二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

緑檀!リグナムバイダ。

2016-11-12 11:22:18 | ■工房便り 総合 
この画像、皆さんのスマホやモニターでどう見えるのですかね?



緑色が見えますか?

何となく緑ですね。

この木は時間が経てばたつほど濃い緑色になっていきます。

鮮やかな緑色という訳にはいきません。

そして重いです。

硬いです。

という事はかなりクリアーな音になります。

音としては倍音の少ない軽めの音になるのです。

ですから、私としては,
この木だけで二胡を作りたいとは思わなかったのですが。

あるお客さんと話していて、作ってみようかなという気になりまして、

さっそく新木場に出かけました。

なんだかとても混んでいて往復6時間

同じ東京と言っても、私の工房はかなり都心とは離れていますから

そんな大変な思いをして行ったのに、無いのです。リグナムバイダが

緑檀もどきはいろいろあるのですが、

「何でこんなに無いの」

「みんな数珠屋さんが持って行ってしまうんだよ」

「えーーーこんな立派な木なのに、!端材で作ればよいのに」

「端材じゃ効率悪いでしょ」

確かに端材で作るのは大変。

DODECAGONを作っていて、思いはしたのですが、手間惜しんでいて良い物は作れない!

「西野さん、楽器だってそうでしょう、ある程度は量産しないと採算合わないでしょ」

「あのねーー、楽器は量産なんかするもんではないの、中途半端にならない物作ってどうするのよ」

「いやそれが、最近、日本の木工やさんみな忙しくなってきたんだそうだよ、楽器屋さんも」

「中国製はどうしたの」

「それが、中国製時間が経つと壊れる!大体納品の時のチェックでも、半分は使えないらしい、どうせ量産なら、優秀な機会と技術がある日本の方が、結局は採算が合うようになってきたんだそうだ」

「そうなんだ、だからだね、」

「なにが?」

「そうそうシカモアとスプルスも探しているんだよ、チェロ作っている所に頼まれて」

「え!楽器屋さんなら材料持っているんじゃない?」

「それが、中国の下請けさんにみんな送ってしまって、材料は中国に直接入るようにしてしまっていたんだそうだ。ところが最初は良かったんだそうだけれど、量産開始したらもう、ぼこぼこに壊れるし割れるし、せっかくの材料が無駄になるそこで返してもらおうと思っても帰ってこない、だから内に頼んできたんだよ」

「でえもね、ああいう白い木をそのまま白く使うのは難しいんだよ、全部冷蔵コンテナでは混んで、その上全部立てて置かないと、コンテナ開けたら、みんな黄ばんでしまっているよ」

「冷蔵か!!!、そうか、だから最近のヴァイオリンは、色が濃いのだね」

まあ、こんな話が合って結局、3件目で倉庫の奥から古いの探してきた、リグナムバイダがこれです。

古いだけあって、すぐ使える。

これはシャム柿と組み合わせて、ヤマト二胡タイプ。

良い音色になりますように。、
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