Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

Ortofon KS601 について(1)

2017-05-05 14:16:54 | Ortofon
 Ortofonは北欧デンマークのオーディオメーカーで特にカートリッジ、アームなどが有名ですがかつてはアンプも作っていました。「Ortofon KS601」は1960年発売のプリメインアンプで5年という比較的長期間作られた。デンマークといえば家具やパイプなどの木工製品、アンデルセンの故郷、OrtofonやB&Oをはじめとする精密機器、著名なデザイナーのヤコブ・イェンセン、、とヨーロッパの中でも(私にとっては)魅力的でいずれは訪れてみたい国の一つです。
 Ortofon社の歴史は古く創業は約100年前の1918年、アクセル・ピーターセンとアーノルド・ポールセンが映画のトーキーシステムを世界に先駆けて開発したエレクトリカル・フォノフィルム・カンパニー(のちにフォノフィルム・インダストリーA/Sに改称)が源。その傘下として1951年にオルトフォンA/Sが設立された。


 



 




 この回路図には「フォノフィルム・インダストリーA/S」とある。Dateは1960年9月27日で1958年にステレオレコードが出てから2年後のステレオプリメインアンプとなる。日本では1961年にはLUXからSQ5Aが登場している。プリメインアンプはピュアオーディオ(死語)から見れば傍流の気がするしオーディオ史に残ると思われる真空管アンプは少ない。しかしプリメインアンプにさらにFM、AMチューナーまで詰め込んだ「総合アンプ」は安物オーディオとされていたが技術者から見たらかなりの難物だったろうと思います。管球式の単体総合アンプが存在していたかは知りませんが多分国産ステレオセットではあったと思う。余談ですがカミさんの実家にはMFB(モーションフィードバック)機能が付いた「ナショナル」のステレオセットがあってびっくりした。物持ちの良さに。。当時のナショナルオーディオの技術水準は世界的なレベルだったと聞いています。

 今日は五月五日で端午の節句 晴天だし外に出よう。BMW R26に乗って。
 
 
 原付ママチャリも元気です。

 抜けてた空気入れたらあとは何もしなくても快調。さすが世界で700万台売れたバイクで手間いらず。ダダダッとエンジンかかってペダルがすうっと軽くなる。このアバウトさは快感〜!


 拙宅の「Ortofon KS601」ですが
 

 
 なぜか出力管が2本無い。。またプリント基板も結構傷んでいる。

 このキチャない補修をしたのは「私」です。割れたプリント基板を綺麗にリペアーする技は、、? あったらご教授願いますっ! 出力管のソケットまで基盤上にあるが発熱は大丈夫だろうか??、、まあそういうアンプなのでしょう。鬼気迫る再生が目的では無いノダ、、と思います。
 構造はとてもユニークでぐるっと取り囲んだ腹巻のようなメッシュ板を外すとメンテし易い。脚も筐体の一部で今見ればレトロ調だが当時はどういった印象を持たれたのだろうか。


 スピーカー出力はDINから通常の端子に、また電源は3Pインレットに改造されている。ヨーロッパ製品は220Vですが回路図では110Vへ改造できそうだがリアパネルには「220V 〜AC 50-60c/s」FUSEは「0.4ASB」としか書いてないので安易な改造は事故を招く(経験済み)。このまま行きましょう。入力もDINなのだが不便なので以前変換コードを作ってます。

 出力管は6973というビーム管
 

 

 

 2本足りないのは他から捥いできて恐る恐る100Vから通電してみる。電圧測定すると、、なんと規定値付近。110V仕様でした。。表示の変更していなかった。

 110V仕様の結線の様子です。回路図には電源トランスの引き出し線の色の記入がない。1次がパラ接続だと思います。もともとこの状態でやって来た事になる。
 また基盤が破折している所は太いワイヤーをアースで接続して補強した。これで真空管の抜き差しでもゆさゆさ動かなくなりました。


 

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