二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

レッスン3

2013-06-28 11:48:14 | ■工房便り 総合 
楽器のレッスンに行くというのは楽しいですね。

ちゃんと練習していかなかった時には、行かなければ良かったとも思う時も有りますね。

タダ個人レッスンですと、ちゃんと練習していかなかったなどというのは、話として通りません。

むしろ行かない方が良いのかもしれません。

グループレッスンというのも有りますね。

これは、不思議なのですが、二胡の世界はグループレッスンというのが普通なのですね。

皆さんは何人ぐらいのグループレッスンというのを知っていますか。

私は、今までに見学させていただいたのでは、30人が一番多かったのです。

30人です。

凄かったですね、もう雑音の塊です。

初心者の方も多かったのでしょうが、テンポが合わない音は外れる、というのが30人だと、これはちょっとした最先端の、現代音楽という感じになって、これはこれで面白かったのです。

幾らお二人ほど助手の方が付いているとはいえ、音楽は同時に進行していますから、質問のある人が手を止めて、ここはどうするのだろうと思っても、さすがに先生に聴くことはできません。

個人レッスンだったら、出来るところまで弾いて、「先生ここは手の動きどうしたら良いでしょうねとか、先生が、「ハイ止めて」ここもう一回とかというのがありますが、

さすがに30人となるとこれは出来ません。

グループ等でも、3,4人ぐらいまでなら、レッスン全体が一時間として、独り15分は見てもらえますから、まあ良いレッスンにはなると思います。

せいぜい、その位でしょう。

5人を超えると、多分先生はもう、手に負えないのではないでしょうかね。

ですから、濃い内容というのは望めません。

教室の運営上からいくと、一レッスンに沢山の人が居た方が効率は良いのでしょうが、本当に上手になるのでしょうか?

少なくとも楽器をやる以上、あの曲が弾きたいとか、もう少しここをレベルアップしたいとか、音をよくしたいとかいろいろ望みはあると思うのです。

それらを叶えていくのがレッスンのはずです。

もう一つ問題は、人それぞれに事情も違い、体調も違い、レッスン量も違うと進行状況が変わります。

グループの最大の問題はそこでしょうね。

ただ、グループの大変楽しいのは、レッスンの後のお茶の時間だという話は聴いたことがあります。

それから開始前のレッスンの始まる前の一時も楽しいらしいです。

私が二胡を習っていた頃、殆ど、時間ぎりぎりに教室に飛び込みましたから、そのようなお楽しみというのは無かったですね。

たまには恋の華が咲くなどというのもあるようです。

以前、青山で私が陶芸の教室を開いていた頃、本当に生徒さん同士で結婚したなどというのがありました。

まあ、陶芸の場合、手だけ動いて、口はお話というのが勝手に出来ますから、問題はないのですが。

でもその二人は不思議と作るものが似ていました。

さて、レッスン、個人もグループもどちらも有りだとは思います。

自分自身の状況にあうレベルに従って、行けばよいのだとは思いますが、さすがに5人を超えると言うのは、いろいろな無駄な時間を抜くと、多分レッスン時間というのは5分も無いでしょうかね。

それでも、私みたいに全く行かないということよりは大変良いことだとは思います。
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