二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

良い二胡とは何だろうと、時々考えます!その1

2017-06-17 12:36:16 | ■工房便り 総合 
3000台以上の様々な二胡を弾いてきて、

また300台に上る二胡を造ってきて、

そして、200台以上の楽器にならなかった、二胡も作ってみて、

見えてきたことがあります。

どんな二胡も、

皮さえ、しっかり張っていれば、その木なりの、良い音がする。

そう問題はその皮ですかね、

蛇皮は伸びます、

水にぬらして引っ張ると、その部位によっては、倍くらいの大きさに伸びるのです。

当然ですよね、直径10センチくらいの蛇のおなかが、

子羊をのんだ時などは、直径で30センチくらいにまで膨らむのですから。

蛇皮の中で伸びにくい部分を使うと、後後、伸びていきにくく、

良い音が維持しやすい、という事が、蛇皮を選んで、

これは良い皮だとかいうのです。

さらに言うと、

薄くても弾力性のあるもの、

厚くても、柔らかい物、

これらは良く振動して、大きな響きを造りますし、

また、長持ちします。

もっと言うと、

最初に張るときに十分に伸ばしておいたものが、良い音を長持ちさせます。

この最初に十分に伸ばしておくという事が、いかに大切かというのが、

二胡を造る上の最大の問題です。



これ分かりますかね、

右側のほうが、金具の位置が下にありますね。

最初に皮を切った時には、16センチの角で切りますから、同じ大きさなのですが、

何回も伸ばしていくうちに、その皮によって伸び方が違うのです。

最近問題なのは、明らかに最初から皮も柔らかく、

最初から育った時の音がする、、、

当然、すぐに緩んできて2,3年で、皮を張り替えることになりますね。

でもどこで?

買った中国に戻して張り替えてもらうのですかね?

私が楽器を販売する人にもっとしてほしいと思うのは、

この楽器はそうやって育っていくのかなという事をちゃんと理解して販売してほしいという事です。

要するに、もっともっと、二胡を知ってほしいのです。

せめて、日本人の先生と日本人の二胡販売会社の人にはデス。

かの国の人は売ったら、それでおしまいですからね。
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