華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

モンスターが吠える

2017年04月19日 22時54分16秒 | Weblog
今日も仕事は午後から。

昨日、課題の校正をお願いしたドクターがすでに返信をくれていたので、それを見ながら訂正、さらなる推敲。しかしたくさんの添削だらけ。私の英語力っていったい…。ちょっと落ち込む。前置詞と冠詞の使いわけが壊滅的。うへぇ。

とにかく。

締め切りは金曜日だけど、やれることはやったし、もう何度も見直した。だから提出した。後は野となれ山となれ。これで少し肩の荷が下りたわ。先の連休で全然休んでないからめちゃ疲れてるしさー。

そういえば今日、先月末に提出した課題の結果が帰ってきた。可やった。くそー。ほとんどのチェックポイント(課題ごとにいくつか抑えておかないといけない点がある)で良を取っているのに、たった一か所で可。その結果、可。なんか納得いかない。でも文句を言ったらもっとあれこれ提出を求められそうだったのでもうあきらめた。トータルで見たとき、この課題の比重はそこまで大きくないしさ。

もう提出しちゃったからどうにもできんけど、今日提出した課題では良を取りたいなぁ。単位が取れれば文句はないけど、どうせならいい点数を取りたい。

さてお仕事。
今日もポート2。引き続き空きベッドが多く、今日も10名の患者さんをペアの正看と2人で担当。この人はよく働く新人さん。というか、新人さんなのに彼の方が落ち着いて対応している。私が新人のときなんて毎日バッタバタして、余裕なんてゼロやったけどなぁ。語学力の差があるとはいえ、この看護師さんの落ち着きぶりと博識ぶりには舌を巻いてしまう。
この新人さんは上司受けも良く、「将来は部長クラスになる器」とかささやかれている。人柄もいいしね。偉い人になって私のことも引き上げてもらいたいわ。

特にドラマもなく、いい一日。私は課題をやっているときにソファに変な姿勢で座っていたためか、昨日から背中に痛みを抱えている。今日も痛みがあって、歩き回るのがつらかった。だらしない姿勢で過ごしたせいやろうなぁ。
最近、あっちが痛い、こっちが痛いと言い始めた自分を自覚。寄る年波には勝てんのぅ。

ところで。
今日はポート3で少しドラマがあったらしい。
先週私がポート3にいるときにちらっと書いた、家族がいちゃもんをつけてくるおじいさんの話。おじいさんの娘さんは元看護師さん。看護知識がある上に病院の裏がわかっているので、何かにつけて重箱の隅をつつくようなことを言ってくる。しかもかなり失礼な態度。私自身はなぜか何のトラブルもなかったのだけど、ほかの看護師たちは患者さんよりこの家族、特に娘さんの態度に辟易としていた。
こういう家族のややこしいことに対応するのはだいたい看護師。なのに現場を知らないこのおじいさんの専門医が先週、「もう少し入院しててもいいわよ~」とかのん気なことを言ったため、とうとう看護スタッフが大爆発。チームリーダーを通じて、もうリハビリすらできず養護施設に行くしかない、かつ本人もそれを望んでいる患者さんをリハビリ病棟にいつまでもとどめ、看護師には家族の暴言に耐えよとは何事か!?とドクターに文句をつけた。それが月曜日の話。そして看護したスタッフはいかに家族が失礼な態度を取り続けているか、理不尽なことを言っているかを事細かに書き上げ、やっとドクターに「わかった。退院させる」と言わせたのが昨日。おじいさんは元々養護施設に住んでいるので、そこに送り返すだけだから何ら問題はない。
ところがこの決定に娘さんが抵抗。午前中にやってきてどえらい文句を言ったそう。だけど看護スタッフはもうこの人に優しくできなくなっているので文句も全部スルー。その結果「医者と話をさせろ!」と言ってきたので、「どーぞどーぞ」とドクターにこの娘さんに対応するように伝えた。
対応したのは専門医ではなく勤務医。この人がリハビリテーションの観点から、このおじいさんはもう入院の必要がないこと、基本的はケアは養護施設でもできることをコンコンと説明。これで終わるかと思ったら、娘さんが食い下がった。勤務医の意見だけならひっくりかえせるとでも思ったのか、ナースステーションにいた専門医を捕まえ「養護施設の世話だけでは心配」「うちの父がかわいそうだと思わないのか」と情に訴えつつ大声で騒いだらしい。普段滅多に矢面に立たない専門医もさすがにこれに対応。暴走気味の娘さんを前に冷静を保ち、再度入院の必要のないことを告げた。これにて幕引き。退院決定。あースッキリ。この場面を見たかったなー。

ここで論点は2つ。
ひとつめは患者さんの家族。なんでそんなに入院にこだわるのかが謎。公立病院の入院では確かにお金はかからない。必要なものと言ったら個人的に必要なものぐらいで、下着はおろか歯ブラシも歯磨き粉も病院から支給される。なので最初はお金?と思ったけど、このおじいさんは元々養護施設に居を構えているので(入院理由は運動能力の低下)、今さらそちらへさらなる支払いが発生するとも思えない。建前では「養護施設の看護に疑問」とか言ってるけど、すでに私たちの看護にも文句ばっかり付けてるんだから、他の施設の看護を受けた方がいいやんって思う。患者さんの意志に反し、異様なまでに入院を希望した家族。なんかもっと裏の話がありそう。

ふたつめ。
たまにはドクターも矢面に立て。
良くも悪くも患者さんとその家族に一番近くで接するのは看護師。ドクターは言ってみれば印籠みたいな存在で、ここぞというときにだけ出てくる。普段はそれでいいけど、今回のように、意味もなく患者さんやその家族の罵詈雑言に耐えなければならない場合は「ぜひ対応してください」という気持ちになる。このおじいさんが病院にいる理由はとっくの昔になくなっていた。なのになんだかんだ言ってくる家族の話を聞くのがうっとうしくて、「はいはい」と言われるがままに滞在を伸ばしていた感が否めない。専門医は回診の頻度が低いからこういうモンスター家族の存在に気付かない、もしくはひねくれた見方をしたら、気づいても自分には関係ないから気づかないフリをしているのかもしれない。
とにかく今日はドクターがこのモンスター家族にピシャッとモノ申してくれたらしい。伝え聞きでもスカッとしたわ。

面倒くさい人はどこに行ってもいる。この先もいろんな人に出会うんやろうなぁ。

帰宅。
お腹空いた。今週1キロとか言ってたけどもうあきらめ気味。だってお腹空いてるもん。夕食は6~7時。10時半まで働いてるんだからそりゃお腹も空きます。
こういう時は歯磨きがいいらしい。もうすぐ日付が変わるし、誘惑に負ける前に寝るべきよな。冷蔵庫の中にあるアレコレに思いを巡らせている場合じゃないよな。頑張れ、私。
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