二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

二胡のレッスン・良い音、良い音色おさらい。

2013-07-29 09:12:30 | ■工房便り 総合 
いろいろなブログなど読んでみても、これが良い音の出し方ですと言うのは有りません。

演奏者がこれが良い方法と言っても、単にその人の癖だったりもしますし、また問題はそれがホントに良い音なのかというのも有りますし、楽器それぞれの状態の問題も有ります。

ですから弦に対する、弓の角度が、弓の毛の吸いつき具合がと言っても、とてもピンときませんね。

これはレッスンでも同じことが言えます。

先生にいろいろ教わった年t目尾、初心者の頃には皆目見当も付かないというのが本当のところでしょう。

丹田に気を込めてと言っても丹田がどこにあるのかというのも解らないということも有りますし、手の返しがと言われてもそれこそもう、感の世界でしかありません。

そこえ行くと、バイオリンは、かなり良い音になるような弾き方というのがしっかり出来上がっているような気がします。

出来る出来ないは別ですが、、、

基本的には、ほぉさんの言う「キシメン」理論というのはかなり正しいようです。

現実に、バイオリンの弓を、思い切り緩めて弾いてみると相当上手なっ人で無い限り或いはそれに慣れている人で無い限り良い音にはなりません。

あの用に先ずはピンと、弦に吸いつくように一本のキシメン状態をまず作ることが二胡の場合良い音になる基本でしょう。


先生に言われても解りませんがご自分で先生の弾く弓を見てそして自分の服弓の毛を鏡で見ることによって、言葉では説明できないことが見て解るようになります。


理由は、中国の演奏家の方達の弓の毛の状態を見ると必ず、キシメンになっているということです。

もちろん日本人の演奏家と言われる方達もなっています。

これが初心者や、中級程度の方の演奏を見ているとどうしても、弓の毛が丸くなったり広がり過ぎたり、弦に当たっている所だけは、平らだったりします。

先ず、真っ直ぐに腕を伸ばすこと、そして、弦に泰せて直角に弓が動く事、そして弓の毛がキシメン状態にいつもなってる事。

これらは自分で鏡を見ても解ることです。

ある意味、バイオリンなどより、腕をまっすぐに動かすのは優しいでしょう。

そして、鏡で確認しやすいです。

あと音色の問題になりますね。

これは幾らキシメン状態に、弓の毛がなっていたとしてもそれはよい音色を作る第一条件でしかないということです。

先ずバイオリンの弓の毛の状態になったということでしょう。

やっとバイオリンの弓の状態になったのです。

そのバイオリンの弓の状態をどうやって右手の持ち方或いは、力の入れ方或いは弓の毛の締め方緩め方で、作り上がるところが、二胡の弓の持ち方だと思って下さい。

ここから音色作りは始まります。

皆さんから沢山メールをいただいています、キシメンというのは解りやすい方法だ、自分で確認できるのが良い、今までの説明より随分解りやすいなどなど、、、、ほぉさんのヒットでしょう、或いはホームランかもしれません。

しかしここから音色作りが始まるのです。

それを竹を持つのか弓の毛を主力で持つのか或いは、手首を返すのか或いは手首を返さないのか、それらはそれぞれの先生達が工夫して自分なりに出してきた答えだと思うのです。

先生方は同じ弦を弾いているとは思えないほど良い鳴りと良い音色を出します。

これは皆さん必ずできるのです。

何故なら、皆さん同じ腕を持っているからです。

出来ないと思わないことも大切なのだと思います。

ほぉさん曰く不器用な私でさえなんとか、キシメンを時々は作れるのですから。

何も先生達だけが特別な腕を持っているわけではありません。

先生達も考えてきたのです、

試してきたのです、自分の腕に合った、身体に合った弓の弾き方はどうすればと、相当真剣に考えられてきたのだと思います。

先ず真っ直ぐに腕を動かしそしてキシメン状態が作れるようになったら、右手の指を少しづつ動かして握りを変え自分が納得できる音を多分、先生達も探してきた結果だと思うのです。

先ず鏡を見ながら弾く癖を付けましょう。

そして楽器こそは習うより慣れろです。

単に弓を弾くと言うことでは無く、良い音になるように耳でも確かめながら目でも確かめながら練習すれば。

そこから良い音色が始まります。

やってみて下さい必ずできると信じて私もやっています。

いつの日にかは、、、

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