欧州雑派

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「白痴」読書メモ (再ー④) ~ナスターシャ・フィリッポヴナの夜会 

2017-05-26 | ロシア文学
これは恐るべき物語かもしれない。 白痴 1 (河出文庫) 望月 哲男 河出書房新社    中盤までの印象は、ムイシュキン(公爵)のような男が僕の周囲に居たらウザイだろうな、ということだけだった。彼の意見は正論すぎて、物事の本質を突いている。だが、他人の心にズケズケと入り込むのが実に不愉快。現代社会では間違いなく嫌 . . . 本文を読む
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