児玉時計店 ブログ

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スプレー

2017-02-13 | 修理
缶スプレーのオイルは、ほとんどのご家庭にあると思います。
そして時計も調子が良くなるだろうと、
このオイルをスプレーしてしまう方がいらっしゃいます。
ところが、これはいけません。
時計は、時計用のオイルが適切な場所に適切な量、注油されて無いと具合が悪いのです。

こちらクォーツ式の大型の掛時計。
お預かりした時から、スプレー式オイル独特のにおいが・・・
お話を伺うと、良かれと思いスプレーしてしまったとのこと。
修理のため、文字板部分をケースから取り出します。

裏側のムーブメント。

そこかしこにオイル溜まりがあり、

木の部分はオイルの海。

機械からも滴っている状態でした。

粘度の低いスプレー式オイルは、入ってはいけないところまで入り込んでしまいます。
ここまで酷いと、この機械はあきらめて、ムーブメント交換します。

対応の新型ムーブメントに交換しました。

長尺時計用の、振り子がゆっくり動く機構は同様です。

DIYも盛んですが、精密機械ですので時計は時計のプロにお任せください。

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