絶好の小春日和が2日続いた！！！ 外気温18～9℃と上がりサテアンは20数℃に、絶好の交尾日和となる！！！
我サテアンは轟音と化した！
サテアンに長時間居るのも恐ろしい位の蜂数で満ちていた。
新女王蜂と雄蜂はそれぞれの舞い方をし、女王蜂が暫くすると疲れて来る・・・ 雄野郎達にとってこの時がチャンスになる！！！
彼方此方で馬乗り行動が見られる。
こうなるとシメタもんだ！！！
9時半。 ざっと見ただけでも10番（つがい）はオツルミ状態だ！！！
こんな状態が12時近くまで続く・・・
ヘボちゃん達の交尾はお日様とかなり相関関係がある！！！
勿論温度が上がるという事もあるが何よりこの小春日和の日溜りを好む！！！
温度さえあれば曇りの日でも交尾は見られるが番の群れと言うには程遠い！！！
こんな日が2日続いた。
しかし、夕方になると小雨がパラツキ出し夜半には雨となった。
そして11/16は朝から曇り！！！
天気予報では晴れと出ていたがこの所の予報は当てにならない！！！ そして終日肌寒い日となった。こんな日が何日か続くと絶頂期の交尾は下火になり次の小春日和に第2次の山場を迎える！！！
もう交尾蜂捕獲を何十年と遣っているが大体こういうパターンを採っている・・・
天気次第だが次の山場は20日過ぎに遣って来るだろう・・・
そして、急に動物性たんぱく質の摂取量が減り出した！！！ 幼虫から蛹への転換が大方図られたのだろう？
5巣入れ込んだどの巣も同調を採って居るから不思議だ！！！
同じ環境で同じ餌を与えて飼育するとどの巣もこうした同調展開をするから実に興味深い！！！
今年も1つの新たな試みをしている・・・
燈篭仕立ての1階飼育箱、運び込みに重いと言う事もあったがそれより1巣は外でその儘にし自然放蜂を！！！ 依って、その儘にしてある。
毎日覗き込んでいるがかなりの通いで、まだまだ、ドコゾから黒い餌を狩りし運び込んでいる！！！ その餌が何だかは判らない！！！
寒くなっても幼虫や蛹で冬を越す蟲達がかなり居る。 これがその餌になって居るんだろう・・・
勿論、外でも砂糖水を置いて遣っているが結構の摂取量で何時覗いても20～30匹近い働き蜂が飲みに来ている・・・
小春日和の日だったが気を付けて日当たりのいい一位や高野槇、まだ残っている柿の葉やツリバナ、山帽子等の木々を注意深く見ているがそれ程多くの雄交尾蜂は見られない！！！
その多くは近所の木々なのか？近くの鎮守の森なのか？まだ把握できていないが何処ぞで屯している筈だ！！！
近々小春日和になったら近所～鎮守の森辺りを点検したいと思っている・・・
経験的にはそう遠くへは出向いていないので何処ぞに交尾場所の拠点が存在している筈だ！！！
こうして、一時の山場を迎え、今週末から来週初めに掛け二次の山場を迎えて行く・・・
そして、下旬に掛け段々に先細りとなり12月に入るとどの巣も終焉を迎える！！！
先一昨日氷点下以下になりこの冷え込みが彼等に終焉へ追い込むシグナルとしてトリガー役を果たした筈だ！！！
自然界は実によく出来ている！！！
今年1年楽しませてくれたヘボちゃん遊びもこうして終焉に向かって日一日と過ぎ去っていく・・・
何となく寂しさを迎える時期になりつつある・・・
次の小春日和はヘボちゃん交尾の撮影日に当てよう！！！と思っている・・・
そして、餌取りも先細りとなって来たが、今日大好物の柔らかい幼少「鑓烏賊」を買い込んで来た！ 明日はこれを餌にしよう！！！
最後の御馳走だ！！！
今年は天候不順が全国的に続き「スルメ烏賊」が日本海から消え去り、全く、獲れないという！！！
買おうにも全く店先に並ばないので手の打ちようがない！！！
段々に判って来たが晩秋～初冬に掛け閉鎖空間で育てる秘訣の一つに時々餌を替えて遣る！！！と言う妙技がある！
鶏肝や鳥の胸肉は全く見向きもしなくなった！！！
最近では専らウグイでこれも飽きつつある・・・ 勃々烏賊の出番と思い幼少「鑓烏賊」を仕入れてきた・・・
多分、これ等もほんの数日でこれからは蜂の子の幼虫残党：蜂児が餌と化して行くだろう・・・ 蜂の子の持ち出しが始まり出す！！！
こう言う現象は蜂の大小を問わずスズメバチ族総てで見られる現象で何となく哀れさを感じてしまう！！！
これも子孫繁栄の為の自衛手段だろうと考えている・・・
