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マスメディアの「消費税増税・法人税減税」キャンペーンの凄まじさ

2010-06-10 | clipping
きまぐれな日々|菅首相は「金持ち増税」を打ち出して嘘つきのマスコミと戦え 2010.06.07 08:21
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1081.html#comment9423


マスコミの虚偽報道がますますひどくなってきた。

何がって、税制改革の議論のことである。

土曜日に、『日テレNEWS24』がこんなことを報じていた。

 1月に財務相に就任した当初は、消費税などの増税について、議論することさえ否定的だったが、2月には税制調査会の専門家委員会で、消費税を含む税制抜本改革の議論をスタートさせた。4月に入ってからは、増税しても環境や医療、介護などの成長分野に投入すれば、新産業が拡大して雇用が増大し、それが経済成長につながるとの持論を展開し、消費税を含めた増税に前向きな姿勢を示し始めた。

(『日テレNEWS24』 2010年6月5日 15:04)


「2月には税制調査会の専門家委員会で、消費税を含む税制抜本改革の議論をスタートさせた」などと日テレは言うが、当ブログの読者ならよくご存知の通り、これは事実に反する虚偽報道である。

政府税調専門家委員会の委員長を務める神野直彦教授らの考え方は、まず所得税や法人税の課税範囲を拡大し、さらには所得税の累進制を強化するなどして税収を増やすべき、というものだ。ひらたく言えば、まず富裕層に対する所得税の増税を行え、ということである。そして、もし日本が「小さな政府」を目指すなら、消費税を含む間接税の増税は抑えるべきだし、そうではなくて社会保障を充実させた「サービスの大きな政府」を目指す場合、直接税による税収では不足が生じるなら、その時初めて消費税増税も検討する必要が生じる。そういう道筋で議論がなされている。

こんなことはもう書き飽きたが、マスコミが懲りもせず虚偽報道を繰り返すものだから、こちらも何度でも書く。「蟷螂の斧」だとはわかっているが、それでも書く。大嘘つきのマスコミを打倒するまで書き続ける。菅直人首相がマスコミの圧力に屈するなら、菅政権も打倒の標的にするだけの話である。

嘘も百回繰り返せば本当になるというのがマスコミのやり方である。昨日(6日)のテレビ報道で、怒りを通り越して爆笑してしまったのがテレビ朝日のサンデーなんとかであって、「消費税を増税して医療、介護、環境などの政府支出を増やすこと」が「菅ノミクス」だ(一瞬菅野美穂かと思った)、などと言っていた。その時に流れていたアニメーションがひどくて、一軒家の絵の上にドルマークのついた銭袋の絵が重ね合わされ、それが政府に流れていって、医療、介護、環境の支出として使われるという動画だった。家計だけから税金を吸い上げるアニメーションを作ったところは悪質というか露骨で恥知らずとしかいいようがない。

テレビ朝日の場合は日テレよりさらにひどく、「消費税を含む増税」とさえ言わずに「消費税」とだけ言うのだ。テレビ朝日のごときは潰れてもらった方が世のため人のためではあるまいか。トラックバックいただいた『ニコブログ』のエントリ「6月6日『サンデー・フロントライン』 菅首相は財政再建・消費税増税路線とミスリード」に、番組での議論が文字に起こされているから、是非ご参照いただきたい(下記URL)。
http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-entry-1411.html

『ニコブログ』の記事をお読みいただければわかると思うが、ここで行われていたのは、倒錯したとしか言いようがない議論であり、霞が関政策研究所(官僚出身者が作ったシンクタンクと思われる)の代表を務める石川和男という人が下記のように言っていた。

増税をして経済成長するというのはできません。医療分野、介護分野、福祉分野にお金が行くので、その分は成長しますよね。じゃあ他はどうなりますか?ということになります。消費税だけ上げて、他の税金はそのままということになると、単純増税ですから、それで経済成長というのはできない。もしできるんだったら、どの国だって、わが国だってすでにやっている。


そりゃ、「消費税だけ上げて他の税金はそのまま」だったら、「単純増税だから経済成長はできない」だろう。だが、「消費税だけ上げる」と言っているのはテレビ朝日を代表格とするマスコミであって、菅首相ではない。TBSの『サンデーモーニング』で岸井成格が、「菅さんは消費税増税と言わず税制全体の見直しと言う」と言っていた通りである。岸井成格だって本当のところを知っているのだ。知っていて消費税増税を煽る。これが岸井成格(毎日新聞)や星浩(朝日新聞)の手口である。

先週の金曜日だったか、『報道ステーション』に浜矩子・同志社大学教授が出ていて、消費税を上げるよりも富裕層から増税した方が国民のためには良い、日本の経済は成長していないのではなく、成長しているのに貧しくなっているのが問題なのだ、だから、法人税を減らすという方針はどうなのか、だから経済を成長させるって連呼してる菅首相はわかっていないのではないかと言っていた。税制についての主張はその通りなのだが、事実は税調専門家委員会でなされている議論は、浜矩子の主張に沿ったものであって、民主党員のさとうしゅういち氏が、JanJanブログの記事「菅新総理・代表を先頭に『全員野球』の民主党、そして日本を」に、下記のように書いている通りである。

民主党が直面している課題のひとつは、情報発信力の不足です。

 例えば、政府税制調査会専門家委員会では、神野直彦会長を中心に、きちんとお金持ちへの課税ベースを拡大し、所得税収を増やそうという議論をしていました。それを十分アピールせず、「増収=消費税増税」という観念に閣僚さえとらわれ、議論を混乱させたのは残念


この議論は、「菅さんは消費税増税と言わず税制全体の見直しと言う」と発言した岸井成格や、浜教授の発言をメモしながら「(消費税は)逆進性(が強い)ね」(括弧内は筆者による補足)と合いの手を入れた星浩らは百も承知なのである。知っていながら、政権を法人税減税と消費税増税に導こうとしているからマスコミは悪質なのだ。かつて1989年の参院選での争点に「政治とカネ」(リクルート事件)とともに消費税を据えて、社会党圧勝の風を吹かせたマスコミとは大違いで、この20年間に進んだマスコミの反動化には目が眩む思いだ。「ブン屋」がエスタブリッシュメントに成り上がってしまったのが日本における諸悪の根源である。実際には、在京キー局や在阪準キー局が下手人になっているが、これらの放送局は、TBS を除いて大新聞社と事実上一体となっている。

税制専門家委員会の委員長に神野直彦を引っ張ってきた菅直人には、まだしも「きちんとお金持ちへの課税ベースを拡大し、所得税収を増やそう」という方向性はあるのだ。口では「次の総選挙まで消費税率を上げない」と言っていた鳩山由紀夫には、その方向性はなかった。なぜそう断言するかというと、財務相に藤井裕久を据えたからだ。最近の政局に関して、ブログの世界では、「親小沢対反小沢」の図式に、皆異様なまでに引きずり込まれていて、それを戒める発言をしていたはずのまっとうなブログまでもが、「菅&非小沢対小沢の仁義なき戦いが始まるのか」などと書く始末だ。私自身一時その傾向に引きずられていながら書くのもなんだが、もういい加減うんざりする。たとえば枝野幸男など新自由主義者の代名詞のように言われているが、当ブログのコメント欄で「竹」さんと仰る方から教えていただいた情報によると、事実は下記の通りである。

今週の「カンブリア宮殿」に河野太郎、渡辺喜美、枝野幸男の御三方が出ていましたが、河野、渡辺の両名は明確に「消費税増税、法人税減税」を唱えており、非常にがっかり。
別撮りの枝野幸男は「法人税減税」には反対、「消費税増税」については濁していました。


枝野幸男だって、税制専門家委員会の議論は知っているのだ。プロだから当然だ。問題は、怒濤のようなマスコミの「消費税増税と法人税減税」の圧力に政権が耐えられるかということだ。最後に、『kojitakenの日記』のエントリ「『小沢一郎中心史観』に引きずられない菅直人政権の評価が必要」に寄せられたGl17さんのコメントを引用しよう。

Gl17 2010/06/05 14:01

昨日WBSをみていました。
民主の副大臣にいろいろと聞くのですが、経済課題の設問が凄まじかった。
「消費増税と法人減税はどうやって実現しますか」

何をやるかは聞かないんですよ、やることは番組が決めてて、どうやってその言うこと聞きますか、って・・・。
これやるんだよね、返事は聞いてない!
回答者の方も、その空気でやらないとは言えない風で、言を左右にしてましたが。

結局のところ、世間の言うこと聞くのが政治家の仕事だからなあ、マスコミが世間なのかはともかく。(まあ大きな一部ではある)
「世間の要請を聞く」という本来に立ち戻る可能性があったのが「生活」のスローガンだったんですが、エスタブリッシュ層の反撃は甘くないです。


そう、今の日本では政策はマスコミが決めるのだ。

菅直人首相にはこう言いたい。「金持ち増税」を打ち出して嘘つきのマスコミと戦え、と。

また、ブロガーの方々にはこう言いたい。ブログのなすべきことは、「反小沢対小沢の民主党内抗争」を面白おかしく書くことではなく、民主党自身がこれまで打ち出してきた政策を実現させるべく、草の根から声を上げて政権に圧力をかけていくことではないのか、と。

2010.06.07 08:21


コメント一覧

マスコミがうそをついているといいますが、菅直人の任命したマエハラ、オカダ、センゴク、ゲンバ、タルトコ、ノダこの人たちはみんな消費税増税に積極的な人たちですよね。そういう人たちを選んだということは菅直人の意図は明白だと思いますよ。いくら神野教授が消費税増税に反対なんだー!と叫んだところでねー、むなしいだけじゃないですかね。このブログもくそほっこげな小沢信者となんちゃかわらんようになってしもうたんですかいの?

2010.06.07 08:48 URL | 2ちゃんねらー #- [ 編集 ]

民主党自体もどうかとは思いますが、マスコミの背後にはスポンサーや投資家がいて、結局はそういう人々は大金持ちを優遇するような政策をやってもらいたいわけです
それ以上でもそれ以下でもないでしょう
日本政府や経団連企業がやっているのはネオリベでさえないのでは
他人に自己責任やキチガイみたいな競争を強制するわりに、自分たちはちゃっかり保護してもらいたいみたいな
これも何度も書かせてもらいましたが、そういう政策を金持ちでもない人々まで受け入れてしまいそうです
金持ちは自助努力したから優遇されるのは当然であって、自助努力もしない才能もない庶民は消費税を上昇させられても仕方ないみたいな感じで
本当に終わっています

2010.06.07 09:14 URL | マイケル #- [ 編集 ]

付け加えて。
マスコミが盛んに消費税率アップを既成事実化しようと必死なのは、企業減税を推進しスポンサー企業に媚を売りたいからでしょうね。
今のマスコミ、特にピラミッドの頂点に立つ新聞社の経営は、元現場の記者ではなく、営業や広告畑の人間が多く取締役に名を連ね発言力が強いそうです。
彼らは何よりも業績アップ、赤字解消ということで、スポンサー企業のご機嫌を損ねるような記事には圧力をかけて潰しにかかるそうです。
そういうやり方が蔓延しているマスコミでは、法人税を下げさせた分の内の少しでもこちらへ広告としていかがですかと、そういうことでしょう。
そうでなければ、逆累進性が顕著な消費税アップを、ただでさえ疲弊している一般国民に科すような企てに、加担する様な裏切りはしないでしょう。
私には彼らがその高額な報酬維持のために、国民を騙しにかけているとしか思えないのです。
そこにはもはや報道機関としての使命感もプライドもないのでしょう。

2010.06.07 10:20 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

テレビのニュース番組は、すぐ消費税増税を言い出しますね。批判するのではなく、賛成の方向に促そうとする。
自民党は、参院選の公約に消費税増税を掲げています。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/article.aspx?id=20100603000396
テレビ局は谷垣さんをスタジオに呼んで、消費税増税について喋らせればいいのにね。マスコミ的には正しい主張をしてるんだから。

これ以上家計が苦しくなったら、新聞とるのをやめる家庭も増えるでしょうが、大新聞は既に従来の宅配に頼るのではなく、金持ち相手のビジネスをする準備ができているということなんでしょうか。

2010.06.07 11:19 URL | nessko #aIcUnOeo [ 編集 ]

>税制専門家委員会の委員長に神野直彦を引っ張ってきた菅直人には、まだしも「きちんとお金持ちへの課税ベースを拡大し、所得税収を増やそう」という方向性はあるのだ。口では「次の総選挙まで消費税率を上げない」と言っていた鳩山由紀夫には、その方向性はなかった。なぜそう断言するかというと、財務相に藤井裕久を据えたからだ。

同意します。
すると、菅直人新首相が税制や財政政策をどう持って生きたいのかは、財務相に誰を指名するのかによって推し量ることができるわけです。
そして今回、菅氏が選ぶのは、野田佳彦・財務副大臣です。

野田氏の過去の発言を拾ってみると、副大臣になってからのものでは、
http://www.nodayoshi.gr.jp/report/k_kaiken/kaiken_005-023.html
問) 関連してもう1点だけ。消費税です。これも世論調査で声を集めたんですけれども、世論調査の結果では、初めて政権が、今回は衆議院選、政権が維持するまでは、4年間という表現がありましたが、増税はしないと。今、鳩山政権の下では増税はしないという話に関して、賛成するは5割を切り、反対という意見がちょうど5割になりました。そういう意味では財源論として消費税について国民の声はそのような今状況にはなっているんですけれども、消費税を含めた税制、財源のあり方についてどのようにお考えなのか、改めてお聞かせ下さい。

答) 消費税についてはあまり個人的な意見を言う前に、政府税調の中で消費税を含めて所得税等々、諸々の税制について検討に入っているということでございますから、その議論の推移を見守っていきたいというふうに思います。あとは、個別の税制は別として、これから我々が何かをやる時、政策実現をする時は、基本的には財源なくして政策なしだというふうに思います。そういう中で歳入の改革をどうするかという議論もしていかなければいけないだろうと思います。
----引用はここまで----

と、一応政府税調の議論の枠をはみでないような発言にとどめていますが、副大臣になったばかりの今年の1月31日には、こんな発言もあったようです。

http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/fukouhei/100222-01/100222.html
菅直人財務相は4日、参院決算委員会で「今年、(ムダ削減を)やれるところまでやった上で(略)しっかりとした案を掲げる」と述べ、14日には、3月にも消費税増税の議論を始める必要があることを示しました。
 野田佳彦財務副大臣はNHK「日曜討論」(2010年1月31日放送)で、自公政権時に所得税法に明記した消費税増税に向けた「付則」(注)は「生きている」と発言。仙谷由人行政刷新相は2010年1月6日の講演で、「11年度予算はそこ(消費税を含む税制改革)に依拠しないと予算編成できない可能性がある」とさえ言っています。

 (注)消費税増税に向けた「付則」…昨年3月に改定された所得税法の104条で「消費税を含む税制の抜本的改革を行うため平成23年度までに必要な法制上の措置を講ずる」と明記されています。
----引用はここまで----

これについては、「消費税をなくす全国の会」が翌日に猛抗議をしています。
(参考URL: http://wave.ap.teacup.com/kyodo-desk/3.html)

昨年の総選挙前(肩書きは党幹事長代理)はどうかというと、「消費税増税については議論すらすべき段階ではない」といっていた鳩山氏の見解に異を唱えていました。
----以下、引用----
 消費増税を巡っては野田佳彦幹事長代理も同日(5月24日)、都内で記者団に 「タブー視する空気はつくるべきでない」と指摘した。
----引用はここまで----
(リンク切れですが、http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090524AT3S2400G24052009.html )

なお、衆院選前の毎日新聞の候補者アンケートで野田氏は、
問12: 4年間の任期中に消費税の税率引き上げを決めることに賛成ですか、反対ですか。
で反対と回答してはいますが、このときの民主党候補者は95%が反対(仙谷氏、前原氏も反対)していますのであまり参考にはならないでしょう。

このような人物、すなわち財務官僚のおぼえのめでたい人物を財務相に据えたのですから、菅政権のめざす方向性は見えたと思わざるを得ません。菅氏自身も、「乗数効果」を知らないことが国会答弁でばれてからなのでしょうか、財務官僚に頼りきりになってしまって、すっかり財務官僚との協調路線に転じているわけですから、野田・副大臣を大臣に選らんでも驚くには値しないのかもしれません。

そうであるならば、
>菅直人にこれまで言ったりやったりしてきたことの遂行を求めているだけの話です。

というのは、望むべくもないのでしょう。
誠に残念ではありますが。


また、「玄葉光一郎氏が、党政調会長に」というさらにひどい人事が行われるようですね。

民主党内でも新自由主義色の強い人間ですから、これにはまた驚かされました。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/166165
民主党の玄葉光一郎衆院財務金融委員長は4月18日のフジテレビ番組で、消費税率の引き上げについて「4年後ぐらいには確実に上がっている姿にしなければならない。10%はひとつの(目安となる)数字だ」との認識を示した。
---

ここまで来るとは。菅直人は、完全に転向したと考えるほかないのでしょう。

2010.06.07 12:27 URL | sweden1901 #SVqLzQOU [ 編集 ]

 マスコミの消費税議論で隠された部分があります。 北欧を除くヨーロッパでも消費税率は日常の必需品は0%か高くても6%程度です。 つまり日本の消費税は決して低くなく高い方だという事実。 さらにヨーロッパと日本の社会福祉レベルの差異も検証すべきでしょう。
 一方企業にかかる税金に関しては様々な優遇税制がある上利益隠しを行う様々な手法があります。 この辺の議論も本来必要なはずですが、議論されているようには見えません。 
 さらに自由業等の利益の捕捉率の低さを考えれば幅広く詳細な議論が必要なはずですが、、この辺の議論を無視し消費税を上げろというのは世論誘導と見られても仕方がないと思います。

2010.06.07 14:18 URL | #EBUSheBA [ 編集 ]

法人税と消費税をマスコミがセットで声高に叫んでいる動機は、スポンサーにいい顔をしたいからではなく、もっと卑しい理由からではないでしょうか。

新聞社は購読者が減って経営に苦労しているし、テレビ局は経費節減で黒字を出している状態ですから、法人税引き下げはマスコミ企業にとって命がけの主張でしょう。

その意向に沿って高額な年棒を貰っているコメンテーターやアナウンサーは必死で「日本の法人税は高い」などの嘘八百を並べているのです。つい数日前も年棒数億といわれる古館が深刻ぶって「法人税は高い」と述べている。そりゃあ、必死で嘘を言いますよ。このまま行けば、高額年棒の古館はお払い箱になるでしょうから。

2010.06.07 18:28 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

朝日のネオリベぶりの酷さは、今日の社説でも全開でした。
勝谷のような連中に「仲間を苛めちゃいけないよ」と言いたいのですが、どこからともなく自分達に都合の良いことを持ち出すから厄介です。

国民投票法自体が憲法擁護尊重義務に違反する野の「話し合えばわかる」と欠陥法の推進を煽るとはどういう了見なのかと思います。

消費税増だって「お前らの広告収入がヤバイからだろうが」と言わざるを得ません。
法人税を下げて消費税増で財政は救えないのに。

「少数政党には振り回されないように」とは「どれだけ上から目線なんだ」と思います。自分達がファシズムに餌をくれてやるとは歴史に学んでいない証左と見なせます。

2010.06.09 23:02 URL | ヒイロ #a4p6rPzQ [ 編集 ]

ヒイロさん、

6月9日付朝日新聞3面は、永久保存ものの紙面かもしれませんね。

財政再建・消費税大増税キャンペーンの記事の横に、消費税増税政策を自民党と張り合え、少数政党に振り回されるなと書く社説。

何か、「朝日新聞がご主人様として振る舞える内閣ができたぞ、菅直人よ俺たちの言うことを聞け」と、朝日が有頂天になっているかのような紙面です。

財政再建・消費税増税特集を書いた記者の名前は伊藤裕香子、高田寛、星野真三雄の3人。朝日新聞政治部の記者なんでしょうか。覚えておくと良いかもしれません。

社説は、おおかた主筆の船橋洋一が書いたのでしょう。

勝谷は、船橋洋一の高校の後輩です。勝谷が『WILL』に連載している、朝日新聞の悪口を書いたコラムには、いまだに朝日の論説主幹が若宮啓文だなんて書いてありますが、若宮なんてとっくに論説主幹やめてるって。勝谷は、表向き朝日をけなしているだけでしょう。

2010.06.09 23:57 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]