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マルクス経済学について(後編)―web2.0についてマルクスさんに聞いて見た・・・その3

2006-04-17 | マルクス経済学

その3:マルクス経済学を分かり易さ重視で解明!
*以下の文書はその2の続きです

それじゃ、昨日に引き続きマルクス経済学の基本について、聞いていきましょうか。
その前にまず、昨日の話のポイントを整理してもらえますか?
 分かりました。箇条書でまとめましょう。
1、資本主義社会は商品の生産と交換が大規模に行われる社会。
2、商品には「使用価値」と「交換価値」の二つの側面がある。
3、「交換価値」は「社会的必要労働時間」に規定される。
4、原材料が加工されて商品となり「交換価値」が増大する過程では必ず生産的な労働が加わっている。
5、商品の「価格」は需要と供給の関係で上下するが、究極的には商品の「価値」によって規定される
6、「労働力」も「商品」
7、「労働力』という商品は「労働」によって価値を増殖させるという「使用価値」を持つ唯一の商品。
8、「労働が生み出す価値」と「労働力の価値」の差分が「剰余価値」として資本家に搾取される
9、花見シーズンに京都観光に行くと人多杉
 とまぁ、ここまでを前回は説明しました。
(チッ!最後にしょうもないオチつけやがって、絶対ツッコマねーからナ)
それでは「労働力」という「商品」についてですが、この「商品」の「価値」も他の商品と同様に「作り出すために要した『社会的必要労働時間』によって決まる」ということでよろしいですか?なんだか、人間が工場で作られるわけじゃないのでイメージし難いんですが、、、
(クソ!俺様の見事なボケを完全ムシかよ、、、)
そうですね。分かりやすさのために、労働力という商品を生産するために必要な費用と言い替えておきましょうか、具体例としては・・・
1、労働者の衣食住の費用   (労働者本人の生活維持)
2、労働者本人の育成費・教育費(労働力商品の質の向上)
3、労働者家族の養育費    (次世代の労働者の再生産費)
あたりでしょうか。
  なるほど。
日本人の労賃が外国に比べて高いのは(1)の衣食住費用や(2)(3)の教育費が諸外国より高いから。
医者や弁護士などの高度な専門職の労賃が高いのは(2)のその職業に就くために必要な費用が高くつくから、といった理由で説明が付きそうですね。
 まぁ、そういうことなんですが、注意しておくべきは「労賃」は労働力という商品の「価格」であって、「労働者の必要生計費=労働力商品の生産に必要な社会的必要労働時間」よりも「高くなることもあれば低くなることもある」ということです。
 他の商品と同じように「需要」と「供給」のバランスで決まるということですね。
 それも決定的に大きいです。しかしそれだけでもありません。
 と言うと?

 他の商品とちがって労働力という「商品」は「意思を持った人間」ですから、資本家との「力関係」もおおいに「価格」を「価値以上」に押しあげることもあれば「価値以下」に押し下げることもあるということを肝に銘じるべきです。

 「団結ガンバロー!」ですなwww
そうです。団結ガンバローwww
日本人はどうもその点が決定的に弱いですナア
 マルクスさんの国とは国の成り立ちというか、歴史と伝統が全然ちがうからしょうがないですやん。
(日本共産党の専従がそうやって開き直ってイイのかよ!オイ!)
 ちなみに、労賃が価値以下に押し下げられた状態が長く続けば、労働者の生活の質の低下が「常態化」して「必要生計費」を押し下げる⇒低くなった「労賃」が「労働力の価値」に反作用することもあります。

 確かに(1)はともかく、(3)「家族の養育費用」は完全に出なくなってますからね。
 今の日本は「労働力の価値」にすら届かない「労働力の低価格」状態にありますナ、出生率も1.3って、、、将来、労働力不足で労賃が急騰しちゃうんじゃネ?

 資本家にしてみれば、海外に安い労賃求めて出て行きゃイイだけだし、貧困化・格差社会が極端に進んで(2)「労働者の質を高めるための養成費用」なんかについて「貧乏人は教育なんか受けんでもイイ!」ってことが日本社会全体の常識になれば、国全体が貧困だった頃のような「貧乏人の子沢山」の再現もありえると思うぞ。
 まぁ、あんまり自動的に賃金が上るなんて思わんことだ。団結ガンバローwww

 そりゃ怖い! やっぱ大事ですね>団結ガンバローwww
さて、話を元に戻して、ここまでは生産的な労働をおこなう産業だけを想定した話でしたけど、現実には生産的労働をしている労働者って言うのはどんどん減っているわけですよね?これってどういう事ですか?

 その説明をする前に「剰余価値」と「利潤」とはちがうということを説明しましょう。
 剰余価値は、商品の価値のうち、労働者に支払われた労賃を除いた資本家の取り分のことだと説明しました。

 そうですね。
 資本家が剰余価値を利潤として自分の手に入れるためには、商品を生産する(価値を創造する)だけでは道半ばで、商品を消費者の手元に届ける(価値を実現する)ことが必要です。

 運送や小売といった職業ですね。僕も過去のエントリーでその件にチョッこっとだけ触れました。

 資本家は剰余価値を最大化したいのではなくて、利潤を最大化したいわけです。
 なるほど。

 ここで、会社A~Hまでの8つの会社だけでできた社会を想定してみましょう。
 最初はこのA~Hまで、全部が製造業です。剰余価値率が50%、それぞれの会社が生み出す商品の価値の総量を横軸に、労賃部分を■、剰余価値部分を□で表します。

会社A■■■■□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社B■■■■□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社C■■■■□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社D■■■■□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社E■■■■□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に、生産力強化のための機械等)
会社F■■■■□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(  〃  )
会社G■■■■□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(  〃  )
会社H■■■■□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に、資本家向けの贅沢品)
 資本家A~Hは、手に入れた剰余価値のうち□3つ分を生産力の向上に使い、一つ分を自分の贅沢に使うと仮定します。

 この時点では、横軸の商品の総量と、労働者:資本家の取り分が過不足なくバランスが取れてますネ。


 次に、生産力増強の結果、横軸の生み出される商品の価値の総量が増えて、白い部分の比率が次のように変わったとします。
会社A■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社B■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社C■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社D■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社E■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に、生産力強化のための機械等)
会社F■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造
会社G■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造
会社H■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に、資本家向けの贅沢品)
こう変化すると、どういう事が起きますか?

 チョwww、いきなり極端に生産力が増えましたね!150%増ですか。

 資本主義の初期段階では珍しいことじゃないですよwww
 早く、質問に答えて下さいヨ。どういう変化が起きますか?
 えーっと、会社A~Dのつくる労働者向けの商品の総量が増えたのに、労働者の消費できる■の量が増えてないので、会社A~Dの商品が余ると思います。
 どれか一つは倒産するかも。
 そうですね、というこで、A~Dは、なるべく自分の会社の商品を買ってもらえるように小売店に労働力を割いたり、広告などを出すようになります。小売店や広告代理店は剰余価値を生み出しませんから、■で表しました。分かりやすくするために、剰余価値の□のうち、非製造部門に渡さなくてはいけない分をそれぞれ色分けしてあります。
会社A■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社B■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社C■■■■□□□□□□□□ ⇒労働者むけ商品を製造
会社D ⇒倒産
会社E■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に生産力向上のための機械等)
会社F■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造( 〃
会社G■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造( 〃
会社H■■■■□□□□□□□□ ⇒資本家むけ商品を製造(主に資本家の贅沢品を製造)
会社I■■■■    ⇒小売店(■のうち3つは労働者に1つは資本家が消費)
会社J■■■■    ⇒運送屋( 〃 )
会社K■■■■    ⇒広告屋( 〃 )
 これで少しはバランスが取れました。

 なるほど、会社E~Hも、A~Dの会社が生産力向上に振り向ける量が相対的に減るわけだから、チョッとは広告や営業なんかの部門を強化しなくちゃいけなくなるわけだ。
 四角の数を数えると、労働者の取り分である■の数と、資本家が生産力強化のために使う□の数が、会社A~Gのつくった商品の総量よりもそれぞれ1~2個づつ少ないのも芸が細かいですね。これでは、会社A~H売れ残らないように常に競争しなくちゃいけないわけですよね。

 それと、資本家の贅沢に使える比率が I~Kは、A~Hに比べて高いというのも気が付きますかネ。
 資本家A~Hが生み出した剰余価値のうち大部分を生産力強化にあて続ける限り、生産能力の増大と消費してくれる消費者探しがどこまでも止まらないわけです。結果、非製造部門の会社の取り分の割合がどんどん増えていくわけですナ。良い悪い抜きにして。

 なるほど。・・・ところで、もうそろそろgooブログの1エントリーあたりの文字制限1万文字を超えそうなんだけど?
 商品を生産して剰余価値を生み出しても、消費されない事には資本家の手元に利潤は転がり込んでこない。
 売れない在庫を抱え過ぎたために不景気になるというのも資本主義社会特有の奇妙な現象です。物が余りすぎて、貧困になる。
 ホントは増えた生産能力を、労働者の賃上げや時短に使えば、せっかくつくった商品が無駄にせずにすんだり、せっかく生産能力を増やした会社が倒産したりせずにすむわけですが、資本家というのは常に利潤率の向上を目指して「生産のための生産」というサイクルをどこまでも止めることができない生き物だから、こういう矛盾が起きる・・・って、、、ゴメンwwwまだまだ次回もこの話し続く!
エー!

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10 コメント

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面白すぎる。 (とが)
2006-04-18 18:16:22
面白すぎます。

笑いながら読んでしまいました。



資本論も、これぐらい砕けて解説しないと面白みないしね。これは、いい試みだと思う。



ただ、よくよく考えると、丁寧に、論理がくみ上げられていて、しかも、弁証法的な展開がなされている文献なので、ボケと突っ込みを入れるには最適なのかもしれない。



近代経済学をボケと突っ込みでえがく、よりもはるかに面白くなるのではないかと、楽しみにしています。
初めまして (ゆき)
2006-04-19 10:05:58
ひろむりんさんのところから釣られてやってきたクチのゆきです。



資本論とは関係ないのですが、マルクスさんは2ちゃんねらーとお見受けしましたが、在中板とかよく見にいく板はどちらなんでしょうか?



昨日、気になってあんまり眠れませんでした…。
気にしないで寝たほうがイイ (マルクス)
2006-04-19 11:18:06
>マルクスさんは2ちゃんねらーとお見受けしました



 ちょwwwおまwww

 あんな、嫌韓厨や、キモ・オタ・ニートどもがたむろする板に、こ の 私 が 出入りしてるはず無いジャマイカ・・・と言ってみるテストwwww







 ゴメ、、、嘘、、冗談、

 恥ずかしいので常中板は内緒にさせて、、、_| ̄|○

 って言うか「100年ロムってろ!」って言われてから、半年以上ロムってる。
いらっしゃいませ~ (コバコバ)
2006-04-19 14:37:14
>とがさん

 正確な解説と笑いのバランスがけっこう難しい。

 長い連載になりそうだけど、付き合ってやって下さい。



>ゆきさん

 はじめまして!どんどん釣られてやって下さいwww



>マルクスさん

 ちょwww、あんた、、軽すぎ!
Unknown (かわうそ)
2006-07-07 02:22:33
まず、設定条件の剰余価値率ですが、

■が労働力の価値分、□が剰余価値分とした場合、

■■■■□□□□

では、剰余価値率(m/v)は50%ではなくて、100%ですね。



生産力の2倍化で、

■■■■□□□□□□□□

となった場合の剰余価値率は、200%ですので、「150%増」ではなく、「100%増」です。



それから、社会的な生産を考える場合、生産物を消費手段と生産手段に、生産部門を「消費手段を生産する部門」と、「生産手段を生産する部門」とに大別して考える必要があります。A~Hの8社のうち、A~DとHは前者の生産部門、EFGは後者の生産部門となるわけですね。(ここでEFGが「生産力強化のための機械等」を生産するとしていますが、機械は生産力を同水準で維持するためにも必要ですから、単に「機械等」でよいのではないかと思います)



生産された剰余価値の一部が消費されず蓄積され、生産力の向上に使われるためには、蓄積された剰余価値を、追加的な生産手段と労働力の購入にあてられるよう、2つの生産部門に配分される必要があります。



そのうえで、最初の例を見てみると、生産された消費手段は四角形で40個あり、このうち労働者向け商品(消費手段という理解でよいのでしょうか?)が32個、資本家向け消費手段が8個生産されています。



また、生産手段は四角形で24個生産されています。



これらは、それぞれの生産部門の8社の資本家と労働者に、どのようにして配分されるのでしょうか?



まず、労働者向け消費手段生産部門(A~D)で生産された消費手段32個のうち、同じA~Dの労働者に配分される分は16個、Hの労働者に配分される分は4個あります。また、資本家向け消費手段生産部門(H)で生産された消費手段8個のうち、Hの資本家が自家消費するのは1個、A~Dの資本家に配分されるのは4個あります。



すると、生産手段生産部門(EFG)に“輸出”配分される消費手段は、労働者向け12個、資本家向け3個ということになります。



次に、EFGで生産された生産手段の総量は24個ありますが、これらがA~Hに均等に配分されるとすると、EFG部門内で配分される分は9個、消費手段生産部門(A~DとH)に“輸出”配分される分は15個となります。



そうすると、生産手段生産部門と消費手段生産部門との間ではそれぞれ15個ずつの商品が“等価交換”されることになります。



すると、「生産力の向上」のために蓄積が行われるはずなのに、単純再生産しか行われていないように思うのですが、この点はどうなっているのでしょうか? ご教示いただければ幸いです。



なお、「その2」にも関連しますが、生産物の価値には、生産過程で消費された生産手段の価値を補填する分が必ず含まれるはずですが、例では示されていませんね。この分はどうやって補填されるのでしょうか。私見では、「生産力の向上」が行われるはずがそうならないのは、ここの部分を見落としているからではないかと思います。その点についてもご見解をお聞かせいただければ幸いです。
かわうそさん (コバコバ)
2006-07-07 17:39:41
 150%というのは「生産力」のことなので、間違いではないです。

 って言うか、剰余価値率なんて言葉はこのエントリーには出てきませんwww





>そうすると、生産手段生産部門と消費手段生産部門との間ではそれぞれ15個ずつの商品が“等価交換”されることになります。

>すると、「生産力の向上」のために蓄積が行われるはずなのに、単純再生産しか行われていないように思うのですが、この点はどうなっているのでしょうか?

>ご教示いただければ幸いです。



 かわうそさんの想定だと、生産手段製造部門で生み出された価値がマルマルそのまま、生産手段の減耗分の補填にあてられたことになってしまいますよね?僕の書き方も補填分と蓄積(というか、生産能力向上分)に当てる部分とを区別していないので不正確といえば不正確ですが、そもそも減耗分の補填を想定していない例え話であるということを理解して下さい。

 そのあたりがつまづきの元じゃないでしょうか?



 このエントリーの例えは、解り易さのためにある程度精確さを犠牲にしています。生産能力の向上分と減耗分の補填を区別していなかったり、固定資本と流動資本・不変資本と可変資本の区別を説明していなかったり・・・

 ただ、大事なのは続きの部分で、マルクスさんの述べている「消費のための生産」が「生産のための生産」に置換わり「過剰による貧困」という不可思議な現象がおきるという部分だと思ってます。



追伸:できたらその7以降への感想が欲しいところ。1~6は本題に入るための「前フリ」ですから(^^;
マルクス「価値論」の誤り (安達謙冶郎)
2006-11-07 10:22:19
幾つかの質問をします。

3、「交換価値」は「社会的必要労働時間」に規定される。(本文より)

質問【5】「交換価値」の単位は、何なのか ?
  又、どのような計算式で算出するのか ? 

「剰余価値」と「利潤」とはちがうということを説明しましょう。
 剰余価値は、商品の価値のうち、労働者に支払われた労賃を除いた資本家の取り分のことだと説明しました。(本文より)

資本家が剰余価値を利潤として自分の手に入れるためには、商品を生産する(価値を創造する)だけでは道半ばで、商品を消費者の手元に届ける(価値を実現する)ことが必要です。(本文より)

質問【6】「剰余価値」の計算式を教えて欲しい。

質問【7】「剰余価値」からどのような計算で「利潤」が確定されるのか、算出方法を教えて欲しい。

 最後に、マルクス経済学は、間違いだらけで、経済学をカリスマ化して、今日の混沌とした社会の一因となっているように思う。「労働価値説」を支持する立場から、一日も早い経済学理論の立ち直りに期待したい。
まとめて回答しますよ~♪ (コバコバ)
2006-11-07 22:28:58
質問【5】「交換価値」の単位は、何なのか ?
  又、どのような計算式で算出するのか ? 

 商品1個あたりの
 不変資本の減耗分+可変資本の価格+剰余価値-交換を「実現する」ための諸経費=交換価値

質問【6】「剰余価値」の計算式を教えて欲しい。

 剰余価値=労働の産みだす価値-労働力の価値

質問【7】「剰余価値」からどのような計算で「利潤」が確定されるのか、算出方法を教えて欲しい。

 剰余価値-地代-利子-交換過程の諸経費(流通・広告・営業等々)=利潤


>最後に、マルクス経済学は、間違いだらけで、経済学をカリスマ化して、今日の混沌とした社会の一因となっているように思う。「労働価値説」を支持する立場から、一日も早い経済学理論の立ち直りに期待したい。

 安達さんのHPを読みましたが、ロボットが「剰余価値をうみ出す」だなんて、まったく間違った理解ですよ。
 ロボットも人間による労働の産物であり、ロボットが創り出したように見える価値は、ロボットを造る過程で投入された過去の労働の価値がロボットの減耗分だけ商品に転移しているだけです。
 こんな簡単な事すらわかってないのに、マルクスの間違いを指摘されるとは、失礼ながら苦笑してしまいしました。
立命館大・やすいゆたか氏をご紹介 (安達謙冶郎)
2006-11-08 07:48:30
早速のご返答有難うございます。
 「安達さんのHPを読みましたが、ロボットが「剰余価値をうみ出す」だなんて、まったく間違った理解ですよ。」
 と、お叱りを頂きましたが、ロボットに限らず、「商品」に含まれる、原材料、減価償却資産、資産税等も労働力と見なすと言う考え方は、私ばかりでなく、立命館大の保井温(やすい・ゆたか)先生が、著書・『人間観の転換―マルクス物神性論批判―』ですでに発表されているものです。

従って、「商品の価値」は、
 [人間の労働力]+[機械その他の労働力]

となり、その単位は、単位時間当り労働量だと考えます。
勿論、その「労働量」の確定は不可能です。
しかし、比較は出来ます、それを考えだしたのが私です。
ブログ引っ越し作業中につき、長くはつきあえません。 (コバコバ)
2006-11-08 08:09:11
>機械その他の労働力

 そいつも元を辿れば「人間の労働の固まり」ですから、社会的必要労働時間に還元可能です。

 保井先生の「商品」に含まれる、原材料、減価償却資産、資産税等も労働力と見なすと言う考え方ってのも、全くデタラメです。
 その議論の結論は、それらの所有者が剰余価値を独占する権利を持つという口実を与えるに過ぎません。
 自然資源などの公共物の利用に対して社会的コストを負担すべきという考え方には賛同しますが、別にその自然物が剰余価値をうみ出したなどと無理矢理考える必要性はありません。

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「資本」の登場? (かわうそ実記)
仕事やらナンやらカンやらに追われているうちに、すっかり先延ばしになっていました(