芸術やアートに全く疎い私が、唯一「素晴らしい!」と思える大好きな「マウリッツ・コルネリス・エッシャー」。
もうひと月以上前の話ですが(^^;)「エッシャーの世界」展を見に、札幌芸術の森美術館へ行ってきました。
エッシャーに出会ったのは中学生の頃。両親に連れられて行った、大阪梅田の阪神百貨店での展覧会でした。
数々のだまし絵や不思議な遠近法に、見れば見るほどグイグイひき込まれて、絵の前で棒立ちになった記憶が(^^;)
あまりにも気に入ってしまい、この有名な「滝」のポスターを買ってもらい、戸に貼って見入ってたなー。
東京在住時も、何度かエッシャー展の広告は目にしていたのですが、なかなか見に行く機会に恵まれず(>_<)
今回ついに、札幌とはいえ北海道に来てくれたー!!\(^o^)/ と喜び勇んで、念願の再会を果たしたのでした。
私は展覧会とかに行くと時間をかけてどっぷり見たいので、できれば一人で行こうとしていたのですが。
自分のしか前売券を買ってないけど、芸術の森ってさ、家からやと電車でも車でも遠いし2時間かかるのよー(>_<)
と亭主ドノに話すと「俺はワンコと森で散歩するから、ゆっくり見てきー(^^)」と車で一緒に行ってもらえました♪
という事で、お言葉に甘えてどっぷり1時間以上かけて、エッシャーの世界を堪能してきました\(^o^)/
「24の寓意画」という作品は、「ホーグウェルフ」という美術史家の詩とエッシャーの絵がコラボしていて。
それぞれの絵に訳詩があり、深いわ〜と思ったので、ひととおり見た後に、全部をメモするために再度見て。
ショップで購入した画集に、清書した付箋メモをつけて、改めて「やっぱ深いわ〜」と楽しんでいます(^^)
こちらが画集。2430円もしたけど見応えは抜群。
だまし絵ももちろんよかったけど、私が今回最も惚れ込んてしまったのがこちらの「三つの世界」。
反射する水面上の木々、水面に浮かぶ葉、水面下の鯉。同じ位置にない3つが1枚に表現されて、しかも美しい。
ポスターが欲しかったけどなかったので、ポストカードを買いました。新居でオシャレに飾りたいな〜\(^o^)/
体験コーナー?には「滝」などにも応用されたこの「ありえない三角形」の模型が展示されていて。
実際は↓こんな形の模型なのですが、うまく角度を変えて見ると↑のように見える仕掛けでした。
あとこれも体験コーナーにて、SNS用にと唯一撮影許可のあった作品「もう一つの世界」。
じっと立っているだけなのに、正面から・上から・下からと、同じ空間にある絵が3つの角度から見える不思議さ。
混雑してなければ、ずーっと棒立ちになって見ていたいほど、吸い込まれる魅力がありました。
芸術でありながら、正則分割や正多面体など数学でもあるよなー、と思わせるとにかく天才的なエッシャー。
聞いた話、今どきは小学校だか中学校だかの美術の教科書にも載っているそうです。なんて羨ましい...。
もう本当にため息が出るほど素晴らしいです。いやー、遠かったけど行ってよかった!!\(^o^)/
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