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玉肌日記

2008年06月25日 | 玉肌日記
【温泉地温泉(奈良県)】
奈良県南部、五條市から十津川村へと抜ける十津川街道(国道168号線)沿いにある温泉。温泉地温泉とかいて「とうせんち温泉」と読む。十津川村と言えば、市町村合併で今は田辺市となってしまった龍神村と同様に本州紀伊半島の秘境地域ながら、温泉が良質であることが有名で、村もこれを観光PRとして”源泉掛け流し宣言”をしており、観光資源化しているのだが、村営の共同浴場も風情があるも、ここ温泉地温泉ではあまりめぼしい宿泊施設なく、共同浴場である”泉湯”を訪問。もう一つ、滝の湯なる共同浴場もある模様ながら、この泉湯は非常に小さな施設で男女別の内湯と露天があるも、それぞれ4人程度で一杯になってしまうほどの規模だが、ここの特徴は単純硫黄泉であること。掲示されている情報によれば、十津川温泉には3種類の泉質があり、温泉地温泉と十津川温泉、そして上湯温泉がそれぞれに別の泉質を持っているとのことながら、この付近で単純硫黄泉は珍しく、たしかにほのかに硫黄の香り。非常に控えめな微かな硫黄の香りに加え、湯の色も無色透明に近く、湯の華もほとんど見られないが、非常に適度なバランスで素晴らしい。源泉温度が高いために加水しているようだが、浴槽には温泉の配管と真水の配管があり、それぞれバルブで調整できるようになっている。気温の関係もあるのか、内湯、露天ともに調整しなくても入浴できる温度。非常にさっぱりとした浴感ながら、連休中というのに訪れる人殆ど無く、完全独占状態。
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