二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

こんなもの造ってみました。

2017-11-08 09:49:26 | ■工房便り 総合 
20年ぶりに、展覧会に出さないかというお誘いもあり、

ホンジュラスローズウッドで椅子作ってみました。

20年くらいまえ、ちょうどジブリの仕事や様々な店舗、あるいは建築など始めてしまったおかげで、

JCDA、社団法人日本クラフトデザイン協会の会員をやめたのですが、

会員としては何かと会のために尽くさなければならないことも多く、

その時間を取るのができない状態でした。

中途半端に会員だけやるというのも他の人に悪いですからね、

今は本業のほうも若い人たちに譲り、二胡の修理一つに絞ってきたようなわけですが、

ここへきて、お誘いもあり、公募展に出してみました。

この年で公募展というのも、、とは考えたのですが、

一度は退会した身ですから、謙虚に、初心に返って、応募しました。

そこでこんなものを造ってみました。



この十年、それまではあまり使わなかった紫檀の特性を活かしてみたのです。

この椅子の足、一番細いところでは、3mm角きりないのです。

みんな恐れて座りませんが、まったく問題無く座れるのですよ。

紫檀は硬いのですが、粘りがあります。

紫檀の中でも、このホンジュラスローズウッドは最高の硬さを持っています。

ですから二胡に作ると、かなり強い硬い音がして、

あまり人気がありません。

まれにこの紫檀音が固くて、いろいろ駒など取り換えてみたりもしたのですが、

何とかなりませんかとおっしゃる方の中には、このホンジュラスローズウッドの木でできた二胡もあるのです。

高らかにラッパのように鳴り響きますので、それはそれで面白い音ではあるのですが、

やはり皆さんの思っている二胡のイメージとは違うようですね。

ところが、ギターの人たちはこの木をよく使います。

発音が良く、キレのある音色になるのだそうです。

せっかくこんなに硬くて弾力のある木ですから、それを活かしてみました。

でも、二胡二台分の材料が、、、、、、

白い色の木は、ヨーロッパのシカモア、

近くで見ると虎斑が入っていてとてもきれいです。

これはヴァイオリンの裏板に使う木ですね。

二胡を造り始めて、家具つくりから離れたのですが、

その二胡の木に触発された椅子作りです。

材料が変わると、違うデザインが出来上がります。

この椅子。一応入選しましたので。

来年の1月6日かから、14日まで、

東京六本木のミッドタウン・デザインハブで開催される、

第57回日本クラフト展で、展示されます。

入場無料です

お時間がありそうな人は、ほかにもたくさん良いものが出品されていますので。

見に行ってやってください。




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