ヤング神戸三田イーグルスの監督のブログ

兵庫県神戸市、三田市、宝塚市、西宮市、川西市、三木市を中心とする、ヤングリーグ所属チームの奮闘記です!

可能性

2017年06月26日 | 日記
先週末は小中共に練習の中、中学部の二年生以下が、タイガースカップ予選に挑みました。



結果は敗退し、今週の敗者復活戦に再チャレンジすることになりました。

リカバー

敗因はちょっとした守備ミスから、広がっていきます。そのミスを無くすように!!!と、考えるかもしれません。

しかし、野球は確率のスポーツ。打者が3割の成功を修める傍ら、7割の打ち損じが有ります。そして、日本のプロ野球にも防御率ゼロ点はほぼいません。名手菊地でも守備のミスはあります。

私は練習ではミスが少ない方法を指導しますし、ミスして良いとは言いません。ただ、未熟な小中学生の野球では、何かしらミスはおきます。そして、野球はミスをカバーできなかった方が敗者となる確率が高いのです。(野村さんが言ってる不思議な勝ちがたまにありますが。たまにです。)

かつては、私もミスに厳しく叱咤した時がありました。それが、折れない心をつくると思っていました。しかし、ミスをしないようにとか、評価してもらいたいとか、監督の顔色を伺いながらプレーすることは真の心の強さではなく、ましてや個性あるプレーは生まれないと痛感する昨今、ミスを責めることはやめました。

皆でリカバーしろ。リカバー、リカバー、苦しいけどリカバーで、結果、勝てた。そこに達成感と喜びを感じてほしいとさえ考えるようになりました。

先日、試合中、ミスをした選手に気にするな!リカバーや!っと、声をかけました。試合に負けましたが、その後、彼は予定を変更して、追加練習を申し出、一生懸命、練習していました。折れない心は監督がワーワー言わなくても育つ。これが、成長だと思いました。

今週末は敗者復活戦。その名にあやかり、リカバーしてくれるとうれしいです!

神戸サンダーイーグルス
事務局兼中学部監督
安永 大輔


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