広報落第生。

私はかつて自治体の広報担当者でした。仲間から「ぼやきのkohdai」と言われました。ブログでぼやきます。

臼かぶりで会った人

2017-01-10 | リタイア後
きのう9日夜、伝統行事の「臼かぶり」がありました。
火災除けを祈願して三池の祇園宮で行われます。

明治の初めにこの地区で大火があり、それ以降火事が起きないよう
家々の前に置いた水が入った臼やバケツを被って回ったそうです。

車が多くなり道路は危険と一時中断しましたが、祇園宮の境内で
この行事が行われるようになりました。

境内に正月飾りや紙の門松などを積んだものがありました。
臼かぶりの後、どんど焼きをされるそうです。

それを見ていた女性がわたしに話しかけてきました。
「これは何でしょうか」
見ると大蛇山の耳のようです。(夏の大蛇山まつりのお宮でもあります)
「神社のお札が張ってあるので珍しいので写真に撮りました」
「多分、大蛇山の耳と思います。祭りの後で多くの金額を
寄進をされた商店などに贈られたものでしょう。店や自宅で
飾っていたのを粗末にならないよう、どんど焼きで燃やして
もらうのと思います」

境内の見えるところに大蛇山の格納庫があります。
それを指差して「あそこに大蛇山があります。法被を着た人が
その前にいますから聞いてみてください」


聞いてきた女性は「あなたの説明の通りでした。
遠くから来たので、珍しくて」

夏の大蛇山の祭りにもぜひ来てください、と言えなかったのが残念でした。
NHKのカメラやアマチュアのカメラマン・ウーマンがたくさん見えていました。

下手な写真ですが、わたしも撮りました。