自信を持って使えない表現、アイワンダー。
"So I wonder if journalistic efforts at fairness don't risk normalizing Trump" ("When a crackpot seeks office", INYT, p. 9, 16SEP2016)
報道の公平性追求がトランプの存在を普通のことにするリスクを冒さないか、と思う。(冒すんじゃないの?)
I wonder if(どうかな?)journalistic efforts at fairness don't risk normalizing Trump.(報道の公平性追求がトランプの存在を普通のことにするリスクを冒さない、なんて)
notを取れば、逆の意味になるはず。
I wonder if(どうかな?)journalistic efforts at fairness risk normaling Trump.(報道の公平性追求がトランプの存在を普通のことにするリスクを冒す、なんて)
I wonder if he will not fail. どうかな?彼は失敗しないなんて。
I wonder if he will not be dissapointed in love again. どうかな?彼はまた失恋しないなんて。
I wonder if the self-driving cars will not mulfunction and hurl themselves against a wall or something. どうかな?自動運転車が誤作動して壁とかに激突しないなんて。
I was wondering if you could help me? どうかな?手伝ってくれるなんて。
I wonder if it will be sunny tomorrow. どうかな?明日晴れるなんて。
I wonder if it will not be sunny tomorrow. どうかな?明日晴れないなんて。
wonder: to wish to know something : feel curiosity or doubt : query in the mind (Merriam-Webster Unabridged)
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ところが、これが"I was wondering if you could help me?"になると、丁寧表現の最上位の部類で、「手伝っていただけませんでしょうか」ぐらいかな、と。
そうですね、wish to knowで、自問してるような感じなんでしょうね。
読むときや書くときは時間をかけて理解できるのですが、いざ話すとなるとI wonder if...のパターンを即座に使えるかというと自信がありません。
でも日本語を学ぶ外国人の人も「ではないだろうか」のパターンに熟達するのも時間がかかるのかも知れませんね。
NYの狭い広場でバスケットに興じる子供達に対してインタビューアーが"What's your name?"ということはなく、"May I have your name, please?"と言うのと同じ程度のことでしょう。
さらに、英国の紳士が、「これをやってくれ」の意味で、"Perhaps, you may ..."と表現するようなものでもあるのでしょう。
昔の明細書を見ますと、"Please be it known that ..."などが出てきますが、古くさいというよりも、奥ゆかしさを感じます。実際には古いことはなく、近年、大学生が図書館の司書に宛てたメッセージにも"Be it known that"がありました。