お山のあしあと

子連れの山登り応援しま~す。
我が家のお山遊びがお役に立てれば嬉しいなぁ。
フル3:10:17 ハーフ1:28:02

茅ヶ岳 2006/4/9

2006年12月21日 | 八ヶ岳周辺

奥秩父 茅ヶ岳(1704m)

 2006年4月9日 

 (前書)

小春も4月から元気に 

♪ぴっかぴっかの~ 1年生!♪

 小春、「ぱぱぁ~、学校は疲れるねぇ~」(大爆笑)

 

怒涛のように忙しかった仕事も一段落して

私、「さぁ~、お山に行こうか?」

ババちゃん、「たまには温泉旅館でも取ってよね!

 小春、P泊なんて嫌よねー!」

私、「温泉旅館は朝が遅いから・・・ねぇ  

帰りに温泉はいるじゃない。・・・ねってばー!

 

 泊まりで遠くか、日帰りで近場か。

う~ん、最近は楽チン低山ばっかりだよね。

2,000m級はまだ冬山やし、この時期に雪がなくて

ぷち“登山”といえば

♪ナイショの話は、あ~の~ね~の~ね~♪

 メールしてみっか・・・ポチポチ。 

私、「支配人様へ、今日の今日ですが、空いていませんか?」

支配人、「お待ちしております。」・・・ラッキー!! 

お前達、鍛えてやる!

 

(本編)

カーテンを、シャーっと・・・わおっ、八ヶ岳!

 

天気も、エエ感じヤン。

反対側の玄関を開けると・・・おおっ、甲斐駒! 

カッチョええー

左に目を移すと・・・待ってろ、“鳳凰山”!

小淵沢は山好きにとって、環境 最高だなぁ。

ババちゃん、「へぇ~、あそこまで登ったの。 

で、“編笠山”はドコよ?」

私、「後ろだよ。」   

ババちゃん、「へっ?」

どうもババちゃんは、甲斐駒と八ヶ岳が隣どうしと

思ってた? まっ、そんなもんよね。(笑)  

 

 茅ヶ岳登山口・・・おおっ、大型&マイクロ 観光バス。

ココは人気あんだなぁ~。 頂上は広いのかな? 

皆さん出発していることやし、まぁ我が家は追いつけんもんね。

ピュー。 ババちゃん、「あー、今日は寒い寒い!

 風が強い! 着なきゃ。着なきゃ。」

私、「はい、これ着てみて。」・・・アウター デビュー

ババちゃん、「いいじゃなぁ~い。 雪山に行くみたい。」

笑顔満天。 歩き始めて15分。 一枚~、二枚~、と脱いで

1時間もしないうちに・・・「暑くなってきた」と半袖シャツ姿。

自分が寒いからと言って小春にも着せるから

私のザックは今日も衣類でパンパン。(笑)

小春、「ぱぱぁ~、まだぁ~」・・・今日もまた早えーなぁ~。

 

またまたnews!なだらかな登山道で見え隠れしていた小柄な

お爺さん(お婆ちゃんでした)を女岩の手前で抜いちゃいました。

・・・小春、成長したな!

小春、「ぱぱぁ~、半分来たぁ?」

私、「うん。 もう半分以上、来たよ。」

 女岩の湧き水で元気になった小春は・・・元気 でなかった。

女岩から尾根までが、ちょっぴり急坂!

小春、「うちは登りたくないネン。」・・・最近なぜか関西弁。

シクシク、 ツツツーっと 涙。

 涙は初めて。・・・私、ちょっと動揺。

眠いの?・・・いや、“金峰山”の時と違って宿に泊まって

皆で9時には寝たもんね。 これが子供の限界なの?

パタンと動けなくなるの? お腹、減っているの?

私、「お菓子、飴食べる?」  

小春、「うん」(涙目)

ババちゃん、「ココに一人で待ってなさい!」 ”渇”  

小春、 「やだぁー!」

飽きたのか? 甘えなんだね。 ほっ。

 

 稜線に出ました。・・・おおぉ、あれは 金峰山、五丈岩!

深田久弥 終焉の地。

展望の良い所で、“ぴん、しゃん、コロリ” 理想的。

私、「小春、覚えている? 雪道の中に登った“お山”だよ。」

小春、「うち、コッチの“お山”がキツイねん。」

 

 1704m 頂上到着!! 

八ヶ岳が、ババーンと光ってお出迎え。

少々春霞  360度 展望!

ムムム、周囲の木に人の手が加えられた跡。

まぁ、広くて見晴らしが良いほうがイイもんね!    

山登りを始めた頃は、富士山、富士山と、富士山を中心に

思っていたけど、最近はやっと“お山”の方向と特徴が判って

きたから、まずは自分の憧れの山を見て

待ってろ“鳳凰山” いつかは“甲斐駒ケ岳”黒戸尾根。

そして今まで登った山をババちゃんに

教えてあげることが多くなったかな?

 

ババちゃん、「金峰山の帰りの、朝日岳の登りより、

今日の方がキツイわ! ツンと見えるあれね、オベリクス?」

・・・ピンポ~ン 大正解!

ババちゃん、 「一人で行ってよね!」・・・ヘイヘイ

 

ババちゃん、「帰りはコッチのほうが短いらしいからコッチね。」

・・・この下りが結構な急坂!

よく考えれば分かるんだよね、

同じ山で距離が短いってことは、急ってこと。

山に入ると、“時間&距離が短い”は蜜の味・・・“お山”の罠ですね。

 ♪でも、あいつは~ しくじった~♪ 

(キャンディーズ 罠より)

 幅10㍍で、打ち下ろしの超ロングホール。

下りきったと思ったら更に先が・・・ひゃー、まだあるんかい!

調子こいて小春となだらかな場所でわぁ~っと掛けたら

・・・痛い、痛痛痛痛痛痛! 

またやっちまった。

後を振り返ってもババちゃんの姿無し・・・ババちゃんも再発したな。

 ココからガクーンとペースが落ちてコッチが“お山”に

「まだー!」と聞く始末。

 登りは涙まで浮かべた小春・・・下りは元気、元気!

最後は私が涙!(笑)

 

(おまけ)

ヘロヘロに降りきった所で反対側から きら~ん

スタ スタ スタ スタ 

髪をなびかせた素敵な女性を先頭に、一列に並んで

私達の前を深田公園へ向かった 6人・・・キャピ キャピ。

足、上がってんなぁ 速い元気なサークルだなぁ~

 

後で知ったのは

 

なんと

 

大人気 山ブロガー しげぞうさん とバッタリ。

http://yamanobori.at.webry.info/200604/article_15.html

(登る方はほとんど大先輩のおじ様&おば様で

若い人がいませんでしたので鮮明に覚えていました。)

 

 

小春、「“お山”は下りばかりだと良いのにね。」

・・・それは“お山”じゃないってば!(笑)

 

 登り 2時間40分  下り2時間

大駐車場  仮設トイレ あり

 

(温泉へ)

私、「小春は今日、幼稚園児だからね。」

小春、「えー、小春は小学生だよー!」

受付へ 

私、「え~っと 大人2枚、こっちは幼児ね。・・・無料」(ペコリ)

 

(番外編)

私、「小春、ランドセルとリュック、どっちが重いの?」

小春、「ランドセル! ぱぱぁ~、ランドセルって重いんだよぉ~。」

私、「じゃぁ~次に行く時、パパの荷物を少し持ってよ。」

小春、「もう“お山”は行・き・ま・せ・ん」だってさ。(笑)

 

ババちゃん、「小春、時間よ! 早くリュックしょって、

学校に行きなさい!」

小春、「リュックは“お山” 学校はランドセルだよぉ~」

ババちゃん、「どっちでもイイの! 早く行きなさい!

ハハハ・・・家ではこんな感じで~す。

 

(終り)

 


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2 コメント

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まいど (おくチャン)
2006-12-22 20:16:37
まいど(^o^)/
うちの子供が写真を見て、おれも、やまいきてー
って、言っています(>_<)
連れて行ってください
おいらには、無理だから(^^ゞ
おくちゃんへ (小春号)
2006-12-23 09:01:51
お~、ついに目覚めたかぁ? さすが男の子やねぇ。
人生の山登りも教えてやらなきゃね。 スキーで滑ってばかりいると、私みたいに社会に出て滑っちゃうかもよ(笑) 上手にターンしていけばいいのか。・・・ハハハ。

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