二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡良くある質問、弓の使い方、持ち方。

2016-11-25 10:14:45 | ■工房便り 総合 
この質問、かなりあります。

というか、、ご来店の方の中でも、多い方の質問です。

どういう事???

先生に教わっていないのですか?

先生はチェックしていないのですか??

私なんかは、目が細いので2,3メートル離れると

二胡を演奏している人がどのように、弓を持っているかはわかりません。

その上、今まで何人かのプロ、たぶん10名以上の方におあいして

弓の持ち方教わったのですが、

もの凄く大まかには似ているようなのですが、

言っている本人が教えたとおりに弓を持っていないことが多いのです。

?????

これは不思議ですね?

たぶん、その方が口頭で最初に教わったのは、本人が言っているような形だったのでしょうね。

ところが弓自体が同じ物をずーっとそれこそ1年以上同じ物では無いとの事です。

竹の撓り

硬さ、

そして何より竹のどこに力点がかかるのかという点で、

弓の竹に対して、あるいは毛の絞り具合

なんと言ったらよいか、

いくら脱力しているといっても、

弓を横に移動していて、なおかつ、先端まで均一に毛が伸びるくらいに荷重はかかっているのですから、

手の指というのは微妙にそれをコントロールしているとおもいます。

弓を作る竹というのは、100本あっれば100種類の違いがあります。

そして毛も毎回違います。

ヴァイオリンの弓のように、同じ弓をそれこそ一生使うわけではありません。

ただ、ヴァイオリンは毛替えがありますからその間に他の弓を使ったり、

たまたまどこか不具合が有って、サブの弓を使ったりします。

なるべく同じように良い物を購入したとしても、

たぶん弓はそうとう違和感が出るのではないでしょうか。

以前ヴァイオリンの弓を移動する時の、手の指のそして手の形のスローに―ション画像を見た事があります

これはすごいですよ、たぶんネットで調べれば出てく売ると思います。

相当細かく指を使っています。

グー、とパーをするくらいの違いが、弓の横への移動ひとつで出来て来るのです。

二胡の場合も、たぶん、同じようにかなり複雑な動きをしているのだと思います。

ヴァイオリンの弓の長にかなり一定の圧力と重さそしてバランスを考えられて作られた弓でさえ、

そう東風雑なのですから。

全く自然のままの竹を使う丹尾kの弓など、脱力して移動査証ものなら、手の握り一つにしても、

相当違いが出て来るのではないでしょうか。

これはも私に応えられる問題ではないです。

私はただ使いやすい、なるべく度の弓も同じようなバランスと、力点を持つ弓を作る努力をするきり有りませんね。

定型の弓の握りを作るためには、

定型の弓が必要なのだという事でしょう。、



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