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よく我慢した(10/18浦和対上海上港)

2017-10-19 22:33:14 | 浦和レッズ
昨日の上海上港戦、素晴らしい試合でした。もちろん勝ったからというのはサポーターとして当然ですが、圧倒的な個人技を誇る上海上港の攻撃に対して、浦和側がよく対策を練っていたことを感じました。前回の試合で、槙野がフッキについて消しに行った展開をみた、上海上港のビラスボラス監督も策を打ってきました。

それは、フッキの位置を左ウイングに回して左SBの槙野との対面を避けるものでした。遠藤航のところを仕掛けるプランだった上海上港ですが、前半11分という早い時間でCKからラファエル・シルバに先制点を入れられたことで考えを変えてきました。それは、両SBの23番、4番(王芯超)をウイング的に前に上げ、後ろをCBの2枚だけで守る超攻撃的な布陣でした。

これに対し、浦和の策はカウンターでした。早い時間から、左ウイングの武藤はほとんどが守備の仕事になっていましたが、柏木陽介や長澤和輝が相手の中盤のオスカル(8番)とアフメドフ(25番)に対してファーストディフェンダーの守備を行い、時折カウンターを繰り出してチャンスをうかがう手できました。

この日は、浦和のいいところがよく出ていた試合でした。柏木陽介のCKは、ラファエル・シルバのゴールになった場面だけではなく、後半の槙野のヘディングがクロスバーに当たったチャンスでも絶妙な精度でした。長澤も、ボールを奪ってからの個人技に冴えが見られ、何人か抜いてパスを出す場面も見られました。

守備陣も頑張ってくれました。誰が良かったというより、フッキやオスカルには必ず二人でマークに行き、抜かれてもカバーする、ヘディングでは相手より先に触るといった、地味なプレーを繰り返したからこその勝利でした。危ない場面は何度もありましたが、あと一歩の足が、この日は浦和の方が良く出ていました。

戦略的には、上海上港がボランチの6番(蔡)を下げて、攻撃的MFの11番を入れた交代が鍵でした。この交代で、攻撃的MFを一枚増やすのかと予想していましたが、実際は空いたボランチにオスカルを下げてきました。これはかなり浦和にとっては助かる交代でした。高い位置で持った方が怖いオスカルが、後ろに下がったことが、上海上港の攻撃をアーリークロスばかりにさせたと思います。

書き足りないことは明日のマニアック分析で触れます。
































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