「稼げる人、稼げない人」(PHP研究所)by 高城幸司

何故、考えないワークをするの?

新連載がスタート

2009-12-15 | 本書紹介

最近人気のニュースサイト「J-CASTニュース」で新連載がスタートしました。このサイトは、二人の元アエラ編集長を中心に日々のニュースを独自の視点で「すべて」書き下ろしているので、、、数多くのポータルサイトにコンテンツとして供給され、PVが劇的にアップ中とのこと。しかも、、、「バイリンガルボタン」と言う機能があって、言語が日・英・中の3カ国語に切り替え可能。素敵です。

さて、連載記事のタイトルは?

稼げる人の仕事術

で、第1回テーマは「普通の社員では生き残れない時代の処世術」にについて記事を書かきました。今後は隔週で記事がアップします。お楽しみに、、、

稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)
高城 幸司
PHP研究所

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稼げる人、稼げない人-本文抜粋⑧

2009-12-07 | 本書紹介
仕事の能力には大差ないのに、ビジネスマンとして稼げる人と稼げない人がいる。稼げる人は、お金の稼ぎ方にはいくつかの方法があることを知っていて、自分がどう稼ぎたいのかも、イメージしたうえで行動できる。だから、イメージ通りの金額が懐に入ってくるわけだ。一方、稼げない人は、懐に入ってきたお金を貯めたり、使うやりくりができても、おおもととなるお金の稼ぎ方については、無頓着であるケースが多い。そう考えれば、働けど働けど収入が増えないことを上司や雇い主ばかりの責任にするのは筋違いなのだと思う。本人が稼げる働き方を積極的に取り入れていないのも、実は収入が大きく増えない要因であるとの自覚を持つことが、儲ける人になるための第一歩である。まず、取り組むべきことは、稼げる人がやっているように所得を①給与、②手当、③賞与に分けて考える習慣を身につけることだ。そして、この3つを手に入れたいと考えている収入の中でどの位置付けにあるのか。具体的にどう組み合わせていけば、自分が稼ぎたいと思っている理想の収入に近づくのか、整理する必要があるだろう。
稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)
高城 幸司
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稼げる人、稼げない人-本文抜粋⑦

2009-11-20 | 本書紹介
所謂、稼げる人は行動でひねりが加えると冒頭で書いたが、その点をここから掘り下げていきたい。何事においても仕事で成果を出し続けるためには行動上で勝ちパターンがある。それが行動特性=コンピテンシーなのだ。例えばメジャーリーグのシアトルマリナーズでイチロー選手が常に高いレベルでヒットを打ち続けられるのは?コンピテンシーがあるからだ。毎日奥様のカレーを食べることもコンピテンシーと言いたいのだが、トレーニングスタイルとか、バットスイングの方法とか、具体的な行動レベルに起因するものである。ではビジネスに目をうつして稼げる人と烙印が押さるような人の行動特性とは、どういったものなのだろうか。それは、上司から指示された仕事にひねりを加えて利益の高い成果に代えるオリジナリティの高い仕事をする。
稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)
高城 幸司
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稼げる人、稼げない人-本文抜粋⑥

2009-11-15 | 本書紹介

「2・6・2の法則」を用いて、稼げる人と稼げない人の特性を考えてみたい。

2・6・2の法則とは人間が集団を構成すると、優秀な人が2割、普通の人が6割、冴えない人が2割、になるというものだ。私がここで“稼げない人”と論じているのは、冴えない2割だけではない。6割の普通の人の階層も含まれる。可もなく不可もない替わりが効く層である。冴えない2の層は稼げるか稼げないかでいえば、稼げる可能性が薄いので議論の俎上から外しておきたい。ここからは稼げる人に変貌できる可能性のある普通の人にフォーカスをしていくことにする。

ビジネスパーソンの大半は普通な存在でいたいが、あえて優秀な存在として抜け出したいと考える人が限りなく少ないからだ。だから、激しい競争の末に勝ち残った数パーセントの人材が稼げる人になった訳ではない。これまでみてきた稼げる人は大きく3タイプタイプ

1:独立志向で挑戦意欲が高いタイプ

2:偉くなりたいと出世意欲が高いタイプ

3:とにかく稼ぐ仕事が猛烈に好き

な特殊な技術やバックグランドがある訳ではない。

「稼げる人を知る」「稼げる人になりたいと思う」だけで10歩くらい前進したことになる。まず、大抵の社員は普通が一番好きだからである。そして差別化のためのひねりを覚えることができれば稼げる人になるゴールは見えてくると言っても過言ではない。

稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)
高城 幸司
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稼げる人、稼げない人-本文抜粋⑤

2009-11-08 | 本書紹介

稼げる人は営業センスに富んでいる。どんな業務についていてもビジネスパーソンにとって営業力というのは必要不可欠なスキルといえる。

営業力というのは、自分の主張を売り込む力というだけではない。それは顧客に対してだけでなく、組織にも、自分のやりたい仕事を納得させ、実行していく力といってもいいだろう。また、そういった主張をしたときに、周囲が仕事を任せたくなるような状況を作ってしまうのがセンスだ。うまくいくと根拠がない中でもうまくいくと思わせてしまう素質とも言える。

営業センスを持った人はニーズをはっきりと把握しているので、アピールしても仕方がないところにはアピールはしない。的外れなことはしないので、組織の中においても信頼を勝ち得ているのだ。センスとは自分の力以上の成果を得られる力といってもいい。センスのある人が行動を起こすと、周りに応援団ができてしまうのだ。それは周りを巻き込む力ともいえるだろう。これが営業センスだ。

稼げる人、稼げない人 (PHPビジネス新書)
高城 幸司
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