華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

哲学のはじめ

2017年07月29日 21時09分42秒 | Weblog
今日も午前シフト。
犬の排泄で夜中に起きたとき、体調が悪くて「これはやばい」と思ったけど、そのとき3時。休みの報告を入れるのはもう遅かった。いや、遅くはないにしろ、この時間に連絡を入れても、夜勤スタッフが私の代わりのスタッフを探すのに電話をかけ始めるのは5時半あたり。土曜日のそんな朝早くに連絡をしたところで「いいですよ~」と来てくれるスタッフはそうはいないと思ったので、寝起きに体調がよくなっていることを願ってまた寝た。

とりあえず出社。
感染症のおかげで患者数は少ない。なんとスタッフ1人に対し、患者さん3名というバーゲンシフト。私は患者さんを持たなくてもいいぐらいだったけど、先週そのようにしたら嫌味をくらったので私も普通にフロアに出た。とはいえ、実際週末は平日に比べてインチャージとしてもすることが少ないので、フロアに立って患者さんのお世話をする方がいいと、先週学んだので迷いなくそうした。

予想通り、作業はつづがなく進行。シフトの終わりに、昨日も書いた緩和ケアに入っていたおじいさんが亡くなった。今朝出社した時点でまだ息があることに驚いたけど、ほどなくして下顎呼吸が始まったので(下の顎が落ち、胸を大きく上下させながらの呼吸。呼吸時にたいていガーガーという音を伴う。亡くなる前に見られる呼吸の仕方)、その時が近いことを知った。作業の合間に様子を見に行ったけど、申し渡しをしている30分ほどの間に一人でひっそりと息を引き取った。

この人のお子さんは飛行機の距離に住んでいて、先週救急車で運ばれた際にはそちらに見舞ったけど、長居ができず、緩和ケアでうちに送られてきてからは一度も来なかった。他の看護スタッフの話によると、もう長くないと言われていたので、支度して飛んできても間に合わないんじゃないか=だったら無駄になるという思考があったらしい。ご家族からは「亡くなったら連絡をくれ」と言われていただけだった。インチャージとして娘さんに電話をかけたら、その向こう側で泣いていた。親の死に目をわかってて来ないってどういうことなんやろうと少し寂しく思ったけど、それぞれの家庭にそれぞれの事情があるんやろうな。やっぱり悲しくないわけはない。
このおじいさんにまだ意識があるとき、言葉が出づらくなっている中で「あんたはええ看護師や」と言ってくれた。出会ったばかりの、おじいさんの人生について何も知らないただの看護師やけど、一人で寂しくない、怖くないようにと、看護していたので、多少なりとも私もショックを受けている。最期の瞬間にそばにいてあげたかったなぁ。

人が亡くなるときにお世話をさせてもらえるのは看護師としての特権だと考えている。人様の人生の一大事に立ち会わせてもらえる縁を大切にして、安らかに眠ってもらえるよう精いっぱいのお世話をしようと思っている。
看護師になってから死生観がだいぶ変わった。毎日生きていることは当たり前じゃない。明日がある保証はない。なんかね、いろいろとね。

さて。
こんな感じで作業はなんとかこなしたのだけど、体調は相変わらず悪い。周囲からは「もう帰れ」コールを受けた。身体がダルいとかはないけど、鼻炎の症状がひどくて何をしていてもしんどい。明日の日曜日も出勤するつもりでいたんだけど、周囲からの勧めと、スタッフ数がしっかりしていることもあって、休むことにした。週末手当がもらえないのは家計に響くのだけど身体が先よね、やっぱりね。
ちなみに感染症の胃腸炎もさることながら、私のように咳と頭痛で悩まされているスタッフ&患者さんが複数名いる。誰かが「呼吸器系の何かも流行ってると思う」とか言っていた。ただの鼻炎の悪化でありますように。肺炎とかやったらシャレにならんぜよ。月曜日まで続くようなら病院に行こうかな。

帰ってからDにワンコの世話を任せて寝た。眠れると思わずにベッドに入ったけど、なんのことはないすぐに寝た。4時間近くも寝ていた。起きても症状は相変わらずやけど、少し楽にはなったかな。
夕食は先日仕込みかけていたインディアンカレーをDに作ってもらった。なんかすごく変な食べ物に仕上がっていた。食べたけどね。Dは出来が不満のようで、再度挑戦する気満々の様子。またね、そのうちね。

食後はソファでぼんやり。寝てても起きても何もしないなら寝てろよって感じやけど、ソファで一度落ち着くと、今度は動くのが面倒になるのよね。
明日は病欠やけど、気分が良ければコーヒーに行こうと話している。気分転換も必要なので。同僚に見つからないようにせねば。
そして明日は大学の課題もやってしまわないとなー。どうか集中力が持ちますように。
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