ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ポピュリズムの台頭か・・・②』

2016-11-11 23:05:06 | 日記

             

長く旅して来た人達にとって入管時の関税にはかなりピリピリした行動を採らざるを得なかった!
取分け時計や宝石等貴重品を持ち込もうものなら卓越したセンスを持った税関さん達はアンテナをビンビン働かせその摘発に貢献していた・・・
旅人達はそれを掻い潜ろうとあの手この手を使う!!!
yの友人達にオノロケ・ムービーを見せようと悪戦苦闘して背広の裏側に括り付け搔い潜った事があったが冷や汗ものだった。
この頃は日米の貿易で「オレンジ戦争」が展開されていた・・・
この「オレンジ戦争」は日米中々譲り合わず長期に亘っての交渉だった。
日本サイドは蜜柑農家が壊滅状態になる!!!と言う事で交渉を鈍ぶらせていた・・・ 一方アメリカ側は、南部諸州のオレンジの拡販を大々的に展開したいという事で非常に強硬だった。
何でも2~3年も続いた交渉だった記憶がある・・・
結局、立場の弱い日本が折れ、オレンジに自由化が始まる・・・
yに言わせれば、元々オレンジと蜜柑は別物果物でそのテイストは全く違うと思っていた!!!
が、日本の蜜柑農家は安いオレンジがドサドサ入ると「生きていけない!!!」と、思い込み拒絶状態だった・・・
こんな大騒ぎがあったが蓋を開けて見れば何のことはない!!! 最初、初期の頃はオレンジモノ珍しく幾らか売れたようだが、実は非常に食べ難い果物で皮が簡単に剥けない!!!
そして、思ったより味が日本的でなく売り難い商品だった!!!
大騒ぎした割には両国の貿易を阻害し合う程のものではなくその内に忘れ去られて行く果物となる・・・
バナナはポピュラーな果物だが今日オレンジ等スーパーの店先で見た事もない!!!

これに匹敵する貿易戦争があった!!! それは自動車!!!
この自動車は、それこそ大戦争だった!!!
当時のアメ車は排気量が3000ccとか5000ccとか馬鹿デカイ車で日本の車等アメリカでは今流行りの軽自動車位にしか扱われずアメリカ社会では屁の河童程度の商品とされていた・・・
おまけにハイウェーは超発達しているアメリカに於いて日本車は直ぐにエンジンが焼け切れ故障続出!!!、依って、採るに足らない車と判断され余り見る事も無かった・・・
トヨタのコロナがそのイイ例だった!!!
この当時の日本商品はどれをとっても品質が悪く見向きもされない時代が続く・・・
これをイイことにアメリカ自動車業界に油断があったんだろう!!!
見る間に日本の自動車の品質は向上する!!! そして、走行距離に対するガソリン消費量が飛躍的に向上する!!! 一方、アメ車は図体が大きくガソリン消費量はバケツで空けるが如き有様で喧嘩にもならない時代が遣って来る・・・
丁度30年位前!!!
そして、悪い事にこの時期とオイルショックが重なる!!!
当時、アメリカでは1ギャロン(約4リッター)精々50¢(セント)そこそこだった。 しかし、石油の値段は、2倍3倍のペースで高騰を続ける・・・
この頃日本車は品質が桁違いに上がり出し、市場クレームが激減し出す!!! が、アメ車ときたら高速道路で横たわる車が多くダブルパンチの状態に陥る・・・
この頃を期して日本車が大量に入荷するようになる!!! コロナ、ダットサン、カリーナ等の小型車だった。
これが燃費が馬鹿イイ上に無故障!!!ときている・・・ 売れない訳が無い!!!
この頃を期してアメ車の販売に陰りが見え出す!!!
自動車の街:デトロイトでは暴動とも思える日本車排斥運動が起きていた!!!
GM、Ford、Claisrar等々名だたる超一流メーカーの人員整理が始まり出す!!! 一方、トヨタを始め日本のメーカーのアメリカ進出が目立ち出す・・・勿論、完品の輸入車がメイン!!!

実は、アメリカでMade in U.S.Aの商品を見出すのは至難の業!!! yの記憶ではタオル位だった!!!
小物商品は、Made in Chin、Koria、Taiwan、Japan等々東南アジア諸国の商品が95%以上を占めている・・・ 依って馬鹿安い!!!
アメリカ国民は超安い物品で日常生活をエンジョイし、国全体としてモノ造りの本質を忘れ去ってしまっていた!!! そして、国家の基幹産業ともいえる自動車産業までもがこの運命に追従して行くことになる・・・
実に皮肉な話で、商品は安く買えるが国を支えるべく産業が米国社会から消え去りIT産業やサービス産業等を主体とした産業構造へとシフトして行ったのだ!!!
当然の事ながら社会構造に歪が現れ出す!!!
この流れは総ての産業、会社と言う訳でもないが大きな流れとしてモノ造りの産業が消え去る運命にあった!!!そして、こういう時間は早い速度で進行して行く・・・
yが担当したPrinterの米国生産は寧ろこう言う流れと逆行する形で社業を拡大して行く・・・
こう言う先見性を読み取って居た服部社長は流石だ!!!と思った。 こういう方向付けを社運を掛けて遣らせて来たのだった。
現地政治社会:Oregon州から歓迎されたのは言うまでもない!!! 失業率進行にある程度貢献したからである・・・ ゼロの企業から僅か1~2年で2000人を超える企業に仕立てからである・・・

当時、yは、まだまだ、若僧で、アメリカ合衆国が今後如何なる方向に向かって進むのか読み取る事は出来なかった!!!
そして、時は流れる・・・
今回の大統領選、雅かクリントンが負けるとは想像すらしなかった!
民主党の対立候補、そして勝利したトランプさん、異様に若者や弱体化しつつある労働者を煽リ点数を稼ぐ運動に疑問を描いていた・・・
実態社会とマスコミを通して伝えられている情報とに余りにも大きなギャップが生じていたのだった!!!
白人や若者を中心に所謂中産階級への計らいに政治の眼が向けられてこなかったのだ!!!
良く判らなかったが5大湖周辺諸州の労働者発起が生じたのだった!!!
アメリカの中核ともいえる自動車産業、此処の労働者に対する国家的目の付けどころの欠如が招いた結果だった!!!
クリントンさんも此処までは読み切れていなかったのだろう?

明日の我が身!!!!と言う諺がある!!!
日本に於けるモノ造りの空洞化も酷いモノで製造業の多くは東南アジアに流れてしまった!!!
その空洞化に政治的手が打たれていない!!!
小泉政権の頃この流れが始まり最悪事態の国家構造になってしまった!
そして、ニート、非正規労働者が爆発的に増え出し、モノ造りの国からサービス産業~IT産業等へのシフトが横行し若者の失業、年俸ダウンが起こり出し久しい!!!
今秋の一件を見ていて、日本でも若者~職を失った労働者が発起すると今回のトランプ版が起こらないとも限らない!!!事態に陥っていると見ている・・・
ポピュリズムの台頭はこうした一寸したアンラランスな産業構造、不満分子の増発等から芽生えだす!!!
他人事には思えない!!!
若者の結婚が減り出して長い。そして、呼応するかのように子供の出生率が1.5を割ってしまった!!!
何のことはない!!! モノ造りの空洞化が齎した結末で空洞化した職業に値する穴埋めの産業が不十分な結末と言えよう・・・

思うに日本にもポピュリズムの種が芽生え出している事に注目せねばならない!!!
他人事ではないのだ!!!
  
要はバランスからインバランスに陥り出すとそこに歪が芽生え出し綻びの種を芽生え出す!!! 賢い政治家や経営者はここに事前の手を打つ!!! 日本国にそれが出来ているだろうか? トランプさんの事等言ってはおれない!!! 足元を良く見なければ!!!
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