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2017-05-17 | 修理
“セイコー クォーツ シルバーウェーブ”
現在は途絶えてしまった名前ですが、防水で使いやすいシリーズでした。


こちらはお客様が学生時代から約40年ほどお使いになられ、他ならぬ愛着があり、
コンディション維持のためにもオーバーホールのご依頼いただきました。

ケースから取り出し、作業にかかります。


文字板を取り外そうとすると・・・取り付けの足が外れていました。

足はムーブメント側に取り残されています。

いつの修理かわかりませんが、修理痕がありますので、
以前に折れた足をどこかで修理されていたようです。
使用中の振動やショックで、同じところがまた折れていました。

そのほか、ムーブメント各所に古くなったオイルのこびり付きが見受けられます。

この当時のムーブメントは、普及品クラスでも金属製のパーツが多く使われ、

受けや歯車はもちろん金属製です。

そのためクォーツモデルでも、メンテナンスしながら長期間使用して来られたのでした。

組みあがったムーブメントをケースに収めます。

電池はセイコー純正電池を使用。

ケースやガラスの傷はお客様と時計の歴史なので、
今回は敢えてそのままクリーニングのみで仕上げました。

金属ベルトを取り付けて、完成!!

ジャンル:
コレクション
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