石工房吉田 珈琲石臼体験所

珈琲用石臼製作 珈琲用石臼を使った珈琲の体験所 熊本県天草市下浦町

在庫が増えてきたので専用の棚を作りました

2017-03-16 | 珈琲臼開発過程
いろいろな種類の石臼を作っているうちに、遂に置き場所が無くなってしまいました。
二カ所あるカウンターと靴箱の上、さらには出窓にまで並べとったとですが、リビングが石臼だらけになりゴチャコチャしてきたので思いきって専用の棚を作る事になりました。
計画では4台並びの3段にしようと設置する壁面の寸法を計ってみたとですが、入らん。
しよんなかけん、3台並びの3段で設計しました。
スペースは良かとですが、問題は石臼の重量、、、、、。
1台が約17キロとして、12台で204キロにもなる。洋服を乗せる棚は作った事があるとですが、重量物用は初めてであります。
材料は最も安い「ツーバイフォー」を使用します。
重量物なので、下向きに掛かる力に対する強度を確保するために、ホゾを組んで作るとですが、これが非常に難しかとです。
まず、ホゾの方向を間違えない事(裏、表)、簡単そうですが図面を書いているだけでは必ず間違えます。
この時、いちいち現物の角材を仕上がり状態に並べながら(組ながら)確認をして進めるのが間違えないコツだと経験で学びました。
ホゾは寸法通りに正確に仕上げます。ホゾがユルユルやブカブカの状態では縦の角材の強度が半分になってしまい問題が出る。
逆に叩き込む程にかたい場合は材木が割れたり、反ったりするもので具合が悪い。
特にツーバイフォーの材木は柔らかいので、精度が出しにくいので苦労しました。
多少ゆるいホゾには木工用ボンドをしこてこ付けて組み上げ何とか完成させました。
果たして200キロに耐えうるか、、、、?下の段から注意しながら乗せたのですが、まずは壊れんやったです。


日曜大工にしては複雑なホゾになっとります。





これでスッキリ収まりました。


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