華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

大人になるってむずかしいんだなぁ~

2010年10月24日 11時37分18秒 | Weblog
タイトルは「草原の人」(松浦亜弥)より(作詞は美空ひばり)。

今朝、父に持ってきてもらったチキンラーメンを食べた。そして半分ぐらいしか食べられなかった。それは決して朝だったからという理由ではない(だって朝からカレーOKだもん)。理由は脂っこいから。いつのころからか、脂っこいものが食べられなくなった。居酒屋に行ったら「とりあえずビールと鳥から(揚げ)」と言ってた私なのに。こちらに来た人はたいてい太るというけれど、私は少し痩せた。いろいろ理由はあるけど、食事に関して言えば、こちらには“フライ&フライ”というメニューが多く、注文しても食べられないことが多かったからだと推測する。そして必然的に質素な自炊生活となる。

胃は確実に年をとってるのねぇ~

こういう瞬間に年齢を感じて、なぜだか楽しくなってしまう。それを“老化”というかもしれないが、私としては“年齢にともなった変化”という意識の方が強いので、これらの変化を発見するにつけなんだか嬉しくなってしまう。

演歌の歌い手さんに西方裕之さんという方がいる。何度かお会いしたことがあって、仲良くお話させていただいた(実は少し好きだった)。その方が私の上司のインタビューで「年をとったなと思うことはあるけど、大人になったと思うことなない」とコメントされ、それが今になってもすごく意味のある言葉として私の中に残っている。こんなラーメンのネタと西方さん(のコメント)を絡めるなんて失礼な話だが、私も同じこと感じるようになったなーと、その言葉を改めて思い出している。そしてふと思う。「本当に“大人”には近づけていないのか?」。

…………

ご飯を残せるようになった!

オットナー

…本当にいいのか、それで…?

ご飯を残すなんてバチ当たりなことができずに常に完食、そして増量の繰り返しだった。しかし、こちらは一皿のボリュームが大きいので全部食べ切れないことしばしば。心の中で「ごめんなさい」とつぶやきながら席を立つことが増えた。お店によっては食べ残しを持って帰ることもできるので、翌朝のご飯にしようと控えめに食べることも時々。こうやって食欲をコントロールできるようになったことが、すこーし“大人になった”ということでは…って書きながら少し情けなくなってきた… 小さい…、小さすぎるぜ、アタシ。

かの西方さんは今、どう思っておられるんだろうなぁ。話を聞いてみたい。いや、「ラーメン食べてて思い出しました」なんて言ったら失礼なこと極まりないか…

結論。

大人になるって難しいのぅ(かなり強引な締め)。

とりあえず自分のコントロールができるようにせねば。現在図書館にいるくせに、手をつけるのが嫌で避けている論文の続きをこれからやるとしよう。

ちなみに、この原稿を書くにあたり「草原の人」のPVをはじめ、いくつかの松浦亜弥PVを観た。この方は誰かが“松田聖子以来のアイドル”と評しているけど、私もそのとおりだと思う。歌、上手だし。もっと歌手活動したらいいのになー。
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