Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

Marantz Model 9 について(1)

2016-11-07 09:32:48 | Marantz
 ソウル・マランツが関わってシドニー・スミスが設計した「Marantz model 9」は1960年に発表された最後から2番目のアンプ。                                                                                                                                      拙宅ではオートグラフ(レプリカ箱)と組み合わせて長い間稼働していました。正直それまでは「Marantz Model 2」などに比べても魅力が薄いアンプではないかという先入観がありました。が実際使用してみてその高性能ぶりには舌を巻いた。オートグラフは一般に言われているように難しいスピーカーです。五味康祐氏の名文に触発されて導入はするのだが(大抵はアドバイスに背いてレプリカ箱で)その低域のコントロールに悩みます。どうしてもユニットの中高域と繋がらないのです。(私も音道に懐かしい「ラスク」いれてました)ところが「Matantz Model 9」で駆動すると、、オートグラフが黙ります。もちろん音は出るのだが余計な音を出さなくなる。理由は簡単でそれだけコーンの制動力が高いということですが当時はホントにありがたかった。今でも一般に言われる極上のHiFi再生といって良かったと思ってます。(じゃなんでやめたんだ!?と聞かれたら自分でも??ですが)  「Marantz Model 9」を使っていてもう一つ思ったことは、音味の骨格は真空管(出力管のEL34)の銘柄に大きな影響を受けなかった、ということ。これは単に現代管が優れているということかもしれないが1本1900円の球でもとても瑞々しい再生をしてくれた。近代アンプはNFBの恩恵もあって匠の技は必要なくなったかも、、と。ただ時代の先端だったはずのアンプが古典になった現在、作法として純正の真空管を搭載することには意義があるかとも思います。
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