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大相撲夏場所総括

2016-05-23 22:39:37 | 他スポーツ
大相撲夏場所は、横綱白鵬が全勝で37回目の優勝を決めました。白鵬は場所中に負傷を抱えて万全ではなかったようですが、それでも粘り強く取って全勝優勝と結果を出すのはさすが大横綱です。問題になった、駄目押しの突きは今場所も出ており、格下相手に滅法強い白鵬もこれまでのように簡単に勝てるようにはいかなくなっているとも感じます。

白鵬と他の力士の差は少しずつですが詰まっているようで、日馬富士戦、稀勢の里戦、鶴竜戦が激しい攻防の大相撲になっているところにも表れています。白鵬に最も勝っている力士は日馬富士、二番目に勝っている力士は稀勢の里ですが、彼ら二人にはさすがの白鵬でも全力で行ってぎりぎりの勝負を拾うという取組になっています。

白鵬は、来場所に通算1000勝を目指すことになります。これまで、千代の富士(1045勝)、魁皇(1047勝)しか達成していない記録で、しかも達成できれば千代の富士より4歳も若く達成することになります。休場しないことが強さの秘密の大横綱、さらに記録を伸ばしていけるか注目です。

下位では、新小結魁聖が8勝7敗と勝ち越して三役の地位を守りました。魁聖はブラジル出身力士で、今場所からまわしの色をブラジルの国旗のグリーンにしています。巨漢で正攻法の相撲を取る魁聖は、これまで何度も上位に上がっていますが、相撲が正直すぎて上位が相手だと力負けする課題がありました。

しかし、先場所11勝を挙げて昇進した小結で、魁聖は上位戦こそ照ノ富士戦以外はすべて敗れていますが、同格以下の相手から白星を拾って勝ち越しまでたどり着いたのは見事です。関脇が二人とも負け越しているので関脇昇進の可能性もあり、いよいよ上位に通用するようになるか、期待できます。

三役をめぐる争いは、先ほど述べた魁聖と、東関脇で7勝8敗の琴勇輝が三役を守りそうで空いている枠は二つになりそうです。西前頭4枚目で10勝5敗の栃ノ心がほぼ確実で、最後の一枠は西前頭8枚目で11勝4敗の御嶽海の可能性があります。西前頭5枚目で9勝6敗の高安にも望みはありますが、新鋭御嶽海が三役に上がることがあれば上位戦で活躍を期待したいです。

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