二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

金額 応相談!鞣した蛇皮。

2016-03-30 12:50:01 | ■工房便り 総合 
綺麗でしょ、普段見ている蛇皮とはずいぶんイメージが違いますね。







「蛇皮でジュエリー作りたいのです」

「蛇皮で?ジュエリー?」

これは誰でも聞き返すでしょうね。

友人の、ジュエリー作家の、Tさんが、なんと蛇皮をなめしてみたい、

何とか使えるようにできないかと(生の蛇皮は硬くてその上扱いづらく、更に気候ですぐに変化してしまいます、その上かびますし)、

あちこち、問い合わせて、結局やってもらえました。

これはTさんでなければ途中でへこたれるでしょうね。

材木屋にしろ、金属加工やさんにしろ、初めてのお客は嫌がります。

その上やったことが無い事はさらに嫌がります。

自分の仕事をよく理解しているからこそ、嫌がるのです。

大体が職人は皆それほど愛想が良いわけでもなく、

対人も、まあ、下手ですね。

その点は私も同じく、対人は下手だし嫌いですね。

展覧会などでも、お客様とわかっていても、いきなり声かけられるとかなり引いてしまいます。

ほぉさんがいるからこそ、光舜堂は成り立ちます。

どんなお客様にでも、ニコニコと応対できるのは、ほぉさんが人付き合いが上手だからでしょうね。

私などは根が正直すぎるので、すぐ顔に出るそうです、

いつかは人に会わずに、楽器の修理と製作だけやりたいなと、

光舜堂が終わった月曜日には、必ず、一人で閉じこもります。

ですから、この、Tさんが、その職人たちに立ち向かい、何とか少量でも蛇皮をなめしてもらったというのは凄い事なのです。

鞣すというのは、要するに、茎の影響や水の影響から皮を守るように加工するという事です。

皆さんが来ている皮のコートやブルゾンなどは皆、生皮をなめしてあるのです。

柔らかく手触りも良く、空気中で劣化していくことも少なくしています。

しかしこの鞣すという作業にはかなり危険な、薬品もたくさん使います。

鞣し終えた皮は最終は、ワックス鳴りオイル鳴りを塗りこんで、その柔らかさが維持されるようにします。

皆さんが良く知っているへ蛇皮の感触というのは鱗がガサガサ、皮も硬く、とても衣類にしようとは思えない代物ですが、蛇皮もなめすおtとてもふんわりと柔らかくなります。

これでどなたか二胡ケースや、あるいはバック、あるいはスカートなど作ってみませんか。

蛇スキの人にはたまらない魅力なのだそうです。

鞣した錦蛇の皮、販売します。

長さは2メートル幅は、45センチです。

金額は、応相談。、一枚一枚幅も長さも違いますから)





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