遠藤こどもクリニックは小平市の小児科アレルギー科のクリニックです。こども達の近くにいる診療を心がけています。

腰痛とメタボからの脱却とアンチエイジングを決意した58歳体育会系小児科医の日記

翼の折れたエンジェル

2017年06月13日 | 日記


無事高校入試を終えて、
浮かれた生活をし始めた5月、
誕生日が来てすぐにバイクの
免許をとりにいった。
足が不自由なので、予め府中の
運転免許センターで予備検査を
受ける必要があった。

「何ccのバイクに乗るつもり?」
と聞かれて
「350ccです」
と答えた。

兄は750cc、従兄弟が350ccのバイク
に乗っていたから嘘ではないけれど、
兄のバイクを譲り受ける予定だった
から過小申告といえば過小申告。
もう時効だ。

学校が終わると一目散に駅に向かい
熱心に教習所に通った。
何故かはわからないが、運転技術は
既にある程度習得していたので、
予定通りで進み、検定も1度で
合格した。

自由の翼(バイク)に早く乗りたい
と学校そっちのけでいたから、
高校生活に乗り遅れた感は否めない。
数学のテストで43点をとった。
50点満点なら良いけど100点満点。
初めての悲しい現実、それが青春だ。

4月からヘルメット着用が義務になり、
10月からは大型と中型免許に分かれ
る予定の中、滑り込みセーフで
大型免許を取得できた。
ギターを友達に売ってマフラーを
替えた。
ハンドルも替えて格好良くなった。

そしたらガソリンの蓋が壊れた。
お金がなくて針金とゴムのチューブ
で固定して乗っていた。
何となくレーシーな感覚だと勘違い
してたがやはり貧乏感は否め
なかったと思う。

2年乗らずにいろいろな事があって
バイクを降りた。
楽しんだ分のおつりはあるから
見事に浪人して、自動車の免許は
大学に入るまで我慢した。

留年せずに卒業して、国試も無事
受かり医師として初めて貰った
お金は交通費、
帰り道にグローブを買った。
僕の生きる道は医局対抗野球だと
心から思っていた。

ほんのすこしだけお金が貯まって
先輩の車検の切れたバイクを買った。
余りにもレーシーな改造は元に戻し
車検を取ってマフラーを自分で
交換した。
秋田から東京に戻って来たのも
バイクだった。
そんな26歳の時に流行った曲。


Thirteen ふたりは出会い
Fourteen 幼い心かたむけて
あいつにあずけたFifteen
Sixteen 初めての Kiss
Seventeen 初めての朝
少しずつため息おぼえた Eighteen


こんなにませてはいなかったと思う。
30年余が経ってまたバイクがある。
5年近くで走行距離4000km余り。
減らないガソリンの劣化と、
自然に抜けるタイヤの空気と
バッテリーがいつも心配の種だ。

処分して楽になろうとも思うが、
そうしたらおそらくもう一生
乗らないだろうし、せっかくの
春秋、夏、冬のジャケットと手袋が
余りにももったいない気がしている。

今年はまだ2回しか乗っていない
自由の翼は案の定またバッテリーが
あがり翼の折れたエンジェルと
なったが、数時間の充電で回復した。
なのに梅雨空なのが残念でならない。
猛暑のお盆やすみに連日ツーリング
したあの熱い気持ちはもう無いが
まだライダーであり続けたい。











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