こっちゃんポイント
鑑賞環境
★★★
こっちゃんシアター
上映時間 123 分 製作国 韓国 公開情報 ワーナー 初公開年月 2004/12/11 ジャンル ロマンス/コメディ
救いがたい思い込みとカン違いで職務に励む熱血婦警のヨ・ギョンジン(チョン・ジヒョン)は窃盗犯の男と思い込み、別な男を誤認逮捕してしまう。なんと彼は、善良な市民の高校教師ミョンウ(チャン・ヒョク)であることが判明したのだった・・・。
(作品資料より抜粋)
チョン・ジヒョン主演の人気作品に手を出してみました。『猟奇的な彼女』の影響もあり、多くの期待を集めた彼女の新作。いかがなものでしょうか?
「僕の彼女を紹介します。」というのは、この高校教師ミョンウの言葉。この映画の観客は、思わぬところでこの台詞を聞くことになります。コメディ仕立ての誤認逮捕劇の結果知り合い、付き合うことになった二人。その恋愛風景はドタバタそのもの。見ているコチラとしては、さすがに男のミョンウの方に同情心を向けずにはいられません。
手錠でつながれたまま麻薬犯逮捕に付き合わされるわ、異常に味付けの濃い手料理を食わされても美味しそうな顔をさせられるわで、もう大変。それでも何故か、楽しそうな彼。雑誌の1ページをちぎって折った、紙ヒコーキで彼女にイタズラを仕掛けたり、プレゼントに用意した皮千得(ピ・チョンドゥク)の本のページに、彼女と自分のパラパラ・マンガを作ったり・・・。そんな無邪気な彼の姿を見て、こちらも幸せな気分を味わうことが出来ます。どしゃ降りの雨の中で、小さなカラ傘を手に踊る二人のシーンは、強く印象に残りますネ。
よく言えば勇敢。悪く言えば無鉄砲な彼女・ギョンジンの正義感に、ひたすら付き合う彼・ミョンウ。観はじめて誰もが思うはず。あ!これ『猟奇的な彼女』そのままじゃんっ!まさに、その構図の再現ドラマです!まるで、『猟奇的な彼女』の続編を見ているかのような前半は、とっても楽しいですね♪何度も大笑いしてしまいました。ミョンウ役のチャン・ヒョクは、『英語完全制服』でも同じ顔、同じ髪型で見ましたが、断然こっちのキャラが似合ってる!困った顔の上手な役者さんですね~。
しかし、そんだけ笑えるこの作品、後半はガラリと変わって行く展開を見せます。いきなり訪れるシリアスな展開・・・・。まるで予期しなかったこの展開。現実を受け止められず、自殺に走るギョンジン。自分が思っていた以上にミョンウを愛していたことに初めて気がつきます。死にたい願望に取りつかれた彼女は、薬物自殺、飛び降り自殺と、何度も命を捨てようとするのですが、どうしても死に切れない。そんな時にいつも彼女の目に入る紙ヒコーキ。それはあの時の彼が折ったものだったのですね。突如、彼女の脳裏に彼が生前残した言葉が蘇ります。うわ、良いですねココ。
僕は前世は風だったと思う。僕がいない時に吹く風は僕だと思って。死んだらまた風になりたい・・・。」
「風になって傍で見守る」って何か素敵な話ですね。そんな彼の存在を感じたくて、風車をいっぱい作りお部屋中に飾る彼女が印象的に映ります。”彼”が吹いてきてパラパラ・マンガをめくったりするシーンなんかも、追い討ちで涙を誘います。さらには白い鍵盤だけのピアノなど、彼の優しさが以前の何倍にもなって彼女を包み込む・・・。そんな名シーンばかりを寄せ集めて作られたような映画です。
ただ、ストーリー的にはこっちゃんは、『猟奇的な彼女』の方が数倍好きですね~♪この映画は、猟奇的なチョン・ジヒョン・キャラファンの為の映画という感じがします。この作品からは、『猟奇的な彼女』で出し切れなかったイメージ・ショットを片っ端から出し、それをストーリーで結んだような仕上がりを感じました。だから作品の質的には『猟奇的な彼女』の方が上でしょうね。
名曲ノッキング・オン・ヘブンズ・ドアの女性ヴォーカルによるカバーヴァージョンや、可愛らしいピアノ音楽なども素敵ですし♪
ただーし!”X-JAPAN”だけにはチョットひいてしまいました。むむ。
『猟奇的な彼女』でチョン・ジヒョンのファンになった人にオススメしたい映画です。
《2006.07.09記事一部訂正》
って、もう知ってるわな。^^
出たね、韓国映画・・・
でもよ~っく見たら、チョン・ジヒョンちゃんって可愛いね。
わりと好みかもしれない
「お家を映画館みたいに」は、後でゆっくりと・・・
この作品で韓国映画の世界に・・・って感じです。
ちなみにおいらも男です。えっ?知ってるって
スマートさがウリの人気女優です。
そんなに、演技は上手くないんだろうけど、
楽しい人ですよ。
惚れちゃったな・・・・ふっ
こっちゃん
m52387177さんの記事どおり、楽しい映画でしたよ♪
チョン・ジヒョンは「猟奇的な彼女」でも
魅力爆発してますよ~。楽しんでね。
え?男だったの・・・・?
ってワザとらしい、こっちゃん
これはちょっと・・・じぇれたん苦手そう
洋画でも、こういう作品はあまり観ないもので
あっ、そうそうじぇれたんは、実は女の子なのらぁ。びびった
しかも、「女の子」じゃないでしょっ!
・・・・ったくぅ。
疲れるナァ~
こっちゃん
なんか、面白かったよね。こういう、意外性ってのも。
これは、面白い脚本かけるんでないの?ジェレミーさん。
きっと、あたるかもよ。
イギリスの映画にあったよね。恋したら、実は女装の男だった、っていう映画。
タイトル忘れたけどね!
こっちゃん、これからも、よろしくね~~!
『愛してるよ!』
の言葉を贈ろう!!
ふしみさんへ
ジェレミーも3月終わりごろまで、「こっちゃん=女の子」だと思ってましたよ。でも、こっちゃんレビューには、時々「こっちゃん=男の子(子でもない?!)」って明らかにされてるんですよんっ
それと、クロちゃん(クローネンバーグ)作品でも、『Mバタフライ』(ジェレミー・アイアンズ&ジョン・ローン)っていう作品がありますよ
こっちゃんの場合、「女装」ってわけじゃ
無いんですけど、とにかくこれからもヨロシクお願いします♡
「愛してる」なんて言わないでっ!ポッ!
こっちゃん
そうでしてね。
ジェレカルビさん(?)もそう思ってましたね~。
思えば、かつてYahoo!でブログやってたTKさんもそうだった。
「え”~っ男なのぉ?」ってビックリしてたなあ。
こっちがビックリだわい!
お前が悪いんだろと責められるこっちゃん