こどもとあそぶ

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10月11日

2016年10月11日 | 主宰稽古場日誌
未だ観ぬ「シン・ゴジラ」の予習勉強の為に岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を見る。
「シン・ゴジラ」はこの作品の手の込んだパクリだという話を横断歩道前で信号待ちしていた見知らぬ人間達の会話で聞いたからだ。

僕も人間ではないかって?
僕は人間ではないのだ。
労働を時間という秤で売り飛ばしている歩く屍なのだ。
社員は僕のような屍と違い一定の賃金を貰える人間だ。歩きながら生きている。そして生きながら立ち止まる。
僕は立ち止まっても屍だ。

屍でも街の情報には敏感なのだよ。僕はこれでもこころざしがかなり高い。
早く人間になりたいというこころざしが。

テレビのない生活と知的向上心のない生活で世の中の事に疎くなった私には「シン・ゴジラ」を観ても人と同じように感動する事ができないだろう。
せめて人並みに鑑賞できるようになるのは予習と下調べが必須ではないか。

「シン・ゴジラ」を観た後に、これは「日本のいちばん長い日」のオマージュの作品だね、と感想を他の屍達に言うのをすでに決めている。
観る映画館もゴジラの上陸地点と先程の見知らぬ人間達が言っていた蒲田駅にあるテアトル蒲田に決めていて、
映画を観ながら映画館のすぐ外の街がゴジラに破壊されるというバーチャルな体験をするのを映画を観る前から決めている。

ネタバレを含めてストーリーを教えてくれた信号待ちをしていた人間達。

僕は今日一生懸命に岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を鑑賞したよ。
でもね三船敏郎の演技がなんていうか、軍人ではなくプロレスラーに見えてしまい、
蝶野や長州の形態模写にしか見えなくなってしまったんだ。

必死にこれは軍人なのだ、軍人の演技をしているのだ、と思えば思うほど、
名優・三船敏郎の演技がプロレスラーにしか見えなくなってしまった。

戦争映画の傑作にプロレスラーが紛れ込んだ怪作になってしまったよ。

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