古里小泊のブログ

古里周防大島町小泊から発信。写真付きで日記や趣味を書く 写真はクリックで大きく表示gooブログ

みかんバエ

2006-10-31 18:30:27 | 農業

 定年後、蜜柑作りを始めて驚いたのが、タイトルのみかんバエです。果実に針の穴ぐらいの穴を開け卵を産み付けます。10月下旬頃から孵化し、数ミリの幼虫の姿で果実内に寄生、11月下旬頃から脱出して蜜柑の腐敗の原因になります。10数年前から寄生する様になったらしい。もともと沖縄が北限だったのが、大分県(鹿児島は蜜柑の非生産地)から山口県へ移ってきたらしい。温暖化の影響でしょうか。10月に早生蜜柑のみかんバエ検査に立会いましたが、本当に1園地で発見しビックリしました。消費者に渡ってからは、みかんバエの幼虫が生きたままで寄生いている事はまず無いと思いますが、出てきたらビックリするでしょうね。発生園地の蜜柑は、出荷停止になり(救済処置として、収穫後1ヶ月経過して出荷:まず腐敗します)ます。腐敗してない蜜柑は大丈夫でしょう。


 収穫前の早生蜜柑

2006-10-30 18:44:14 | 悩み

 収穫前の我が家の早生蜜柑です。

061030 一年間の努力の結果、明日10月31日から収穫に入ります。味は蜜柑ののまま、毒害も無いのですが、今年も錆ダニが大量に発生し、今日も廃却したところです。錆ダニは蜜柑の表面を茶色くし商品価値がなく、缶詰やジュースにするしかありません。私達が作業の合間に喉を潤す為に食べるしかありません。


虹色のバラ

2006-10-21 08:41:45 | 通販・買い物

 10月21日の中国新聞の記事から掲載します。おそらく全国紙掲載は無いかも。虹色をしたバラを販売しています。オランダからの輸入で全国広しといえども、国内販売は一店のみ奥様の誕生日,恋人への求愛プレゼント等に最適、ハートがっちり間違いなし。詳細が欲しい人は私のホームページの『小泊の今日』で新聞の切り抜きをご覧下さい。特殊な技法で色の付いた水を吸わせて着色している様です。

18年10月28日に削除します。


味噌作りその三

2006-10-14 11:00:57 | 食・レシピ

 第三日目は、発酵した(田舎では花が付いたといいます)麦と昨日煮た大豆を磨り潰して、塩を加えて混ぜる事です。麦の発酵に時間に合わせます。今朝は3時起きでした。花が付いた事を確認すると、シートを座敷いっぱいに敷きテーブルと磨り潰し器をセット、後は角パレット(40×80㎝×2:磨り潰した大豆を受け、団子を作る:計量の代わり)×2,混ぜ合わせる金たらい(直径50㎝くらい)×2,塩2升その他しゃもじ一斗缶を準備します。手順1昨日から放置していた大豆に5分程度火を通します。手順2金属網籠(×2)に大豆を入れ水切りをします。この時の煮汁はバケツに採ります。手順3大豆を磨り潰し増す。手順4計量の代わりに同じ大きさの大豆団子(これから先は手が味噌だらけで秤など触れません)を作ります。手順5発酵麦を2分し、金たらいに更に二分します。塩1升を2分し角たらいの発酵麦に混ぜる、手順6、更に大豆団子を加え混ぜる。この時少し固めで、先ほど採っていた煮汁を1リットル程度各たらいに加えると程よい味噌が出来上がります。手が味噌だらけで写真紹介が出来ません。早速大阪の女房殿に宅配便で送りました。食べれるのは1ヶ月程度後になります。


味噌作りその二

2006-10-13 12:34:41 | 食・レシピ

 味噌作り2日目は大豆煮です。麦25㎏に対して大豆6升(計量はしていませんが7㎏くらい)を煮ます。朝5時半昨日から水かししていた大豆の水切り後大鍋(直径75㎝)に移し、煮立てます。朝6時点火から10時半迄煮ます。初めの30分は、アク取りでてんやわんや、煮終る迄はぼちぼちアク取りします。大豆を水かししますと大量の皮がむけますが、気にせず煮込み大半はアク取りに引っかかります。煮る途中も含め水分は2~3㎝高めにし、終わる時にしゃぶしゃぶ程度にします。煮終わると、火を落とし翌朝迄放置する為に木蓋をしその上にトタン板をかぶせて夜露を防ぎます。忘れてならないのが、猫の悪戯防止の為に釜口を塞ぐ(猫が釜の中で暖をとる)のと蓋の上に重しを載せる事です。

061013

明日の大豆と発酵麦の混ぜ込みの準備をします。


味噌作りその一

2006-10-12 11:11:38 | 食・レシピ

毎年この季節になると味噌を作ります。以前は8月頃作っていましたが、今の季節は、赤くならないと言う事で作り始めました。だいたいの手順は、1日目:味噌床作り,2日目:麦蒸しと麹菌混ぜ&大豆炊準備,3日目:大豆炊,4日目:大豆の磨り潰しと麦との混合です。ずっと母親が作っていましたので、所帯を持って味噌を買った事がありませんが、帰郷を期に、私が作りは始め4回目になります。写真は麦蒸しの様子です。麦蒸しの日は、午前3時半起きで麦25㎏の洗浄後、2~3時間水に付けた後に蒸篭で蒸し上げます。都合12杯ぐらいでしょうか、蒸しあがり後はちょいと冷やして味噌床(蓆が良い)に広げ午後3時くらいに麹菌を混ぜます。4日目迄5~6時間毎にかき混ぜます。

午後は明日の準備で、大鍋(約直径75㎝)の準備と大豆6升の洗浄、大豆は明日迄水付け、水切り後に大豆にをします。大豆は水を含んで2.5倍位になります。このくらいの量であれば1斗樽が必要です。

Photo_4

 毎年の事ですが、マスター出来ず、母からの直接の指南は、A4で5ページになります。


判らない

2006-10-08 15:29:24 | インポート

 田舎の行事でわからないものが多々あります。その一つが、『荒神祭り』で各家々が交代で祭りを催します。明治時代から続いた行事で、春(2/6,7),秋(10/6,7)二度行われ、残すところ5軒(2軒は予定済み)です。農地の神様を祀ると言われ、1日目の午後と2日目の午前は土いじりをしてはならないといわれ、楽しみの無い昔に百姓の休日と親睦を兼ねた行事と推察しています。その二として『天神講』(4つの講があった?)があり、これも各家持ち回りで祭りが行われていた様ですが、今は自治会主催で一年に一度希望者が宴会を行っています。小泊の神社が天満宮(菅原道真を祀る)と呼ばれているので何か係わり合いがあるかも知れません。その三が『戎祭り』、これは漁師の祭りで言われなくても判ります。以上が小泊天満宮に関わる行事で元論別に春秋の大祭は挙行されます。

 その四が『お寄り講』(減って4つの講があります。))で、これは寺院の行事、その都度説明はありますが、頭に残りません。その五が『おとりこし』で、親鸞聖人の生誕を忍と言われ、本願寺が1月に挙行し、各寺院がその前、各家がその前となり、毎年9月頃の法要に合わせて行い、法要のない家については、10月以降に行うようです。帰郷して4年目にして、やっと判りかけたといえます。