Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

社会人野球の9番打者(源田壮亮)

2017-04-18 21:53:30 | 他スポーツ
今日のライオンズは、楽天4投手のリレーの前に完封され、0-2という敗戦に終わりました。しかし、今年のライオンズは一味違うと感じています。去年までは打線が頼りの大味な野球でしたが、今年内野の要のショートに入ったドラフト3位ルーキー、源田壮亮(げんだそうすけ)選手の守備が試合を引き締めています。

今日は残念ながらイレギュラーバウンドからエラーもしてしまいましたが、源田の売り物は守備範囲の広さと強肩を兼ね備えているところです。三塁に入っている中村剛也が取り損ねたゴロに追い付いて、アウトにはできないまでも内野安打で食い止めてくれます。この差は意外にも大きく、スタートを切っていなければ3塁走者の生還を許さないことになるからです。

源田は大分商業から愛知学院大を経て、社会人野球のトヨタ自動車でプレーしていました。もともと打撃は課題と言われていましたが、そのトヨタ自動車で打順が9番だったことを見ても理解できます。社会人野球の9番打者が、プロに通用するかどうかと思うのは当然の発想で、ドラフト順位も3位とそれほどの高評価ではありませんでした。

しかし、かつてのヤクルトスワローズのショート、宮本慎也さんも、プロ入り前は打撃が課題と言われながら努力で向上させて2000本安打まで打てる選手になりました。源田自身も打撃のことは理解していて、3割30盗塁「3本」の「プチ・トリプルスリー」を狙うと、本塁打は打てないことは自覚していた会見でした。

今季、オープン戦で3割近い打率を残す活躍と、売り物の守備で、開幕戦に「9番ショート」でスタメン出場を勝ち取りました。新人のショートの開幕スタメンは、ライオンズではかつての名手、石毛宏典さん以来という快挙でした。それからは守備で信頼を勝ち取り、本人は「まだまだいっぱいいっぱいです」と言いながらも全試合スタメンを続けています。

源田の加入で守備が引き締まったことで、ライオンズがエラーから崩れる場面は今のところ起きていません。今季は、源田の守備を見るために西武ドーム(メットライフドーム)に行ってみようかと、楽しみになる選手です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« FC東京戦マニアック分析 | トップ | さくら草まつり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

他スポーツ」カテゴリの最新記事