ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

大過なし

2012-06-28 | ほとほと日記
今日は典型的な休日だった。

朝は八時までとちょっと遅くまで寝ていたが、その後洗濯。

そしてスポーツクラブで久しぶりに走った。浴室で体重計に乗ったら70キロを越えていた。三ヶ月前は63キロだったのに。

その後、日高屋で冷麺の大盛を注文。こういうのをたべるから腹が出るのだが。

部屋に戻って布団を取り込んで横になったらとたんに眠くなった。

眠いというよりだるい。休日は精神薬も滋養強壮効果のある栄養ゼリーも控えるので、仕事の日より活気が下がる。

干した布団のふわふわ効果も手伝って、寝たり起きたり。

6時過ぎに近くのスーパーに弁当やバナナを買いに行った。

これでNHKとかのあまりうるさくない番組を観て寝れば、「いつもの休日」だ。

ひとつだけがんばったのは、ここのところ毎晩食べているカップアイスを今日は買うのを我慢したこと。


姉が父の病院で主治医の説明を聞いた。
それほど重い疾患ではなかったようだ。近く退院する。
大事なのはこれからだ。
特に転倒と脱水を防がないとならない。

緊急受診

2012-06-27 | ほとほと日記
今日は、入居者の緊急受診があった。

大きな車が出払って、キューブしか残っていなかった。

その方は、座位が不安定な為、車で移送するときは、体を抑えていなければならない。

私は、後部座席を倒したキューブの真ん中で揺れる入居者を支える為に、

ずっと狭い車内でしゃがみ込んでいた。

足が痺れ、痛くなったが、何事もなく受診は終わった。

良かった。

とても疲れたけれど…。



はげまし力

2012-06-26 | 精神医療
老人性うつ…という病名があるように、高齢者はうつ傾向に陥りやすい。

私のホームにも「死にたい」といつも訴える方がいる。

職員である私は「大丈夫だよ!」と励ますのが役回りだ。

不思議なもので、「大丈夫!」を連呼していると、自分も少し元気になってくる。

苦しんでいる人を励ますことは、意外な力を自分にもたらすのかも知れない。


父と母

2012-06-25 | 家族


今日は深川不動尊の本堂で母と11時に待ち合わせた。護摩修行に預かるためだ。
護摩焚きの炎、大太鼓、法螺貝、読経のハーモニーなど、八人の僧侶による護摩修行は心に響くものがあった。

昼食の後、父を見舞いに病院に行った。
父は良く喋った。小さい字で克明にメモを取っているのも父らしかった。ただ、同じことを繰り返し何度も尋ねてきたのは今までにないことだった。

見舞いの後、病院の近くにある市役所の支所に父の要介護申請を出しに行った。
これは老人ホームに勤めていた甲斐があった。

父も母も老いた。
私は父と母の前にいるといつも甘えん坊の末っ子になってしまう。

でも、今こそもっとしっかりしなくては、と思った。