ぼんやりタイムトラベル

今日は仕事はお休みでした｡


洗濯､買い物､スポーツクラブ…といつも通りのまったりルーティン休日｡

午後､テレビでラグビー日本選手権の決勝戦と､映画『大脱走』を並行して見ていました。


『大脱走』は映画を本格的に見始めた小学六年生くらいのときにテレビ放映で見て、文字通り手に汗握ったのを覚えています。

今日見て、なかなか面白い活劇だよなあ…と改めて感心しました｡

近頃の大作洋画に比べれば映像も音響も地味ですが､キャラクターの描き分けもわかりやすいし、12､3歳の私が手に汗握ったのも解ります。


当時はスマホもパソコンもないし、子供が刺激的な映像に接する機会は今よりずっと少なかったと思います。

でも、あれくらいの方が幸せだよなあ…とも感じます。

私は今の時代に子供生活を送ったら､まともに他者とコミュニケーションを取れる人間に育つ自信が全くありません。


まあ、4､50年前に子供生活を送った結果､今まともな大人になった…と言う自信もありませんが｡

何にせよ、『大脱走』をぼんやりと見ている間、ちょっとしたタイムトラベルが出来たことです。