名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

裏山で「なめこ」の収穫

2010年10月11日 | セカンドルーム

           
今朝は裏山へ入って「なめこ」の収穫をした。
雨後の竹の子ならぬ、タイミングの良いお湿りで、一斉に出てきた。
4ヶ所ほどに分けて「ほだ木」を伏せてあるが、どこの場所も万遍なく出ている。


樹種によって発生する数に差はあるが、サクラカンバが一番成績が良いようだ。
           
1時間ほどかけて、漬物桶に1杯ほど収穫が出来た。
森の恵みは、市場に出回る「なめこ」と比べると、姿かたちや食感が違う。
野性味豊かでぬめりが強く、石突を取ったり、付着している枯葉などのゴミを取り除くなど、下ごしらえに手間が掛かるのが難だ。
朝市などに出荷する人たちは、しばらく流水につけて付着したゴミを取っている。
年に1度しか収穫が出来ないし、手間が掛かるので、商売で原木栽培する人は多くない。
たくさん取れたときは、冷凍保存も出来るが、もっぱら甘辛味で佃煮を作っている。
近所の人から頂いた舞茸もあるので、しばらくはキノコ尽くしの日が続く。
          
午後、コイン精米所で籾摺りと精米をしてきた。
収穫した米は籾の状態で保管し、必要な分だけ籾摺りと精米をすると、いつまでも新米の味が楽しめる。

          
今年の米は、全体的に小粒で白化米や胴割れ米も混じっていた。
8月の猛暑と日照りの影響で、米の生育が思わしくなかったようだ。
農家は米の等級を下げられて嘆いていたが、自分で食べる分には、形の良い米より無農薬の天日干しの方がおいしいと思っている。

 

 

 

コメント (4)
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