二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

8月27日(日) 夏祭りの終わり。。。 11:00~17:00

2017-08-31 09:36:52 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
既にご存知の方々もいらっしゃると思いますが、
これまで他SNSにも同時シェアしておりました光舜堂ブログは
しばらくシェアをしない事になりました。
理由は、店主が皆さんに伝えたい文章とは論点がズレた主張の
コメントが入ってしまう事が最近増え、
生真面目過ぎる店主は必ず返事を入れようとはするのですが、
その方々のコメント内容に合わせていると
自分の伝えたい論点から離れた話になってしまうことも度々あるからです。
人とのお付き合いの苦手な店主は、
そんな時どのように対応して良いのかわからなくなってしまうのです。
ですので、SNSの窓口から長くご愛読下さっていた皆様、
大変恐れ入りますが、しばらくは、表玄関からお越しくださいますよう、
よろしくお願いいたします。



さて、やっと晴れ、残暑がぶり返したかと思った東京地方、
空気は既に秋の気配です。2017、夏はどこへ行った???
そんな8月最後の日曜日も光舜堂は賑やかでした。

まずいらしたのは「レコーディングに是非 西野二胡を使いたい」
というレンタルのご依頼。
現在は近しい方にしか値段のつけられない二胡は貸出していないのですが、
「ここぞ、で使いたい!」というご依頼、増えてます。

さて、その方がいざ借りていく楽器を選び決め、調整のし直し。
店主は、店に置いておく楽器は最も楽器が鳴る位置で千斤を巻いています。
しかし、その方は「もう少し下げたい」という事で、
ご希望の高さに巻き直しますと、

「え。。。?」

直前の楽器選び時にたくさん弾きまくっておられたので
千斤の違いによる楽器の反応がテキメンに判ったのでしょう。
「さっきの高さのほうが鳴ってた。。。」
「そうだよー、私は一番鳴るところで合わせてるからね。
千斤の高さを希望に合わせて低くして調整してあげる事は出来るけれど、
それが楽器にとって一番良い位置でなくなるのは確かだよ」
で、どうする? と、店主が尋ねると、
「鳴るように、、、お願いします」
ニンマリ満足そうに笑って店主は再度巻き直し。
「ああぁ―違う!千斤の高さでこんなに違うなんて!」
そんなやり取りを横で見ていた初来店のAさんは、地元に帰ってから
「西野さんの調整は魔法使いみたいだった」 と
光舜堂をご紹介下さった二胡友さんに仰ってたそうで(笑)


そんなAさんは、ご遠方から修理入院の二胡を2つ担いでのご来店でした。
胴が割れたり、規格と違う変わった構造(←音色に障害有り)や、
その他諸々、、、。
でもAさん、全面的に信頼して下さってお任せ下さっているので、
こちらとしても応え甲斐があります。
退院日、楽しみにしていてくださいね!
それから初めて弾く西野二胡にも驚きが隠せないご様子。
Aさんは時間の許す限り光舜堂を堪能して帰られました、
帰りはチェリー・レッドのケース背負って。(笑)
しかも、一度帰られたのに、少しして再度現れたので、
?忘れ物ですか???
「あのう、、、モス・グリーンも、友達の分を買って帰ります」と!!
Aさん、せっかく2把預けて身軽になったのに、帰りもケースは2つ(笑)
でも、超軽量ですから、楽だったと思いますよ~♪


さてその後も入院二胡は続きます。
次の胡は、、、とても古いお土産二胡でした。
あちこち治さないと使えません。しかし、良い音色になるのは確実!
一方、その方がお持ちになったもう一つの二胡、
と或るメーカーの一般的な最近の楽器です。
たぶん、普通に調整すれば、これくらいの二胡はとても一般的。
実際、使っている方々も多いと思います。
しかしこのお客様は、すごく感性の敏感な方でした。
古いボロボロの二胡の音色を好きと迷い無く言い切れるし、
新しい方の二胡では満足できないと、これまたキッパリ。
その感性に店主は非常に感心しつつ、
しかしさて、通っている教室との兼ね合いもあるから困ったもんだ、
と、お客様と一緒にあーだ、こーだと話していると、突然のご来客。
これまたご遠方からのお越しでした。

別の日のご予約の為にお立ち寄り下さったので楽器が無かったとはいえ、
ちょっと取り込み中だったために完全放置してしまったHさん、
新幹線のお時間が迫っていると知ってから慌ててしまい、
なんのお構いも出来ずごめんなさい。
そしてチェリー・レッドのケースのお買い上げありがとうございました。


ということで、うふふ。
『チェリー・レッド』のケース、残りあと1つになりました。
(もちろんワタクシも早々にゲット☆)
そうそう、或る西野二胡ユーザーさんからは、
「表にデカデカと西野さんのサイン入りでお願いします!」
という、有り難い、、、というか恐縮至極のお申し出もいただきました。
(頼まれもしない魔除けハガキも同封させていただきましたwww)
そんなこんなで、
この夏の『チェリー・レッド祭り』は大いに盛り上がったのでした。
迷っている人、急いで!残り1つに今なら間に合うかも?!

あ、それから、定番色の『モス・グリーン』をご希望の方、
通販を『定番色』でも引き続き受け付けることにしました。
ご遠方の方、どうぞお問合せ下さいね。
チェリー・レッドのケースのフォームと同じで、件名には
【 光舜堂オリジナル超軽量二胡ケース『定番色』係 】とご記入下さい)


ところで、この日後半にいらしたお客様達とおしゃべりをしていたら、
或る先生がWebで、
「二胡の皮を張替えると音が変わってしまうからお勧めしない」
と仰っていた、という話になりました。
その話を聞いた店主は、
「そりゃ、間違いだよ! ずっと木が育っていたのだから音は良くなる。
確かに替えたては皮が硬いけど、弾き込む事で新品の二胡よりも直ぐに
良い音色になるんだから。
ウチで張替えたお客さん、みんな良い音になって満足してるよ」

その通り、光舜堂で張替えたお客様は失敗が無いです。
西野は、自分で納得できない仕上がりの物は仕上がったと思わず、
その結果のままでは決してお客様にお渡ししませんし!

「間違った知識だなぁ」 と憤慨する店主の横で、
でも、ワタクシ、ふと考えたんですよね、、、
その先生のご意見もあながち間違いじゃないって。
その先生は光舜堂の回し者じゃないからそんなこと言わないでしょうが、
光舜堂以外で皮を張替えるのはお勧めしない!」
とは、ワタクシも言いたい!
実際、よそで失敗した皮を光舜堂で張り直した症例は少なくないです。
値段で、安いお店を選んで失敗した方、
違う楽器を扱う業者に頼んで失敗した方、
皮張りに出したのに二胡そのものを取り換えられてしまった方、
直ぐ鳴るように緩く張られて、張替え直後は良かったけれど
あっという間に緩んで寿命が来た方、
すごく変な部位の皮を張られてしまった方、
厚過ぎる皮を張られて育てられない状態にされてしまった方、
すごく雑な皮処理をしてすぐ穴が開いてしまった方。。。
などなど。

良い状態にしたくて依頼したはずが音が変わってしまった、、、
それは、張り手側の技術力不足が原因では?
(場合によっては知識不足や誠意欠如も)

言っておきますと、
二胡の皮を張替えに出すような方は、
日本人の愛好家全体の中でそんなに多くはいません。
なのに、この失敗率。
これは、件の先生がお勧め出来ないのも無理無いのではないでしょうか?
ひとつハッキリ言えるのは、『 安かろう悪かろう 』。
しかし、中国へ張替えを出すのは、それすら判断基準になりません。
高い値段出して失敗してしまった症例も診ています。
稀に、特別に頼むことで上手くいき喜んでいる方もいらっしゃいますが、
蛇皮の張替えに関して、同じ楽器メーカーや工房が
良い状態を継続して提供している、という話を聞きません。
たぶん、楽器を売るのと違って採算がとれないから
メーカーは皮の張替えだけなんてやりたくないのでしょうね。。。

後で泣かない為にも、どうかご自分でしっかりと見極めて下さいね。



という事で、8月もご来店ありがとうございました!



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