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3トップの生かし方(ナポリ対Rマドリード)

2017-03-20 19:58:23 | ワールドサッカー
欧州CLのベスト16、2ndレグのナポリ対Rマドリード(以下レアル)のビデオを見ていました。前回、1stレグのビデオを見た限りでは、ナポリのFWの真ん中にいるのが小柄なベルギー代表メルテンス(14番)で、去年在籍してセリエA得点王になったイグアインの穴が埋まっていないのがナポリの課題と書いていました。

しかし、この2ndレグで先制点を挙げたのはそのメルテンスです。序盤、勝つには2-0もしくは3点差の勝利が必要というナポリが激しくプレッシャーを掛け、レアルを自陣に押し込む展開を実現させました。レアルの左FWは世界有数のFWロナウド(7番)なので、ナポリ右SBのヒサイ(2番)はどうしてもロナウドに対する守備に忙殺されます。

それ故に、ヒサイの前の位置に陣取る右FW、カジェホン(7番)は孤立する恐れがありました。しかし、ナポリのサッリ監督は、カジェホンをどう使うかゲームプランを確立していました。それは、左FWインシーニェ(24番)からのサイドチェンジでカジェホンにシュートを打たせるものでした。

3トップのウイングといえば、サイドをスピード型FWが突破して折り返しを真ん中のFWが合わせるというイメージがありましたが、この試合でカジェホンがクロスを上げる機会はほとんどありませんでした。ウイングとCFという区別はなく、FWの3人は全員シュートを狙う、それがサッリ監督のメッセージでした。

小柄なメルテンスの使い方もはっきりしていました。中盤のハムシク(17番)から縦のパスに走り込ませるというものです。サイドからのクロスは合わせられなくても、ナポリの3トップは少なくとも前半は躍動していた印象です。しかし、この試合のスコアは3-1でレアルの勝利でした。それはレアルの現実主義が効いています。

レアルは相手が圧力をかけてくる時間に、自陣に深くラインを引いてカウンターを狙う技術に長けています。それで少しずつナポリ守備陣を脅かし、CKからのセルヒオ・ラモス(4番)のヘディングシュートで2点を取って試合を決めました。最後はベイル(11番)を下げてバスケス(17番)を入れて4-4-2に変えてさらに2ラインを引くサッカーを徹底するなど、ジダン監督の策も冴えていました。

ポゼッションサッカーもできるとは思いますが、レアルは勝つためには現実主義者になれる、それが強さの秘密ではと思いました。
ジャンル:
サッカー
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