)といっしょに嬲り殺しましょうねぇ。うひょひょひょひょ。

で、二人でそこに二時間弱いて、結局大ジョッキ何杯飲んだんだろ?
二人で10杯くらいかなぁ?二人で6~7リットルのビールと、結局食べ残したおつまみ。
酔いは二人とも全然まだまだといった感じ。
けど、20歳そこそこなのに、sの飲みっぷりはなかなかのもの。
ほぼ同じペースでガンガン飲んでましたからね。
途中でトイレに行くペースもほぼ同じになって、どっちが先に行くかのジャンケンで、ことごとく石井の負けというオマケ付き。

まさに中学生レベルの飲み風景が、大人の店、サッポロ銀座ライオン広島駅ビル店で繰り広げられていたのです。


【うまいっしょ北海道】
店を出ると、まだ日の高い四時前後。
気づかなかったけど、駅前で北海道物産展をやってます。
北海道だよ、北海道!こりゃあ姉さんに連絡しとかなきゃ!と、sが携帯で早速電話をしています。
sがウシャウシャしゃべってます、

s「いや、だって、駅出たらいきなりですよ?」
s「『うまいっしょ 北海道』の”のぼり”だらけですもん」


石井も替わってもらいました。

石井「あ、いまsがなんかよくわかんないけどコロッケ買いに行ってます」

sが超笑顔で小走りに戻ってきて、得意げにコロッケと謎の球体状のドーナツみたいなのを奢ってくれました。

s「『北海道っぽいのくれ』っつったら思い切りひかれましたよぉ」
s「いや、よくわかんないですけど栗山コロッケとかって有名なんすか?」
s「ええ?ほんとに有名なんすか?だって栗山ですよ熊の絵ですよ?ほんとは知らないんじゃないのぉ?騙してねえすか?」


二人して、手づかみで広島駅前の改札入口前という人通りの多い場所でコロッケにかぶりつく、
と中の色が黄色というか濃オレンジ。
え?カレーコロッケなのか?いやまてよ、カレーのにおいは・・・しない・・・これは・・・

石井「あ、これ、中身かぼちゃだぁ、かぼちゃのコロッケ。美味いですよコレ、サックサクだし。けど飲み物なしだとキツイ」

みたいなことを言った記憶があるような無いような。あんまり覚えてないのは春だからだと思います。
姉さんは『だからぁカボチャコロッケが有名だって最初から言ってんだろ』とか何とか言ってたみたいですけど、聞いちゃいない二人。
さらに『ドーナツの中身がちっさいジャガイモ蒸かした丸ごと一個ってどないやねん』な揚げ芋を食べる。
が、生地の甘みとジャガの淡い塩味が絶妙にマッチしててこれも予想外に美味い。けど飲み物なしは拷問。
二つとも食べると、もう完全に口の中バッサバサ。
アルコールのせいもあって、減量中の力石レベルに脱水症状の二人は、もう地下室の扉を破らんばかりの状態。。

「バッサバサですよ!どうすればいいんすかぁ!」

と、sが火急のエマージェンシーを伝えると『自販機で茶を買え』とか言われたみたいだけど、自販機なんか無かったんですよね。
キオスクは歩いて5秒のところにあったけど、バッサバサの口内でそんなに移動したら死ぬから出来ず。
結局唾液が湧いてくるのをじっと耐えて待ち「今夜は・・・ぐっすり眠れそうです・・・」と姉さんに告げ、
ついでに今から昼キャバに行くという事も告げ、姉さんと北海道物産展に別れを告げ、タクシーに乗り込むのでした。

うん?ああ、とりあえずこの時点で姉さんに土下座もんの無礼と、ご迷惑をかけたことはよ~く判ってます。

<後半へ続く>


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鉄男っつったらAKIRAかアングラ映画だろ(第54回)

2010-02-23 13:21:42 | Weblog
いやっほう、あけましておめでとうございます。
おくればせばせながら今年もよろしく。

5ヶ月のご無沙汰いかがおすごしでしょうか?
石井生きてます、いやむしろ活きてます。
ちょろっと忙しかったりセックスレスだったりしてるだけです。
うん普段どおりだっただけです。

さて、世間には鉄道オタクという人達がたくさんいるようですね。
最近では女性の鉄道ファンも増えているそうで。
鉄道に限らず、人それぞれ好きなものや熱中できるものがあるというのは実に幸せなことですね。
それがスポーツや音楽・芸術であったり、アイドルやアニメであったり、酒や女であったり、
それに接している時間というのは至福の時間であることでしょう。
私?特にないですねぇ。強いてあげるならば銭儲けですかねぇ。


おう、あのアマそろそろ飛ぶじゃろぉけぇ、きっちり沈める準備しとけや。



え、いえいえ、こっちの話です。どうぞ気にしないでください。

さて、私の長男、現在小学校二年生。
将来の夢は

「新幹線の車庫で働く」

という、夢を見ておる電車大好きっこです。
ちなみに長女は幼稚園の年長組さんなのですが、

「漁師になってお兄ちゃんの働く新幹線の車庫に魚を売りに行く」
「売るものは普段はマグロで、ときどきサメ」
「漁に出れない日はアイドルをやる」


という、なんとも実現可能性の低い夢を見ております。
まぁ子どもの夢なんてモンはへたすると一日で変わるようなものですから、今後どうなることやら判りませんが、
とにもかくにも現時点で子ども二人の夢の場所である
「新幹線の車庫」
というところに、一度は連れて行ってみねばならんと、一年位前博多の新幹線基地の車庫開きに行ったことがあります。
その日はあの「ドクターイエロー」が見られるということで、こりゃ外せないなと。
ねぇ、すごいでしょ!?
ドクターイエローですよ!?ムッフーッ!!!

いや、普通知らないと思いますけどねドクターイエロー。
私も、8年前に長男が生まれたときに私の兄からもらったプラレール(電車のおもちゃ)見て
初めて知ったんですから。
簡単に言うと、線路や電気の状況を実際に走行しながら検査する車両です。
外観は700系という現在主流の新幹線車両なのですが、その色が黄色という特殊な車両なのです。

東京~博多間を月に3~4往復ぐらいはしているそうなのですが、そのダイヤは秘密らしく、通常なかなかその姿を見ることは出来ません。
いや、10日くらい駅に張り付いてれば見られるんでしょうけど、そんなに暇じゃないですからね。
それくらいレアな車両が確実に、しかも間近に見られるというね、特別な日だったわけですよ。

で、そんなこんなで行って参りました車庫開き。
見てきました、ドクターイエローひゃっほう !


感想?



クソ鉄道オタクのせいで気分悪かったです。



ドクターイエローの周りは、ほんとにまぁとんでもない人だかり。
主催者側の配慮も悪かったと思うんですけど人の流れが悪く、とんでもないすし詰め状態。
なかなか全体を見ることのできる場所までたどり着けない。
小さな子どもを二人連れ、子どもがつぶされないようにちょっとずつ近づいていく・・・
あとすこし・・・ようやく前から3列目くらいまで近づくことが出来ました。
私には既にドクターイエローの姿が見えているのですが、子どもには見えません。
なぜか?
最前列・2列目でオタクがギッシリ集まって写真を撮っているからです。
そう、線路内で写真を撮ろうとして電車を停めたりだの、駅ホーム上でトラブルを起こしたりだので問題になってる
「撮り鉄」
と呼ばれる鉄道オタクの皆さんです。
彼が陣取っているので、子どもの背丈では肩越しに見ることなど出来ないのです。

いやね、誤解のないように言いますが、大部分は数枚写真を撮って軽やかに去っていく良識ある方だったんです。
一部、ほんの一部いい年こいて、馬鹿みたいにでかい機材を抱えて長時間陣取ってるクソオタクの姿があったのです。
まぁ「ほんの一部」といっても2~30人はいるわけですが、奴ら全然どいちゃあくれません。
後ろに立って、サングラス越しにうっすら殺意を込めてそいつらを凝視すること数分。

・・・しっかしお前ら?
何十枚全くおんなじアングルの写真撮るんだ?
つうか何人かシャッター音とフラッシュがおかしいだろ。
「バシャシャシャシャシャ」
って、ピクリとも動かないものを連写してどうする?
しかもこの至近距離でそのバズーカみたいなレンズは必要なのか、おい?
俺様のIXYでも十分すぎるほど、というか完全に引きで撮ってちょうどいい感じで全体が入るぞ?
なんや?パーツごとにアップで撮って後から写真を巨大なパズルみたいにしようとでも思ってんのか?
え?おいおい、今お前が出そうとしてるそれ、もしかしてそれって・・・やっぱビデオか。
自分自身も動かず、撮るものも一切動かないのに動画ってどういうことだ?それ後で見て面白いか?
いや・・・だから三脚はどう考えてもいらないだろ、相手もお前も一歩たりとも動かんのだから。
なんだ?感動で手が震えて手ブレ補正も追いつかんのか?
ちょっとおい、何やってんだお前?お前だお前!
お前さっきレンズ交換してたよな、まぁその時点でかなり意味不明ではあったが。
で、そのレンズ交換がすんだら今度はカメラを換えるってどういうこった?
おいちょっと待て。その椅子代わりにしてるジュラルミンケースの中に何台入ってんだおい?
お前の一眼レフは機種によってそんなに写りっぷりが違うのか?
それともあれか?引き伸ばしたときにどれで撮ったのが一番黄色の発色が良いかわかんないってか?

かなぁりイライラしてきました。

そうしていると私の目の前にいた50歳がらみのオタクのおっさんが踵を返し、人の流れに逆らい無言で強引に突っ切ろうとしてきます。
そいつが肩から下げた硬いカメラバッグが長女の側頭部に当たり、そのまま奴の進行方向に娘の顔と頭を押しつぶそうとしています。
その瞬間、私の右手はそのカメラバックを猛烈な力でそいつのわき腹付近にねじりこみ、娘の顔からどけました。


「おすなぁ!!!」


オタクが振り向いて私に叫びました。

プチッ

「あんたのカメラケースが
子どものツラぁあたってんすよ!!!!」


かなぁりキレまくった声と眼ででそいつに言い返す&メンチ切り。
相手は既に若干きょどってるのですが更に睨む。


やばい

この状況はちょっとやばい。
ことによっちゃあ自分を抑えられないかもしれない。
自分の子どもに故意ではないとはいえ危害を加え、さらに怒鳴りつけてきた人間を許すほど
私は人間ができていません。
もちろん暴力はよくないことだとわかってますが、石井の憲法第9条は戦争放棄をうたってません。
頭の中に今後の展開が凄い勢いで浮かんできます。

あ、ほんとにやばい



幸いそのコンマ数秒後、そのオヤジはちょっとバツ悪そうに無言でそそくさとその場から離れようとしました。
その背中に向け、

「ちっ、クソオタクが!」

一応それだけ言ってなんとかその場は収まりました。
いや自分も子ども連れだし、周囲にも小さな子どもやご家族がいるわけですからね。
その状況が私の理性をギリギリ抑えてくれました。
もし相手がもう一言言い返してきてたら・・・と思うと今思い返しても恐ろしいです。
遠く福岡の地で警察に連行される父親の姿ってのは、やっぱどう考えてもありえないです。

いやね、五十歳だろうが二十歳だろうが、別に鉄道マニアでもオタクでもいいですよ。
先にも書きましたが、自分の好きなものに情熱を注ぐ、それを批判するつもりは全くないし、
むしろ好意的というか、そういった対象を持ってない私からすればうらやましくもありますよ。
しかし、だれであろうと自己の欲求のために周囲の状況を無視し、あまつさえ迷惑すらかけるってのは許されんよ。
そういった一部の理不尽な行動が、鉄道マニア・オタク全体のイメージを悪くしていくことになるのです。

ただねぇ、言いたくないけど鉄道オタクにはそういった良識に欠ける人が多いような気がするんですよね。
以前「SLやまぐち号」という蒸気機関車に乗りに行ったことがありましてね。
なんでも私達家族が乗ることになった便は機関車2両で引く「重連」という特別列車だったらしく、
年に数回しか走らないとのことでね。もうホント全国からマニアが集まってるような状態だったわけです。

幸運にも乗車できたマニアの方の行動についてはね・・・まぁあえて批判はしません。

「客車先頭にあるサロンカーにボイスレコーダーを設置し、ずっと録音しているのはある意味盗聴」
「駅に停車するたびにホームに降りて写真を撮り、発車の合図があっても戻らず停車駅ごとに車掌に怒られてる」
「ワイシャツとスラックスという服装で、頭に赤いバンダナを巻いている人は体を張ったギャグなのか」

といったところがちょっと甚だ気持ち悪かったくらいでしたから。
え?十分批判してます?
まぁそのくらいの暴挙は別にいいですよ。こっちもそこまで迷惑とまでは感じてないから。

問題はね、線路周辺で撮影していた人たちです。
ちなみに路線は山口線というローカル線なんですけど、沿線は田園が多いんですよ。
そのあぜ道に陣取り撮影する異常な数のマニア。
線路に並行する国道を自家用車で並走し、サンルーフなどから乗り出してビデオ撮影。

いや本人は必死でしょうから気付いてないかもしれないけど、明らかにモラル、そして法律にまでも反してるじゃないですか?
あぜ道に100人とか集結してたら田畑の持ち主としては決していい気分じゃないですよ?
当然そいつらの車は、その周辺道路に止めてあるわけですし、迷惑この上ないです。
そもそも、あぜ道って私有地の場合もありますから不法侵入になってるかもしれません。
並走する車にいたっては更に問題ありますよ。
運転手と撮影者は当然別の人間ですけど、シートベルトは当然していないわけですからその時点で違法。
それはまぁ事故って死ぬのは自業自得としていいですけど。
しかし、横を走る機関車をベストな位置で撮影するためには機関車のスピードと自分の車のスピードを同じにしなければなりません。
同じスピードを維持するため運転手の意識が機関車のほうに向き、前方への注意力が散漫になります。
マニアでない他の車もある程度機関車のほうに意識を取られがちですから、状況として物凄く危ないわけですよ。
そんな中でその運転は自殺行為に近い。

やめろってそういうの。

はっきりいってハラハラしますし見ていて不愉快ですよ。
その行動自体、傍から見たら気持ち悪いと自分では思わないのかなぁ?
そもそも写真に取るのってそんなに大事かなぁ?
ビデオ撮影がそんなに大事かなぁ?
自分の目で見てこその経験なんじゃないの?
「経験」でなく「記録」が主目的になっちゃってないか?
カメラやビデオのレンズ越しにしか見ないで本当に「見た」実感があるわけ?
「世界の車窓から」でも見てればいいんじゃねえの?
それとも何か?三次元を二次元に変換しないと興奮しねえか?
私はAVよりも生身の女性のほうが好きだけどなぁ。

マニア結構!オタク万歳!
でもね、最低限他人に不愉快な思いをさせるのはやめてくれ。
それはもうある意味テロだから、俺様は機嫌が悪かったら武力排除するぞ。
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ちょっとだけ非日常へ(第53回)

2009-09-09 14:02:56 | お笑い
先日、長男と長女を連れて広島駅前にいました。
広島駅前にはバス・タクシーの乗り場とともに
「路面電車」
の乗り場があります。
長男は一人で路面電車に乗って習い事に行き、長女は広島駅の近くで習い事があるので、
まずは路面電にのる長男の見送りをする、私と長女。
長男は日常的に路面電車を使っているので、何の感慨も無く非常にクール。
定期券を片手に列に並んで扉が開くのを待っています。
「お土産はいいからなぁ!気をつけていくんだぞ~!」
「おにいちぁ~ん!いってらっしゃ~いい!!」

今生の別れとばかりに、うひゃうひゃ言いながら叫んでいる私たちに一瞥だけくれて、
あとは男前なフェイスで相手すらしてくれません。

ちっ、つまんねえなぁ・・・なんだってんだよノリが悪い・・・
全く困ったもんだ・・・そしてこんな親でゴメンな・・・

と思いながら辺りを見回すと、外国人観光客の姿が見えました。
ここ広島、世界的な知名度でいえば日本の中でも5本の指には入るでしょう。
8月を中心に外国人観光客の姿はかなりの数見かけます。
ちなみに、広島市とその周辺、
「原爆ドーム」「厳島神社(宮島)」
と二つも世界遺産がありますしね。
まぁなんつうの?誰しもが憧れる観光地でしょうよ、うん世界的に。
え?住んでる人間としての意見かって?
いや?広島なんて通りかかったときに、よっぽどひまならね。
途中下車してサラっと見ればいいんじゃないの、あんなの。
あとはお好み焼きでも食ったら全面クリアですから。(←超 外道)


さて、その外国人観光客、50代位の白人夫婦とその娘といった感じ。
手には大き目のキャリングケース、背中にはリュックを背負っています。
お父ちゃん、そうだなぁ、ドノバンって名前にしとこうか、そのドノバン

「はて?ありゃ?どの電車に乗ったらいいだろか?」

という顔をしてキョロっキョロしています。
ちなみにこういった人、広島では本当に良く見かけます。
たぶん広島って、英語表記とかがあまり親切じゃないんだろうなぁ。

意を決して、ドノバンは同じく路面電車を待っていた20歳くらいの女性に話しかけました。
うん、そうだね、そのくらいの年齢の人なら英語わかりそうだ。
何言ってっか聞こえねえけど、身振り手振りを交えて一生懸命はなすドノバン。
・・・が
その女性、困惑した表情で手を左右に振り、逃げるように路面電車に乗り込んでしまいました。
ありゃりゃ、人選ミスだったか。

悲しそうなドノバン、ちょっと不機嫌そうな顔でその後ろに仁王立ちのヘレン(お母さん)、
そして「もう疲れちゃったわ感」バリバリでキャリングケースに腰掛けるエミリー(娘)の姿。

ああ、なによりかわいそうなのは、そう間違いなく父であるドノバン。
きっと広島に行きたいなんて寝とぼけたこと言い出したのはドノバンなんだろう。
ヘレンもエミリーもモンティゴベイでのバカンスに向けた準備をしてたはずなんです。
そりゃそうです。わざわざ高い金払って海外に行くんなら、私ならバカンスに行きますもん。
まだまだ残暑がクソ厳しい広島、しかも特別楽しい事なんかないのに・・・

「広島に行って平和の素晴らしさを再認識しようじゃないか」
「オバマの言っていることを理解するには、やはりヒロシマにいかなきゃ」
「そう、モナムールさ!ヒロシマモナムール!」

そんなことをのたまわれたんでしょうよ。
まさに後悔先に立たず。
しかしタダでさえクソ暑く、楽しいというよりは学ぶ要素の強い広島旅行。
こんなしょっぱなででまごついてたら、ドノバンの立場は更に危ういものになります。
そして
「日本旅行なんて最悪だったわ!」
エミリーは国に戻って友達に言いまくるに違いないのです。

こりゃいかん。

常日頃から低そうなドノバンの家庭内における立場だけでなく、
日本の評判そのものを下げかねない緊急事態の様相を呈してきました。
うむ、この異国の地で困ってる海外のダメオヤジ。
ここは同じ日本のダメオヤジとしては放ってはおけん!
きっとセックスレスなんであろうドノバンとヘレンのためにも、この俺様が一肌脱がねば!
そしてエミリーには
「日本って最高よ!私、日本人と結婚して日本人になるわ!」
と言わせ、将来ハーフのタレントが一人誕生するきっかけをこの俺様が作ってやらねば。
なんならそのハーフを作る手助けくらいなら俺にも出来る。
うん、認知はしないが、大スターになったら名乗り出ようと思ってる。

そんな野望を胸に、長女の手を引きドノバンの元へ向かう石井。

石井「やぁ、何処に行きたいんだい!」

ものっ凄い笑顔で話しかける石井。いや、もちろんたどたどしい英語。
おそらく発した英語を日本語で表現したら

「アぁなぁタワ ドコにぃ ゆきタぃ デちゅく?」

とかになってしまうレベル。けどなんとか通じてる感じ。

ドノバン「おお、実は【広島ドーム】に行きたいんだ!」
石井「それってGENBAKU‐DOM…いや違う、ATOMIC‐BOMB-DOMEのことか?」
ドノバン「そうだ、このトラムにのってけばいいのかい?」


へぇ、外人は原爆ドームのことを広島ドームって呼んでんのか。知らなかった。
あ、けどこの路面電車じゃダメだ。

石井「いやこいつはダメだ、2番のやつに乗ってくれ」
ドノバン「どこで乗るんだい?」
石井「あっちで待ってればすぐ来るさ、いいかい、2番だぞ?」


そこに路面電車の車掌が登場し、私に話しかけました。

車掌「あのぉ、そこに案内所ありますんで、そちらにいってもらったらいいかと・・・」
石井「は?いや、はい、まぁ大丈夫だと思いますけど」


おいおい、路面電車の車掌、俺ぁ別に困ってねえぞ。
ていうかさ、ずっと見てたんならあなたが対応しなさいよ。社員教育で英会話くらいやってんだろ?
というか、そもそもさっきのお姉ちゃん、この程度の英会話は中学一年生レベルだぞ?
二人ともさぁ、なんかもうちょっと頑張ろうよ・・・

そんな私に対し、いきなり地の底から湧き上がるような野太い、そして不機嫌な声が浴びせかけられます

ヘレン「ちょっとボーイ!お金はいつ払うのよ!誰に払うのよ!?」

おいヘレン、はっきりいっておくが俺はボーイではない。
れっきとした成人男性だ。
というかお前らの国の基準で言えば
(成人男性の年齢×2)+ α だと言わしてもらって差し支えないナイスミドルだ。
脳裏にハワイのABCマートで「お前が32歳だってぇ?」と鼻で笑われた苦い想い出がよみがえります。
ヘレンの腹部に、軽くショートアッパーをくらわしたくなったのですが、
いかんせん有効なダメージが与えられそうにないのでグッと我慢。

石井「誰でもいいからトレインマンに払えばいいんだ。150円」
ヘレン「乗るとき?降りるとき?どっちよ?」
石井「ああ、降りるときだ」


くそぉヘレンめ。なんで上から目線なんだ?
しかもエミリーなんかは全くこっちに興味を示してくれん。

ドノバン「そうか判ったよ、2番の路面電車だな?」
石井「そうだ、2番だ」
ヘレン「降りるときでいいのね!?」
石井「そうだ、飛び立つときだ」(間違ってテイクオフと言ってしまった)
ヘレン「なんですって?どういうことよ!?」
石井「降りるとき、降りるとき!150円だよ、あ、一人が150円な!」


なんかこれ以上話してると

「何処で降りればいいんだ?」
「飯は何を食ったらいい?」
「その周辺にはなにか他にもあるのか?」
「君はナイスガイだ、よし、エミリーの相手にどうだ?」


とか言い出しそうなので退散することにする。
つうか、そこまで説明できるほどの英語力が無いうえに、エミリーにはその気が無いように見える。
しかも私の横には長女がいるので、今夜のアバンチュールは無理っぽい。


ドノバン「サンキュ~!」

にっこり笑って長女の手を引いて歩きだす石井。

長女「ねぇパパ、何しゃべってたの?」
石井「ああ、原爆ドーム行きたかったみたいだったから2番線に乗れって言ったんだよ」
長女「英語?ねぇ英語?パパ英語しゃべれるの?」
石井「いんや、適当にしゃべっただけ。でも通じるもんだよあんなもん」
長女「ふぅん」
石井「ママが『パパ!あれ!早く!』って言っただけでパパすぐに洗濯物取り込みに走ったりするでしょ?」
長女「そっか、そうだね」


何がわかったのかは判らんが、娘的には納得してくれた様子。
う~ん、「良いご旅行を」とか言ってやればよかったかなぁ。

あ、忘れてた・・・俺様って外人嫌いだったんだった。
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ちょっと政治の話でも(第52回)

2009-09-01 14:05:30 | お笑い
いやぁとりあえずの更新。
さて、案の定というか、予想以上の自民の負けっぷり。

私?う~ん、自民党が良いとは思わんのだけど、
『今より悪くなることは無いだろう』
という観点で、自民党に入れましたけどね。
やっぱこういう激動というか、不況の真っ只中にいる中で、
下手に動かないほうがいいんじゃないかなぁと個人的には思うんですよ。
遭難したときはジタバタせずに体力を温存するほうが生存確率が高いっていうでしょ?
格差社会を作ったのは自民党にも責任があるとは思いますけど、不況の原因は別に自民党にあるわけじゃないしね。
うん、1回民主党にやらせてみようという考えもありかなぁとも思いますけど、外国人参政権とか移民受入とかには大反対なのもちょっとあるし。

けどまぁ、チョットにわかには信じられんないんですけどねぇ民主党のマニュフェスト。

「無駄を省くことで十分な財源は確保できるんです!」
「赤字国債は極力発行しません!」
「消費税は4年間上げません!」

無理がありませんかね?
子ども手当てだけで5兆円でしょ?
そりゃ配偶者控除や扶養控除廃止すればそれくらい捻り出せる税収にはなるけど、国民納得するかい?
つうか、大半の国民はしらねえんじゃねえのかこのままだと大幅増税になるってこと?

「子どもは社会全体で育てる風潮に!」

って、言ってることが間違ってるとまでは思わないけどねぇ。
その子ども自体を産む気がない夫婦が増えてるこの時代で通用すんのかなぁ・・・
『何で自分の子も育てる気ないのに他人の子のために税金払わんとならんのや?』
っていう意識の人ばっかりなんじゃないのかぁ?
それとか今まで必死こいて子ども育ててさ、そうねぇ4人くらい育ててさ、
今年ようやく下の子が高校に入って長男はまだ大学生ですってなご家庭にとっちゃ大打撃ですよ?
単純に計算しようか?計算しやすいように税率10%の6人家族としますね

【家族構成】奥さん:専業主婦 長男:大学3年 次男 大学一年 長女:高校三年 次女:高校一年
【今までの控除額】特定配偶者控除 76万 扶養控除(特定扶養) 63万×4   控除額合計:328万円
【控除なしによる増税額】:328万円×10%=32.8万円

33万ですよ、33万!?
月に3万円弱の増税って!しかもそれほど所得の多くないご家庭にもかかわらず3万って!
今まで恩恵なしで、これからが金かかる場面で追い討ちのような増税ってどうなんだろ?
そんな不公平な手当てなんてありえないっしょ?
子育ての支援をいうんなら不妊治療がんばってるけど子どもが出来ない家庭のほうがよっぽど大事じゃねえかなぁ?
そっちの医療費援助とか産婦人科医の拡充とかの方が出生率アップにはつながるはずだがなぁ。
地域に一つ、助産婦や看護婦なんかをパートで常駐させる無料産科センターみたいなものを作るとかさぁ。
子どもを「育てる」場面のことでなく、「産む」場面での対策を考えるのが筋だと思うんだけどなぁ。
ちなみにウチは子ども手当ての対象が3人もいるから、仮に扶養控除はずれても毎年50万くらいは儲かって、
最終的にもちょっと儲かる計算になるんだけどね『なんか申し訳ないなぁ』って思いますよ。
自分さえ儲かればオッケーとは、こんな世の中じゃあとても思えないんでね。

それとさ、税金の無駄遣いをなくすってのは大事なことだし、それをもっと必要なところに投入するってのは良いとは思いますよ。
けどね、じゃあ何を持って「無駄」と判断するんですかね?そこは誰が決定するんですかね?
極端なことを言いますけど、例えば街路樹がありますわね?
落ち葉は落ちるし、ほっとけば伸びすぎて道路にはみ出すわけですよ。
根元のあたりには雑草も生えてきますよ。
それを剪定・管理するための費用って無駄ですか?

「街路樹が無かったらその管理費用かからないわけだから街路樹はムダ」
「歩道は全部アスファルトで固めてしまおう」
「木が見たいんなら公園でも山でも行けばいいじゃない」

もちろんごくごく少数でしょうが、そう考えてる人だってこの世の中にはきっといますよ?
そこまで極論ではなくとも、ある意味では街路樹の管理費用は勿体無いし無駄な面もあると思います。
だからといって、街路樹は無駄だということにはやっぱならないと思うんですよね。
まぁ中には『ほんっとに無駄っ!』てものもあるんだとは思うんですけど、ほとんどは
「無駄な側面もあるが社会の中で必要なもの」
が多いんではなかろうかと。そんな曖昧なものから何兆円もの削減はできるのかなぁと思うわけですよ。


つうかね、いきなり結論的なものをぶっちゃけますけど、自民と民主が連立してくんねえかな、と思うわけです。
そうすればバランスのいい政治になるんじゃないかなぁ。

「大連立による、折衷案を模索する真に話し合いを持つ政治」

にしてくんねえかなぁと思うんです。
無駄を省きたいんならですね、国会や委員会での意味のない批判合戦や、けなしあいほど無駄なもんはないわけでね。
たぶん民主党のマニュフェスト、財源的に無理です。そんなもんほぼ間違いないです。
だからといって、それが守られなかったり縮小されたときに自民党が鬼の首を取ったように

「ほれみろ!だから民主党はダメなんだ!うそつき政党だ!」

ってな批判をするなんてのは何の意味も無いことでね。
それをやると出来ることすら出来なくなる。
自民党のマニュフェストだって民主党のそれと、方向性としてはそんなに大差のあるもんではなかったわけですから。
無理なものは無理、出来るものはできる。どっちがやったって結果的には同じような選択肢を選ぶと思うんですよ。
そのとき、自民も民主も関係なく

「最良の選択肢を両党挙げて模索しようではありませんか」

という大人の対応が出来ませんかねぇ?
それこそが政治改革であって、政権交代なんじゃねえかなぁと、素人的に思うんだけどな。

うん?あはははは、そうですね。38歳が書くような意見・文章じゃないね、小学生レベルの小論文だなこりゃ。
けどね、そういったシンプルな意見こそが真実なんじゃねえかなと、そう思うわけです。
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久本朋子にブルースを(第51回)

2009-03-04 13:28:16 | Weblog
昨日「誰もしらない泣ける歌」ありましたね。
ちょっとテレビつけたら久本朋子 そう、久本雅美の妹が歌ってました。
見てたら嫁に
「トラ吉(長男)が宿題やっとるんじゃけぇテレビなんかつけんな、このダメオヤジ!」
と言われたので、慌てて消しました。

さて、1週間ちょっとか前、その久本妹がオーディション番組「歌スタ!!」に出てました。
数ヶ月前に一般参加者に混じって参加し、見事「よろしく」の札を貰って、
このたびレコーディングしでメジャーデビューへの道が開けたとかなんとかいう内容だったかと。
「よろしく」札を貰った時点で、視聴者から

「久本の妹だから合格しただけだ」
「出来レース」
「くだんねぇ茶番」


という反応が多かったようで、それの否定に躍起になってるような内容でした。
私もね、そういう風に感じた一人です。
久本姉とともに某宗教団体の熱烈な信者だから厚遇されてるなどネット上いたるところで眼にしますが、
まぁそれはね、真偽のほどもわかんないんでここでは無いものとして考えますけど。
やっぱ久本雅美の芸能界・テレビ局における顔の広さというのはハンパ無いと思いますので、
そう思われるのは当たり前じゃなかろうかと。
歌唱力についてもね、う~ん、まぁ決して上手い歌声ではないですしね。
バラード系なので心に訴えかける表現力が大事なのでしょうけど、テレビだとそれも伝わりにくいし、
また前述のように私自身が「うがった目線」で見てますのでね、伝わってこない。
というか、演技のような「わざとらしさ」とまで感じてしまってました。

そして今回の「泣け歌」出演。
番組自体ほとんど見てない(30秒くらい歌ってるのを見ただけ)のでどういった番組構成だったのかは判りませんが、

「なんだよ泣け歌も出来レースに加担かよ、こんな番組やめちまえ」

と思いました。


が、
その後風呂に入って考えました。


ちょっと待て、おい石井、と。
バラードは、いやバラードに限らず歌ってのは全て魂で歌うものと違うんかい?
ロバートジョンソンは歌うまいか?ただのしわがれ声のじじぃじゃねえか?
ジェームスブラウンの歌は上手いから心に響いてくるんか?
お前の大好きだったパンクロッカーに歌うまいやつって一人でもいるか?
歌詞やソウルの部分に心を揺さぶられて大好きになったんと違うんかい?
要は、その人間の抱えてるバックボーンや悲しみ・苦しみ・喜びを感じられる歌がいい歌なんと違うんかい?
と。

久本妹、お姉ちゃんという芸能界において確固たる地位を築いている者という
「足かせ」
がつけられています。
バラエティタレントとして活動してましたが、その場所じゃあどうやっても姉あっての妹。
かといってもう普通の職業に就いたり、普通に結婚し主婦になることも難しい。
それじゃあ姉の関係ない歌でがんばろうと努力して歌っても、

「歌手オーディション番組『歌スタ!!』の2008年7月放送分に一般参加枠から出演にも関わらず
久本雅美を後ろ盾に合格をプレゼントされた。
2009年2月放送の最終プレゼンでNAYUTAWAVE RECORDSからのメジャーデビューを
プレゼントされた。」
                                             (~wikipediaより抜粋)


とまで書かれてしまう始末。プレゼントて・・・
自分の力で何かしようとしても全て「姉のおこぼれ」という目で見られる。
いや、事実その通りなのかもしれないけれども、自分が何をしたって自分なんてものは誰にも見てもらえない。
こんな苦しみって、そうそうあるもんじゃないですよ。
こういう表現がいいのかどうか判らないですけど、差別ですよこれって。
部落問題っていうのは、いわれの無い差別によって正当に評価されないことが最大の問題なんですからね。
そう「正当に評価されない」っつうのは、本人にとっては

「お前は何をやっても無駄」

って言われてるのと同じですからね。
もっとぶっちゃけちゃうと

「死ね」

って言われてる気分になると思うんですよ。
だってそうでしょ?、誰も自分を自分として見てくれないんだったら、自分が生きてる意味なんてないですもん。
まぁ、世の中に「オンリーワン」の人なんかほとんどいませんし、ほとんど全員「ワンオフゼム」ですけど、明確に
「お前なんか何をやっても無駄」
なんて突きつけられたらキツイですよ。
自分だったら、もしかしたら耐えられないかもしれない。

そりゃね

「姉のおかげで自分の地位を築けてるんであればいいじぇねえか」
「普通の人間は努力してもそこまで行けないんだから甘ったれたこと言うな」


とか思うのは当然だと思いますよ。
特に、本当に努力して歌もすごくて、本気で歌手になりたいのになれない歌手志望の人だって腐るほどいますよ。
そういう人たちから見ると山頂にパラシュートで降り立つかのようなメジャーデビューは腹立たしいのでしょう。
けどね、その人たちにはまだ希望や満足感があるんです。
茨の道、泥道のなかを必死にもがいて目的地に進もうとしているけど、もし目的地にたどり着くことができれば至福なんです。
運に恵まれず、ただのもがき損になったとしても、やりきった上での諦めであれば結構いい思い出になったりするもんです。
久本妹にはそれすら与えてもらえない。
たどり着いても批判の嵐。
泥道を歩いた努力すら、途中でヘリコプターに引き上げられてパラシュートつけて山頂に降ろされたせいで誰にも評価すらしてもらえない。
ただのマリオネット、ただのおサルの電車。「認められない」のではなく「認めてもらう権利すら与えてもらえない」
これは、人として生きるうえで、とんでもなく苦しく悲しいことだと思いますよ。
それでも歌くらいしか自分のすがるものが見つけられない。

ブルースだね、この悲しみは。

奴隷として差別された人間として自分を否定された黒人の悲しみであるブルース。
もうこれは、ブルースシンガーですよ。
きっといい歌手になる。
そういった悲しみの曲を歌えば、きっと心に突き刺さってくる人がいる。
売れはしないかもしれないけど、きっといい歌手になると思う。
心の中で、ちょっと応援してみようかと思った。





・・・いや、まてよ?
そういうコアなファン層を獲得しようという腹積もりなのか?
だったらすごい作戦だぞぉ、やるなぁ久本朋子!

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ちびくろ(第50回)

2009-02-09 13:30:21 | お笑い
さて、みなさんご存知「ちびくろサンボ」
そう、一時

「チビでクロって差別バリバリじゃねえか!」

と槍玉に挙がって発刊中止に追い込まれた名作。
その後
「ブラック・サンボくん」
などという藤子不二雄Aが書きそうなタイトルで復活したりしましたが、
なんやかんや問題をはらみながら数年前日本では
「ちびくろサンボ」
のままで再発刊されました。

さて、ココまでは皆さん知ってる方も多いと思われますが、
ちびくろサンボには続編があることをご存知でしょうか?
しかも「2・3」の二作あるのです。
すっごい昔に某姉さんのサイトでちょっと話題になったのですがね。
ふと思い立ったので、ちょっと私が「ちびくろサンボ2」の内容紹介をしてあげましょう。
ちょっと長いので2回にわたって参ります。(つうかまだ書いてないんですが)
さぁ、これが「ちびくろサンボ2」です



「TinyBlack SAMBO -RE(Real Evoltion)」 

~この作品を、モデルである革命戦士ボナワグ・ムングァイ氏へ贈る~

前作「TinyBlack SAMBO~Eye of the TIGAR」の世界から数ヵ月後。
サンボに弟、しかも双子が産まれるところからこの物語は始まる。
母であるマンボにとっては40歳を越えての高齢出産となった。
5年にもわたる不妊治療の成果である。
余談ではではあるが、母マンボの体格が最も良いにもかかわらず、
前作ラストの家族でパンケーキを食べるシーンで最も少食であったという表現は、
「妊娠による悪阻」
という本作へ向けての伏線であったことが、ここで明らかとなっている。

なお、マンボの受胎については、排卵誘発剤の影響で当初5つの受精卵が確認されている。
主治医であるスコット・ギャレイ(医学博士:ムンバイ大学客員教授)はそのうち
二つの受精卵のみを残すことをジャンボ・マンボ夫妻に提案した。
敬虔なカソリックであるマンボは強く反対したが、夫ジャンボの説得はもとより
問題を重く見たバチカンから派遣されたサトラ司教が直接病室を訪れて伝えた
「その御子らは、自ら生を託すため主の御許に先行くのです」
という言葉に救われたのである。

うまれた子どもの名前はウーフとムーフと決まった。
これは「子どもの名前は『ダンボとガンボ』で確定であろう」
という英ブックメーカーへの賭け予想を大きく裏切る結果となった。
これによる大企業の大量損失が発覚。
「企業によるブックメーカーへの賭け行為は投資か否か」
という問題に端を発したポンドの大幅な下落と、イギリスの5年以内のユーロ強制加入が
EU採択によって義務付けられたことは記憶に新しい。
なお、母マンボの出生地が旧植民地であるアフリカ・モーリタニアであることや、
フランス系企業の収益報告に本件にかかる配当金が発見されたことを根拠とした
「フランス陰謀説」
がイギリス国内では根強く残っており、今後の動向が注目されるところである。

閑話休題。

家族、特にサンボはこの二人をことのほか可愛がった。
自らジャングルで捕らえた希少動物を売った金で、マグカップやリボンを与えるほどにである。
戦いの日々を過ごしてきたサンボにとって、久しく感じたことのない安らぎの日々であった。

しかしそんな双子を狙う二つの影。
サンボが目を離した一瞬の隙、それは風のようにウーフとムーフをさらった。
狼狽する母に、サンボは冷静に説いた。

「母さん、これはエイプマンの仕業だ」

村の伝説でジャングルに住むといわれる猿人、エイプマン。
母マンボは半ば呆れ顔でサンボを諭した。
誰しもそんなものは存在しないと思っていたのである。
無論、捜査本部のFBIマコーミック調査官にいたっては耳を傾けるそぶりすら見せなかった。
そしてなにより口にしたサンボ自身こそ、自らの推理が間違いであることを心から望んでいたのである。

しかし、サンボには絶望にも似た確信があった。
それはあのトラとの死闘の際、常にジャングルの奥から自分に向けられていた、見えない何かの視線。
憎悪に満ちながらも思慮深いその視線から、サンボは言い知れぬ不安を覚えていたのである。
「このトラとの戦いは単独の災悪ではなく、序章にすぎない・・・」
そう直感的に感じ取っていたのかもしれない。

エイプマン、
それは進化の道を違えたもう一つの人類である。
旧石器時代の幕開け、それは人類とエイプマンの永きにわたる因縁の始まりを意味するものであった。
【持つものと持たざるもの】
その差は大きく、「道具」により急速な進化をとげる人類はエイプマンを駆逐した。
エイプマンはその生存のため、サバンナからジャングル奥深くの樹上生活を余儀なくされたのである。
住み分けによる人類とエイプマンの隔離、それは100万年の時を刻む平穏をもたらした。
しかしそれは、産業発展により開発をジャングルにまで向け始めた人類により、壊されることとなったのである。

サンボを取り巻くこの一連の事件をおこさざるを得ない状況を作ったのは、他ならぬ人類だったのである。

当初、エイプマンの狙いは間接的対話による人類の衰退的進化にあった。
(蛇足ではあるが【衰退的】と表現するのは、地球生命としての人類の破壊行動を【発展的退化】とみなしているためである)
具体的には地球生命の食物連鎖の中に人類を再び組み込むことであり、
事例を通じてそのことを人類に理解させ、地球生命の一部としての存在意義を自覚させようとしたのである。
その尖兵としてつかわされたもの、それが前作でサンボを苦しめたトラであった。
「食物連鎖の頂点であるトラが、人類の人類足りうるものを取り上げる」
つまりは服装品を放棄させるということは、人類の自然への誤った優位性を逆転させることを象徴していた。
そして、当初の目的である優位性の逆転についてはエイプマンの目論見どおり進んだわけである。

しかしエイプマンは、100万年の間に培われた人類の智謀、予測、状況判断能力を過小評価していた節が見られる。
(近年の研究によるとサンボは幼少とはいえ革命戦士として名高いジャンボの息子として、
幼年期から英才教育を施されていることを過小評価していた可能性も指摘されている。)


まず第一に、確実性を増すために複数のトラを利用したという点がエイプマンのミスであった。
そもそも、トラと言う動物はテリトリー意識の強い動物であり、またその面積は広大である。
一頭のテリトリーは5000haに及ぶこともあり、それは実に一辺7kmの正方形に匹敵する。
若年であるサンボが徘徊する程度の距離で4頭ものトラに遭遇するという可能性は
自然界において限りなく0に近い。
さらに、衣服によって生命が助かるという点もサンボには合点のいかない取引である。
トラが他の動物を襲うのは捕食ないし、テリトリーの維持・確保をおいて他に行われることは無い。
空腹であれば当然にサンボを捕食するはずであるし、テリトリーの維持ということとなればまず同一テリトリーに存在する他のトラの排除が優先される。
「トラの目的は衣服を奪うこと」
サンボはそれを確信したのである。

これら、本来ありえないトラの行動。
それはジャングルの頂点にあるトラのルールすら変えてしまう存在、それはトラ以上の絶対的な存在を認めることとなる。
トラを超えるジャングルにおける絶対的存在
・・・それはエイプマンしかありえないというのがサンボの推論の土台であった。
事実、この推論に基づき、あれ以来サンボはジャングルへ赴く際、
カラシニコフを始めとした可能な限りの武装を行うこととしていた。
そしてそれは、一時的にエイプマンの行動を抑制する作用をもたらしたのではあるが、
また逆に今回の誘拐という行動を選択せしめたのである。



~to be continued
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