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ドルトムント戦マニアック分析

2017-07-17 13:48:25 | 浦和レッズ
浦和が、前半を1-0とリードして折り返せた要因として考えられるのは、ボールを失った後の体を投げ出しての「回収」がうまく行ったことも考えられます。阿部勇樹、柏木、槙野あたりがぎりぎりのところで粘った結果、まだコンディション的に十分でなかったドルトムントが球際で相手に少し負けたことが、ドルトムントにチャンスが多い割に点が入らなかった要因です。

楽しみにしていた、ブンデスリーガ得点王のオバメヤンはあまり目立ちませんでした。その理由としては、彼が「待ち」のFWだろうということが考えられます。いいボールがあまり入らずシュートチャンスがなかったことと、浦和が引いていて得意のカウンターを繰り出すチャンスがなかったことが考えられます。

後半に入り、浦和もドルトムントも大幅にメンバーを入れ替えます。この入れ替えは、選手層ではドルトムントに敵わない浦和としてはもちろん不利になる要素です。また、ドルトムントにモル(9番)という、圧倒的なスピードを誇るアタッカーが入ったことも浦和には厳しい要素でした。

それでも、浦和も駒井、梅崎の両サイドを使って攻める場面もありましたが、やはりカウンターになればドルトムントに一日の長があります。モルが個人技で何度も仕掛けたことで、ついにスピードなら日本では速い部類の槙野がモルに抜かれ、同点ゴールを右サイドから決められます。

また、ドルトムントは両SBの上がりの速さも目立ちました。カストロにボールを収めておけば、大抵ピスチェク(26番)とシュメルツァー(29番)が間に合ってクロスまでは行ける強さを持っていました。それにボス監督が気付いたかららしく、後半から3-4-3に組み替えて、この両SBの強さを維持しながらアタッカーを一枚増やすという采配を見せてきました。

最後は、一時は同点ゴールも決めた遠藤のヘディングのクリアがミスになって、それがシュルレのところにちょうどこぼれたという不運から、ドルトムントに2-3とされる決勝点を決められます。シビアに見れば、勝てる内容の試合ではなかったと思いますが、それでもこの日のぎりぎりの球際をJリーグでも見せてくれれば、今後のリーグ戦でも戦えるのではと感じた試合でもありました。




































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