華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

買い物をめぐる争い

2016年11月06日 21時23分49秒 | Weblog
今日から3連休。朝はブランチに出かけた。

ご一緒したのは、最近わが田舎町に引っ越してきた日本人の方。知り合いの知り合いが知り合い同士だった…ぐらいの薄い縁が重なってこのたび会うことになった。会うのは初めてなんだけど、メールで何度かのやり取りあり。
カフェで待ち合わせして、軽く挨拶をして軽食。結果から書くと楽しい時間を過ごさせてもらった。出身地もとても近所で、お互い播州弁(神戸弁)が出たりして。話していく中でお互いの家も通りが2つ離れているだけと判明。しかもその人が住んでいる二階建ての一階にも日本人妻がいるとか。
この町に越してきて日本人を見かけることなんててんでなかったのに、いきなり近所の2名もいることを知って驚きつつもうれしく思っている。近いうちにみんなで集まりましょうという話になったけどどうかな。仲良くしていけるといいな。

お昼前に帰宅。D運転で隣町の大型ショッピングセンターへと出かけていった。ボチボチやけどクリスマスショッピングを始めている。
でも着いてすぐにDは髪の毛を切りに行った。何度言っても「イヤ。伸ばす」とモジャモジャになっていたD。でもたまに行く理髪店がすぐに切ってくれそうだったのでやっと切ってくれた。ついでに汚く伸びていたひげもバッサリ。あぁ、さっぱりした。

待っている間、私は一人ショッピング。私自身の買い物にはあまり時間をかけないけど、暑くなってきて、表に着て行ける半袖がTシャツぐらいしかないと気付いてやばいと思っていたところ。Dは私の買い物は面倒くさがって付き合ってくれないので、この一人の時間にじっくりと楽しんだ。その結果3枚のトップスを購入。私にしてはちょいとお高めのものも。
でも、この買い物の終盤にDの散髪が終わって、私がいたお店にやってきた。「ボク、電化製品のあたりを見てるねー」といってそちらへ。そして私が買い物を済ませてそちらへ向かったら、私を見つけたDが「こっちこっち」と手を引く。嫌な予感。

「これ、交渉の末にすっごく安くしてもらったんだ。だからお金出して」。

出た。

Dはこれをよくやる。私が買い物をしている最中に好きなところをウロウロして、何かを買うと決めてくる。Dは「ボクの仕事に必要なんだ」といつも言い張るけど、買った後に普通に放置されていることを見かけること多数。
しかも今日のものは140ドルもする(12000円ぐらい)。「買うよ!」と簡単に言うには安くない。それはそもそも25000円ぐらいするマイクロソフトのデバイスらしい。これまでリンゴ社用のゲームしか作ったことがないけど、これがあればマイクロソフト社用のゲーム開発もできる!というのが彼の理由。

言いたいことは山ほどある。先日も同じような状況でPSPを買ったばかり。先月は理由は忘れたけどリンゴ社の何かを買っていた。それ以外にも「これはたったの10ドルだから!」といって5個も10個も買ったり、「今は貴重な品だから」といって市場でカセットテープをまとめ買いしたりする。
公共の場でオットを辱めるようなことはしたくない。だから最終的には買った。この先しばらくお小遣いなしという条件で。しかしこれからお金がかかる年末年始にどうして“今要るわけではない”ものを買おうとするのか。こればかりは本当に理解不能。
ちなみに私が今日買ったシャツは5000円強。贅沢品だし…とだいぶ迷ったけど、四十路を過ぎるとある程度きちんとした格好をしないと小汚く見えるし、たまの外出にTシャツだけでは切ないので思い切って買った。ここら辺の金銭感覚の差もなかなか縮まらないわ、本当に。

前にも書いたことがあると思うけど、日本人は貯金大好きな国民らしい。私もある程度まとまったお金は手にしていたいタイプ。今現在の我が家の貯金額ではとてもじゃないけど安心はできない。その倍あっても「うーん…」って思うぐらい。
ところがオーストラリア人は貯金という概念が薄いらしく、それどころかカードによる借金が蔓延しており、深刻な社会問題になっている。Dもよく「我が家には借金がないからいいじゃん」と言っている。

あってたまるか、そんなもん。

我が家もローンはあるけど、それを返していける程度の収入があってこそ組んだもの。それ以外の無用な借金はなくて当たり前。
このあたりの根本的な文化の差は簡単には埋まらないわ。


とにかく。
この予定外の出費で一気に買い物にかける意欲がそがれ、そのあとは尻すぼみ。Dママにネックレスをひとつ買っただけで終了。あとどれだけのプレゼントを買う必要があるのかわからないけど、なんかもう面倒くさくなってきたわ。

夕方に帰宅。
私はいろんな意味ですごく疲れていて、横になったらすぐに寝ていた。体内時計が回復しきらないうちに午前シフトが3つあったのが原因だと思う。シフトワークの悲しさよ。
相変わらず乾き目がひどい。太陽光はもちろん、電気も明るすぎて目が痛い。年を追うごとに春になるとこの症状が現れていたけど、今年は特にひどい。憂うつやわ。

夜ご飯は残っているチリコンカンを食べた。あと一回ぐらいで終わる。毎日食べてたので、さすがにしばらくはいいかなーという感じ。おいしいけどね。気が付いたら戸袋にたくさん豆の缶詰が入っていた。先日Dに買い物を頼んだ時に、次のチリコンカンのように買ってきたみたい。“今要らなく”ても“いつか要る”から買うというのはDの方針らしい。やれやれ。

明日は前職場の先輩とランチの予定。我が家から北へ40分ほど走ったところにあるショッピングセンターで待ち合わせ。ちょっと早く行って、一人でクリスマスショッピングをした方がはかどるんじゃないかしらねぇ。
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