神戸っ子ランナーのマラソンブログ

六甲アイランドを中心に神戸市内でランニングを楽しんでいます。
マラソン大好きな市民ランナーのブログです。

2017年・夏 高地トレーニング&再会

2017-09-13 22:57:07 | トレーニング
もう2ヶ月前になりましたが、7月初旬に数年ぶりに信州へ高地トレーニングに行ってきました。
秋のレースでは神戸マラソンと大阪マラソンの両大会共、有難く当選させてもらいましたが、
このどちらかを久々に真剣に走ることにしたので、
走力を数年前のレベルに戻すため、暑い時期に走り込める場所はここしかないと思い、
スケジュールを調整して、ほとんどの知人・友人にも内緒で週末信州に向かいました。

金曜の夜、仕事を終えてから大阪から一人で夜行バスに乗り、翌朝、長野県の茅野に到着し、
茅野から白樺湖までバスで移動し、標高1400mの高地に到着しました。

白樺湖は好天に恵まれ、非常に涼しく絶好のランニング日和になりました。



そしてコインロッカーに荷物を預け、ここからバスで八島湿原まで移動しました。


本来なら白樺湖からスタートし、車山高原や霧ヶ峰方面に走るところですが、
ここに来たもう一つの目的はビーナスラインの扉峠を目指して走ることと決めていたので、
あえてこの場所からスタートすることにしました。

なぜ扉峠を目指すのか、6年前の5月にランニングクラブの合宿でこの場所へ来た時、
当時のコーチで、その後実業団で活躍された早川英里さんとO本さんの三人で
このコースを走りましたが、
この時のトレーニングは私のランニング人生の中で最も厳しく、
印象に残る練習だったと記憶しています。
その場所をもう一度走ってコースや景色などを確認したかったのです。

※その時の模様はバックナンバー・2011年5月のブログ「蓼科合宿Part1~3」に
詳しく書いていますので、良かったら読んでください。


6年前にこのコースを走った時は早川さんが引っ張ってくれて、
私は彼女の背中を見ながら走るだけで、
とてもコースや景色を楽しんでいる余裕は全くありませんでした。

とにかく厳しい上り坂が次々と現れ、
どんどんと標高の高い場所に速いペースで駆け上がったという記憶しか残っていませんでした。
私は復路の途中でついていけなくなり、歩いたり走ったりしながら
前で待っていてくれた早川さんらと一緒にゴールしたことを覚えていますが・・・。

とにかく今回の高地トレーニングの最大の目的がこのコースを走ることでした。
八島湿原(標高1647m)~約4km~和田峠(標高1530m)~約5km
~三峰大展望台(標高1764m)〜(約3km)~扉峠(標高1628m)
のコース往復を走破することが今回のメインコースです。(約25、6km)

ちゃんと走り切れるか不安はありましたが、ついにスタート!




いよいよ和田峠まできました。
ここから5kmはずっと上りでいちばんキツイところです。


目指すは扉峠ですが、まだまだ先です。


走りながら少しずつ6年前の記憶が蘇ってきました。
こんな坂が次々と・・・。


ようやく三峰大展望台(標高1764m)が近づいてきました。







三峰大展望台をあとにして扉峠まであと3km。



ここからは少し下りになりますが、帰りはキツイ上り坂になります。





そしてついに扉峠に到着しました!


これが6年前、2011年5月に3人でたどり着いた時の写真です。
間違いなくこの場所でした。


やはり、この場所まで来るのは大変でしたが、
今回久々に信州にやってきた目的を達成することが出来ました。

復路はまた厳しい上りのあと、和田峠まではずーっと下りで、
このコースを名残惜しむようにスタート地点の八島湿原まで戻りました。



この夜は女神湖近くのホテルに宿泊し、
翌日は白樺湖から女神湖、蓼科牧場など近辺を走って、高地トレーニングを終えました。


そして、この高地トレーニングから1ヶ月半後、
東京でランニング仲間が集まる催しがあり、
一緒にこのコースを走ったメンバーと数年ぶりに再会し、
当時のことや、先日ひとりでこの場所へ行ったことなどで話に花を咲かせました。

みんな大人になりました。(笑)


スマホ画面は6年前の写真です。


早川さんは今春実業団の第一線から退き、選手生活にピリオドを打ったようですが、
今も変わらずアスリートそのものでした。

今回のトレーニングに行く前には、この予定は決まっていなかったのですが、
その後にこのような催しがあり、その時のメンバーと再会できるなんて、
思ってもみませんでしたし、この夏に導かれるようにあの場所へ行ったことは
偶然ではなく、必然だったとの思いを強く持ちました。

また次、あの場所へ行くのはいつになる分かりませんが、
あのハードなコースをまだまだ走り切ることが出来るように頑張っていきたいと思います。
出来ればまた同じメンバーで走りたいですね。

(次回は8月末に走った北海道マラソンをレポートします。)