元気いっぱいの新老人の ツッパリ発言

団塊の世代のちょっと先輩。75歳を過ぎ、今の世の中がこうなったのも、少しは責任があるのかなと反省をこめての前向き発言

IR法案というカジノ設置法案を、余りにも簡単に成立しようとする与党の横暴。

2016年12月13日 21時15分34秒 | 日記
 ここのところ、なかなかこのブログを書く時間が取れなくて、空白日があるのがどうも心苦しく思っています。

 国会では与党の多数を良いことに、次々と重要な法案があまり審議もされずに成立していくようで、この国のメルトダウンを平気で行っているように見えて、まことに空恐ろしくなる。

 その最たるものが、IR法案と呼ばれているカジノ設置法案ではないだろうか。

 観光に来た外国人専用のカジノという賭場を作るのであれば、海外からの金を巻き上げる場所としては、納得のいく面もあるが、どうもそれでは採算が合わない規模で建設せざるを得ないとなると、日本人も入場できる賭博場になるという。。

 今でも、競馬競輪という公営ギャンブル以外に、大きなギャンブル場としてのパチンコがある。なんとパチンコの年間収入は23兆円に及ぶという。競馬競輪を加えると29兆円という巨額のギャンブル市場になっているのだという。

 しかも500万人と言われるギャンブル依存症の対策も十分に取られていないのが現状だ。

 世界的に見ても、この現実は日本がギャンブル大国といってもおかしくない。これに輪をかけてカジノを設置するのだという。

 筆者もラスベガスなどを訪れた経験があるが、バブルのころに旅行したことでもあり、しこたま金をふんだくられた。

 しかも今は東南アジア諸国にも多くのカジノ施設が存在する。どう見てもカジノ経営も過当競争に陥っているようで、これから参入する日本のカジノが簡単に収益を上げられるかも疑問だ。

 国民のモラルの低下も懸念される問題があるだけに、もっと慎重な議論を重ねる必要があると筆者は思うのだ。


(ビデオ・ニュース マル激トーク・オン・ディマンドより貼り付け)

今さらカジノなんてやめておけ
鳥畑与一氏(静岡大学人文社会科学部教授)
2016.12.10

 日本ではお隣りの韓国の政治やアメリカのトランプ大統領の動向により多くの関心が集まっているようだが、その間も、日本の国会では重要な法案が次々と審議され、成立している。
 12月6日にはカジノの設置を謳うIR法案が衆院を通過し、14日の今国会会期末までに成立する見通しだ。
 しかし、このIR法案は実に多くの問題を抱えている。

 カジノを中核とするIR(統合型リゾート)の設置の推進を謳うこの法案では、日本にも大規模なカジノの導入が想定されている。賭博を禁止している刑法に、例外的な条件を設けようというものだ。

 そもそも今回の法案が想定している大規模なカジノが採算をとるためには、外国人観光客の誘致だけではとても追いつかない。かなりの数の日本人に、カジノでお金を落としてもらう必要がある。

 しかし、実は日本は既にギャンブル大国だ。公式の数値では日本には競馬、競輪などの公営ギャンブルしかないことになっているが、実際はパチンコという立派な20兆円ギャンブル産業を抱える。日本のギャンブルの市場規模は5兆円余りとなっているが、パチンコの売り上げ23兆円を加えると、日本は29兆円のギャンブル市場を抱える世界に冠たるギャンブル大国なのだ。

 その分、日本ではギャンブル依存症も非常に深刻だ。厚労省の調査では人口の4.8%、実に500万人以上がギャンブル依存症の状態にあるという。

 脳の機能にまで異常をきたすギャンブル依存症は立派な疾病だが、日本ではギャンブル依存症に対する理解が進んでいないため、依存症になっても実際に治療を受ける人は少ない。また、実際に患者を適切に診断できる医師の数も非常に限られている。

 500万人のギャンブル依存症を抱え、その対策もまともにできていない日本に、新たに大規模なカジノが導入されたらどうなるか。
 経済効果ももう少し慎重な精査が必要だし、依存症対策もまず新たにカジノを始める前に、既存の依存症患者の対策が先決ではないか。

 カジノ法案に批判的な鳥畑教授とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

(貼り付け終わり)
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