画期的入力デバイスLeap Motion、発売近し！

昨年の5月、Engadgetの記事で見つけて、早速先行予約で申し込んだモーションセンサー「Leap」、
最近のニュースで、アメリカBest Buyが2月に予約注文の受付を開始するとの情報が出ていた。

2/27追記：公式サイトによると5/13出荷開始とのこと！

また、ASUSのPCにも同梱して出荷する契約を結んでいるらしい。


小型モーションコントローラー「Leap」、Best Buyが米国で独占販売へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130117/450081/

このLeap、様々なメディアで紹介されたので、ご存知の方も多いと思うが、
アメリカのLeapMotion社というベンチャーが開発したガジェットで、わずか70＄の値段なのに、
1/100ミリ単位の動きまで認識することができるという優れもののモーションセンサー。
例えば、ペン先や指の動きをミリ単位で認識できることで、Kinectをはるかに超えるような高精度の入力ができるようになると期待されている。
またジェスチャーで様々なPC操作ができ、まさに映画「マイノリティ・リポート」の世界が現実となるデバイスだ。
（詳細はよく出来ている公式の動画をどうぞ）



　昨年、ニュースで見たときは、手書き入力ができる電子ペーパータブレットという触れ込みで話題となった「NoteSlate」みたいなフェイクかと思ったが、
その後、ブログやらFacebookで動向を追った結果、これはマジネタだと思ってずっとフォローしてきた。
順調に多数のデベロッパーが参加して開発が続けられたようで、ついに近日発売までこぎつけたようだ。

　CADや医療シミュレーション、そしてゲームなど様々な用途が考えられると思うのだが、個人的に懸念しているのは疲労度。
入力のためには中空に手を浮かせ、モーションを行うので、手が重だるくなり、結局はマウスに戻ってしまうということが大いに考えられる。
（手を載せるアームみたいなものが出るかもね・・）
そのデメリットを補ってなお余りある、効率的な入力ができるのかどうか。

一刻も速く入手して、試してみたいと思っている。手に入ったら真っ先にレビューをする予定なので、乞うご期待。
しかし、Leapモーションといい、GoogleのARメガネ「Google Glass」といい、今年は飛び抜けた変態ガジェットが続々登場で嬉しい。

【追記１】海外デベロッパーの方がLeapを使ったデモを続々とアップしてくれている
　　・　Leapでエアハープを演奏！
　　・　Leapをジョイスティックとして使う

【追記２】気になるLeapの内部構造も明らかになってきているようだ。