こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境 こっちゃんシアター 上映時間 100分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (WB) 初公開年月 1997/09/ ジャンル ロマンス/コメディ
信じ切っていた恋人(チェッキー・カリョ)に裏切られた、カメラマン件コラージュ・アーティストのマギー(メグ・ライアン)。彼女はある時、天文学者のサム(マシュー・ブロデリック)と出会う。彼もまた恋人のリンダ(ケリー・プレストン)にふられ、彼女を追ってきていた。そんな2人は互いの恋人が現在同棲中という事実を知る。マギーたちは、彼らの仲を裂くため一致協力するが・・・。
(作品情報より抜粋)
歪んでます。歪みきっとります。
”愛しい恋人にフラれ組”の男女。 そんな二人が出会ってしまいました。
二人の元恋人はニューヨークのとあるマンションでラブラブ同棲中
そこで二人は愛の巣の向かいにある廃屋に陣取り、張り込みを始めるワケです。
男はモトカノを取り戻すために。 女はモトカレをどん底に突き落とすために。
なんというストーカーによるコラボレーション!
二人の奏でるストーカー・ハーモニーは・・・いや目に余るものがありますね、やっぱ。
しかし、こんなトコから生まれる恋もあるわけですよ。
て、んなアホな。( ̄∀ ̄*)
とにかく中盤以降ちょっと失速するものの、前半のドラマの加速具合といったらもう爆笑。
このアップテンポな転落ぶりはもう抱腹絶倒に値します。
ドリフのズッコケネタで笑える人種は、やっぱりこの映画のマシュー・ブロデリックでも笑えるでしょう。
オメデタイ発想を抱く天文オタク系の彼の役どころは、もはや”無敵の天然クン”。
マシューって、こういう役をやらせたら本当に上手いもんな~。
芸達者ぶりが光ります。
映画『プロデューサーズ』に繋がる面白さを、ココでも見ることができますよ。
一方、ロマンスコメディの女王(だった)メグ・ライアン。
この映画ではかなりブラッキーです。
「彼女はきっと自分のところに戻ってくるんだ。」と真顔で語るマシューに向かって、
「男の発射したザー○ンに押し流されて帰ってくるわ。」などとアッサリ平気で返す。
マシュー君を一気に凹ませます。
でもその過激な言動の割に、仕掛ける復讐技が可愛かったりしますね。
発想はほとんどコギャルレベルです。
ただし、盗撮、盗聴、不法進入、器物損壊、キャッシュカードの不正使用...
目的の為の任務遂行によって二人が犯した罪は数知れず。
でも、ソレもコレもぜ~んぶ「笑って許して」というようなコメディです。
実際、笑って流せます。
もっとも、一方的に恋人をフッって同棲をはじめるような男女に、同情心などそれほど湧きませんしね。
被害者には見えませんよね。
マシューのモトカノ役はケリー・プレストンなのですが(実生活ではジョン・トラボルタのカミさんです)、
この映画ではシタタカな一面も見せてました。
相変わらず美しい彼女ですが、好感度はあまり残らない役どころです。
そしてメグのモトカレ役は『ニキータ』『ドーベルマン』などのフランス俳優、チェッキー・カリョ。
彼がここまで情けない役を演じるのは珍しいというカンジです。
イチゴアレルギー&骨折のシーンは見てるこっちまで痒くなる。
両手が使えず柱にスリスリ。
あそこまでヒドイなら入院しなさいとツッコミたくなります。
こっちゃんがこの映画で気に入ったのは、投影機を盗撮用に持ってくるというアイデアでした。
天文観測所に勤務する”銀河マン”のマシューの設定もここで生きてきます。
彼はその自作機器を使っていかにも天文観測的にモトカノの私生活を記録して行くわけです。
スクリーンを作ろうと、レンガの壁に映し出された彼女の映像の上から白いペンキを塗っていく
なんていうイメージもよかったですね。
なかなか考えたなぁと感心してしまいました。
あとBGMのセンスもなかなか良いですね。
エンディングでかかるのはやっぱりあのエイティーズの大ヒット曲「恋におぼれて」なのですが、
これがロバート・パーマーではなく、ネナ・チェリーのカバーヴァージョンというのがまた心憎い。
ただしストーリー的には後半ちょっとシツコく、「もうその辺にしてあげようよ。」なんて思っちゃうかも。
ラストは結局、無理矢理なハッピーエンディングでした。
飛行機まで飛ばしてるのに・・・結局そんなコトもおかまいなし。
でもコレは個人的に好きな映画だったります。
なんだかんだメグもマシューも大好きですし。
まあ、ネスカフェでも飲みながら気軽に観れば、これも楽しい映画ですよ。
(*´ω`)且~~ハイドーゾ
あ、未見の方のために言っておきますが、ロマンスとしてのトキメキ度は低いですよ。
復讐にウエイトを置きすぎだもの、この映画。
だからロマンスに割り当てる余裕がなくなっちゃってるんだな。
もっともメグとマシューの恋人像なんて、はじめから被写体的に不自然さを感じるので
そこをネチっこくやられても困っちゃうんですけど、ね。
復讐は「どこまでやっても虚しいもの」。
スッキリするどころか、必ず自分に返ってくるものなんですね。
なのに、「この世からなくならないもの」でもあるようです。
ヘンなのー。( ̄∀ ̄*)ニンゲンッテ...
「復讐」___。これって全ての人間が持っている自然な感情なのでしょうか?
て、こっちゃんは復讐したことはありませんからね。 (´∀`;A アセアセ
恋におぼれて
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こういうタイトルの映画がありすぎて、もうごちゃ混ぜやもんね。
やっぱマシューはコミカルが一番ですなぁ。
メグもキュートやし。(・ω・)bグッ
っていうか、これ読んだらもう観なくてもイイ感じで書けてますね。
パーフェクトよ♪
あぁ~~、コーヒー飲もっ!
おいらは紅茶派なので、ネスカフェはパスです。(笑)
イヤ-----(*゜∀゜*)-----ン!!!!
ブラッキーなメグやん観たいしさぁ~♪
ドリフ系の笑いなら楽しめそうだしね。
「恋」がどうしたってタイトルは多すぎだよね。
これも特別好きじゃなければもう思い出せないでしょ。
でも結構おもろいよ。
マシューの魅力が良くでてます。
メグは弱冠不発気味だけど。
え?パーフェクトですか?
▼mちゃんへ
だから復讐はしないんだって。(笑)
むしろmちゃんのバイブルにならないよう祈る次第です。
イヤ-----(*゜∀゜*)-----ン!!!!
コーヒー飲みなよ。
▼miyuぽんへ
おや。観たくなりましたか。
ロマンスとしてはともかくコメディとして面白いですよ。
このメグは完全に悪メグです。
ドリフ系は好きなのね。ふふ。
ならば是非!
この映画!!
とか、いいながらこの映画、好きだけどね
でもでも、この人たちしてるの犯罪だからして~
いかんのよ~
がっはっは。
マネはいかんよ、マネは。犯罪だからね、確かに。
ストーリー忘れちゃっているわ。
こっちゃんストーリーで
なんとなく、思い出した~。
うん、ストーカーと言わないころの
元祖ストーカーのお話だっけね?
今日もエスプレッソ飲みました~♪
でもホントは紅茶党です。
天文学者のマシューがよかった記憶があるんですけど。
メグのラブコメは見すぎてごちゃごちゃしてるかも。
こじれたら泥沼になりそうww
まあ、ラブコメとして深く突っ込まずに
見たほうがいいのでしょうか☆
そうそう。
この頃ストーカーという言葉はなかったね、確か。
タイムリーで観てた人はもう忘れてますね。
エスプレッソとこっちゃんの感想文で思い出して。
▼はんなさんへ
はんなさんは紅茶党ですね。
ブレンディももっと薄く入れると透き通るしね。
そおそお。
この映画はマシュー君の方が断然いいんですよね。
▼あんびるさんへ
そうですね。
こんな出会いから始まった恋がこの先どうなるかは
あまり想像したくないかも。
まあツッコまぬが華ってトコでしょうね。(笑)