安倍昭惠夫人の行動は、TVのニュースショーの格好の話題になるだけだろうに。

　昨日２３日の森友学園籠池元理事長の、国会証人喚問は、恐らく最高のTV視聴率を上げたものと思われる。

　同志と信じていた政治家達が手のひらを返したように、関係を断とうとする態度に、煮えくり返っての発言だろう。

　本来なら安倍首相からの寄付金１００万円を受け取っても、何もやましい事はなかったのだ。

　安倍昭惠夫人の講演に対して、たとえ１０万円であろうと感謝のお礼を渡しても、何も後ろ暗い行いではなかった。

　たまたま瑞穂の国記念小学院の設立や認可に、財務省や大阪府の役人の忖度が、大きく作用しているのではないかという疑惑が発覚して、籠池氏との関係を断とうと、関係者が逃げ出したのだ。

　安倍昭惠夫人に付添う女性の役人が、籠池氏とFAXをやり取りしていた新事実が明らかになるなど、まだしばらくこの問題が収まる見通しはない。

　また安倍昭惠夫人が籠池氏の妻と、つい最近までメールをやり取りしていたというのも、筆者には考えられないほど昭惠夫人のおおらかさだ。

　また安倍昭惠夫人が、Facebookで１００万円の寄付も１０万円の講演料も知らないと、長々と釈明の文章を出しているのも、トランプ大統領のツイッターを発言を出しまくるのと似て、現代はSNSの時代だと改めて筆者は実感したよ。（笑）

　しかし、昭惠氏のFacebookの釈明は、はっきり言って重さを感じなかった。

　かたや籠池氏はうその証言をすると訴追される恐れのある人間の発言だから。