時々囲碁日誌+

プロ棋士藤澤八段ブログ。教室、道場の話中心ですが、ガンダムやニコ動他そういう話題も・・・

静かな夜に

2016年12月31日 | 読み物
今年もあと数時間になりました。昨年の大晦日は教室で院生と対局でしたが、今年は古本屋さんから届いた棋書十数冊から院生候補生達の問題選びそして今、教室でこのブログを書いています。こども達が吸収しやすい様に、1、答えが明快、2、印象に残る様な筋、3、実戦が元ネタ、を考えて選びます。更に年齢が低く根気よくヨム事が難しい事も考慮。尤も、難しめの問題は道場でB,Cクラスの院生でも必死に競争するくらいのレベルです。勿論B、Cクラスは最後まで読めてなくては正解にしませんが。この一年間でプロになった、広瀬、上野、関、の3名は小学1年生から(3名共に現在15歳)プロを目指すグループで、入段まで7、8年かかりました。ただ、院生トップのレベルが高いので1年目から上を目指して戦います。後輩達も続ける様に頑張りましょう。今年一年、有難うございました。来年も宜しくお願い致します。

最終日

2016年12月31日 | 読み物
昨日冬休み特訓最終日。6月に移転し広くなり、奥が可動式の扉で仕切れる様になりました。普段は写真の様に半分開いていて院生中心の対局。天豊道場も最終日、高尾名人に対局に来ていただきました。有難うございました。冬休み特訓、年明けは3日からになります。「碁打ちに正月休みは無い」と秀行名誉棋聖に言われていましたが、プロ試験合格まで日々の努力に休息は有りません。

院生候補生

2016年12月29日 | 読み物
平日道場での少人数制院生候補特訓、今回の冬休み特訓で連日行なっています。上のクラス(8〜10歳来年院生目標)から始めましたが、当初道場で4時間、8歳で問題だけ4時間は持たないと思い前半問題、後半対局、の予定でしたが、始めてみると、4時間どころかもっと長時間でも大丈夫そう。競う事による集中力の持続効果は、事前に考えていた以上でした。写真は、低年齢のグループ(6〜8歳、来年度後半から再来年院生目標)。冬休み特訓中は1時間半程ですが、道場と違い連日。低年齢の子程自宅で1人では集中して問題を考える事が難しいので、効果が高いです。上のクラスから3名は1月から院生、明日特訓最終日、皆頑張りましょう。

沼舘四段と飛田初段

2016年12月26日 | 読み物
冬休み特訓コース5日目。今日は天豊道場で沼舘四段が、教室では飛田初段が、後輩達を指導してくれました。院生は勿論ですが、次期院生候補数名(8~10歳4段~6段くらい、来年院生目標)、更にその下の年齢グループ(6~8歳、来年~再来年院生目標)と有り、弟子達の協力は助かります。此方は下の年齢グループが問題の正解ポイントを競っているところ。道場で始めましたが、特訓期間中は教室でも。低年齢だと宿題で出しても中々詰碁も集中して解きませんが、このやり方だと「もっとやりたい」コールが出る程です。目標達成に向けて一緒に頑張ります。

冬休み特訓

2016年12月25日 | 読み物
22日から冬休み特訓始まりました。今季は年明けも3日~6日までと、今までで最長の冬休み特訓です。写真は昼食後の詰碁タイム。年々、入門者の平均年齢が下がっているので、今季はスタッフ増員の10名体制。5歳で10~14時、6歳で10~16時、と頑張っている子もいます。院生志望の子は全体の1割弱、その内数名が春の受験に向けて頑張っています。今日は高尾名人に天豊道場で弟子達が打って頂きました。忙しい中、名人戦終了後三回目。有難うございました。

入段祝賀会

2016年12月20日 | 読み物
昨年の広瀬初段、今春の上野初段、に続き、小学生一年生から競って来た関新初段の祝賀会。関西から結城九段、坂井八段も出席してくれました。院生になったのは上野初段が小二の10月、半年後に関新初段、更に3ヶ月後に広瀬初段、の順でした。一足先、今年の6月に公式戦デビューした広瀬初段は現在13勝4敗、上野初段は10勝6敗、と順調な滑り出しです。少し遅れましたが、まだ15歳になったばかり。1年目から好成績を残せる様に人一倍の努力を。祝賀会の前は、天豊道場にて結城九段、坂井八段に弟子達が打って頂きました。有難うございました。

安永先生

2016年12月13日 | 読み物
少し前ですが、急に思い立って安永先生のお墓参りに行って来ました。中学生の頃夏休みに秀行名誉棋聖に「安さんのとこに行って来い」と言われ、伊丹の安永先生の碁会所に安永門下で院生仲間の小松英樹さん(現九段)と二年続けて1ヶ月程御世話になりました。この時の事は以前に少し書きましたので別の話を。「安さん」と気軽に呼んでいましたが、秀行名誉棋聖より二回り程年長で、本因坊秀哉名人に学び、日本棋院機関誌「棋道」初代編集長、呉先生、木谷先生の「新布石」の共著者という大御所です。名誉棋聖が14歳、皇軍慰問団の一員として参加した時の団長が安永先生。川を遡上している数日間、甲板に出ると狙撃兵に狙われるかもしれないという事で船室に籠って皆で博打をしたらしいのですが、名誉棋聖の一人勝ち、殆ど皆の資金を巻き上げてしまったのを、安永先生が見かねて全て返す様にと。「仕方なく返した」との話を名誉棋聖から何度か聞かされました。今から80年程前のお話です。この時の同行の方の縁で50年後に高尾少年(名人)が秀行門下になります。
写真は「ヒカルの碁鑑賞会」に小松九段の次男、大樹二段出演時。時の流れは早いです。

松本大学と国宝松本城

2016年12月12日 | 読み物
暫く更新していない時期が有ったので載せるのが遅くってしまいましたが今年も松本に。もう20回程伺っていますが、松本城は三回目(多分)です。松本大学での六面打ち、今回は20局近く打ちましたが、遠くからわざわざ来てくれた子や毎年来てくれる年配の方、嬉しいですね。昨年デビューしたはる君とにこちゃん、今年は19路盤でしっかり打てました。有難うございました。

NHK杯

2016年12月11日 | 読み物
今日11日、12時半~のNHK杯3回戦に昨期準優勝の寺山四段が、来週18日には本木七段が出ます。対戦相手は、寺山四段が、新垣九段。本木七段が、伊田八段です。同じ山ですので、兄弟弟子対決になる可能性も有ります。御時間のある方、御覧頂ければと思います。

冬季プロ試験

2016年12月09日 | 読み物
冬季プロ試験で、弟子の関院生が合格(試験終了時点で14歳)する事が出来ました。昨年度入段した広瀬初段、上野初段、共に同学年(平成13年、2001年生まれ)6歳からプロを目指すグループで競って来ました。院生になったのも上野、関、広瀬、の順で3ヶ月ずつ違うだけなので、先を越された今回は、今まで以上に真剣でした。三十年以上続く囲碁ワールドユースで優勝した日本代表は関院生だけなので期待されていましたが、漸くプロとしてのスタートラインに。先輩達に追い付ける様に人より多くの努力あるのみです。前回の「ヒカルの碁鑑賞会」が最終局の前だったので、コメントでご心配頂きました。有難うございました。もう1名の合格者は、元院生でアマ本因坊の実績の有る芝野さん。ニコストの13路対局にも来てくれていた様です。今回、古株(教室に来て10年近く、プロを目指し始めて8年半)の合格で一安心ですが、天豊道場での院生前グループの他に年少グループ(6歳~)の研修も始めたので、まだまだ頑張らなくてはです。有難うございました。